登録日:2010/06/03(木) 16:10:31
更新日:2020/06/10 Wed 17:11:19
所要時間:約 35 分で読めます
ブラック・マジシャン・ガール
星6/闇属性/魔法使い族/ATK2000/DEF1700
(1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。
攻撃名は「黒・魔・導・爆・裂・破」
CV:大浦冬華(初代)、歌原仁美(二代目)、中尾友紀(三代目、GX(記憶編でのマナも担当))、大室佳奈(ZEXAL)
概要
星6つの上級魔法使い族モンスター。
自分・相手問わず、墓地に師匠である「
ブラック・マジシャン」]が存在する場合、その数に応じて攻撃力を上昇させる効果を持つ。
原作では師匠一体につき攻撃力が500上昇していたが、OCG版では「マジシャン・オブ・ブラックカオス」も含むようになった代わりに上昇値が300になってしまった。
属性、種族的に恵まれているものの、星6に対し攻撃力2000は決して高いとは言えない。
また攻撃力上昇条件の2枚も片方はこのカードよりも実用性が高く、もう片方はデッキに入る事すら稀と言う具合である。
一応、マジシャンズ・サークルで特殊召喚可能な攻撃力の最大数値だが、他にも有用な魔法使い族は多いので、このカードの為だけに投入するのはあまり良い選択とは言えない。
かつては「苦渋の選択」でお師匠サマとパワーアップお師匠サマを
一気に墓地に送り強化する戦法も見られたが、現在では苦渋が
禁止カード。
現在ではサポートカードもそれなりに充実し、デッキに投入する意義も増えてきてはいるものの、このカード自体はパワー不足で実用性が低く、入ってせいぜいファンデッキというのが現状である。
しかし、このカードは決闘者の間でも高い人気を誇る。
その理由はズバリイラストである。
金髪ロングに、大人し過ぎるステータスに反して突出の激しいボディライン、更には露出も多い、とおよそTCGのイラストとは思えないものになっている。
この娘で性に目覚めた青少年は数知れず。
それだけに留まらず、なんとこの娘、原作バトルシティ編で
パンチラした
パンチラした
大事な事なので(ry
ちなみに該当シーンは
闇マリク戦の終盤。
この作品でもこの手の描写はあったものの、比較的連載初期に集中しており、このカードが登場する頃にはそう言った描写は鳴りを潜めていた。
しかも肝心のデュエルの方は、シリアスムードで使用者の
闇遊戯も
真面目に思考を巡らせている(前のターンで召喚されたボーガニアンへの対処を考えていた)真っ最中である。
ただし
ジャンプ掲載時は白色だったが、単行本だとパンツなのかどうかよく分からない黒色である。
ジャンプェ…
しかし、キャラクターズガイド「真理の福音」のブラマジガール特集では3コマしか引っ張ってきてないにも関わらずそのパンチラのコマが含まれている。白パンバージョンで。
わかってるじゃないか編集。
イラスト
OCG版は師匠と同じくイラストの種類が多いことでも有名。
現在イラスト違いが6種類存在し、効果モンスターの中では一番多い。
一部を除けばそんなに高価ではないので、気に入ったイラストのカードでデュエルしたり、コレクションとして眺めよう。
大きなバストアップのイラスト。
アニメでもこのイラストが使われており、誰もが真っ先に思い浮かぶのはおそらくこれだろう。
初出は大会配布のプロモーションカードであり、非常に高額。
シークレットレアとレアの二つがあり、どちらもなかなかお目にかかれないレアカードとなっている。
プレミアムパック4で再録されて以降は同じ絵柄のカードが何回か再販されているので、特に拘りが無ければデュエルにはそれを使うと良い。
なお、パスワードが表記されている部分にReplicaと書かれている。
世界大会入場者特典では女性モンスター初のホログラフィックレアに選ばれるなど流石
元祖アイドルである。
杖を上に掲げポーズをとっているイラスト。
斜めの立ち姿と、回転するように飛ぶ沢山のハートが目印。
記念すべき初のストラクチャーデッキに収録されたバージョン。
原作の人形戦で召喚された際のポーズと同じイラスト。
左手で帽子を押さえ、足を畳んで浮かんでいる。
背景にハートはないが、魔導陣がくっきりと描かれている。
かつては全サのみの収録でやや高価だったが、このバージョンのものも何度か再録されたため、手に取りやすくなった。
帽子を押さえながら杖にまたがって飛んでいるイラスト。
ポーズ自体は上のLE版と似ている。
原作者の高橋和希による描き下ろし。
立体感のある塗り、落ち付いた色合い、黄色の背景が特徴。
右手の人差し指を前に指している立ち絵のイラスト。
実はマジシャン・ガールズの描かれた一枚絵から切り出されたもの。
背景の大きなハートとむちむちの太腿が印象的。
イラスト自体はバストアップのイラストと同じだが、前売り券特典版と同様に胸の六芒星のマークが五芒星になっている。
人気カードなため上記の様に再録回数もかなり多いが、意外にもノーマルパラレル仕様は限定版
ストラクチャーデッキを販売店舗ごとで特典カードを変えるという鬼畜仕様で1回限りとなったイトーヨーカドー販売特典の物しか存在しないため稀少だったりする。
余談
海外版のイラストは修正だらけである
- 名前規制でブラックがDarkに
- 宗教規制で胸の六芒星のマークが無くなる
- 巨乳規制で胸が小さくなっており、LE版のイラストは服の面積も多くなっている
…………。
また、かなり昔の話だが、遡ること2004年、OCGの世界大会でサイドデッキに
ブラマジガールをピン刺しして準優勝した猛者が居た。
関連カード
+ | モンスターカード |
言わずと知れたガールのお師匠サマ。
彼女が入るならこの人も必然的に入る。
……言いたいところだが、は★6の効果モンスターなので、バニラサポートを共有したり、
エクシーズ召喚に繋げるなどのコンボが狙いづらいなど、意外とセットで使うのは難しかった。
しかし、「マジシャンズ・ナビゲート」の登場で、師匠とまとめてガールを呼び出すことが可能に。「ロッド」でサーチできるので両者の併用は格段に容易になった。
ブラマジデッキにガールを投入すれば、師匠と弟子の共演を見られる機会も多いだろう。
他には「マジマジ☆マジシャンギャル」経由の「幻想の黒魔導師」で師匠を呼び出すなどのコンボが存在。
師匠と弟子で放つ「黒・爆・裂・破・魔・導」も夢のコンボの1つである。
愛があるなら狙ってみよう。
また、彼女を使う際「師匠の居場所は墓地!」などとは言ってはならない。絶対に……
詳細はを参照。
儀式モンスター。師匠が光と闇の洗礼を受けて進化した姿。
本家ブラマジとともにブラマジガールの攻撃力アップに貢献できるが、儀式モンスターなので併用するのは至難の業。
一応「トレード・イン」に対応しているので、墓地コストと割り切って投入するのもファンデッキならアリか。
非常に容姿の似たカードだが、関連性は不明。
属性が闇から光になり、他の魔法使い族への攻撃を封じる効果を持つ。
本家同様可愛らしく、実用性も多少ある為人気やレートが高い。
また前述した鬼畜ストラクチャー特典の1枚に選ばれておりこちらはジャスコ(現在のイオン)版の特典カードであった。
エクシーズモンスターになったブラマジガール。
その強烈かつナウいネーミングセンス、大幅に画風が変化して厚塗りになったイラスト、および証明写真のようなバストアップの構図は良くも悪くもネタになりやすい。
素材の縛りがレベル6魔法使い×2と重く、効果を起動するにも手札コストがかかるので、運用には一苦労。
ブラマジガールを素材に使ったり、マジシャンギャルから「幻想の黒魔導師」に重ねて師匠を呼び出すなど、いくつかのコンボが可能。
弱すぎる事はないのだが、やはりファンデッキ向けだろう。
詳細はを参照。
まさかの化デース。
トゥーンだからダイレクトアタックが可能デース。
ゲームソフトの付録で長らく絶版だったのデスが、
この度、リメイクしたにて再録されマシタ。
また、トゥーンでは唯一特殊召喚したターン中に攻撃できるという稀有な存在デース。
トゥーンデッキを組む際はぜひ使ってくだサーイ。
ちなみにソフトには流通数が少ない通常版が存在シマース。
そちらにはウルトラレア版が収録されていてこちらは大変貴重なカードデース。
竜に跨り、剣を振り回すBMG。
放送当時はド―マ編の多くのカードと共に未OCGだったが、アニメ15周年記念として発売されるにて遂にカード化された。
BMG+を素材とし、「ティマイオスの眼」でも融合可能。
にブラマジガールのカード名をコピーさせれば簡単に出せる。
「サンダー・ブレイク」を内蔵しており、で手札一枚と引き換えにフィールド上の表側表示のカードをフリーチェーンで破壊できる。
手札の消費は荒いものの、なかなか便利な効果である。
にはコレクターズレアがない代わりにシークレット仕様が存在し、アジア版でもトップクラスの高値で取引されている。
に続きマナもカード化。
褐色属性を引っ提げてVジャンプ11月号で登場。
効果は自身の特殊召喚、特殊召喚成功時のブラマジサーチ、そして魔法使い族・闇属性モンスターの強化。
手札ゼロの時に引くというシチュエーションでない限り決して腐らず、そのままブラマジをサーチでき、しかも打点まで大幅に強化する。
例え師匠を呼べなかったとしても杖が居ればそのまま3000超えの打点で殴れるうえ、杖の効果でサーチした魔法・罠ですぐに師匠を呼び出せる。
なお、このカードの登場によりブラマジデッキが眠っているをが無理やり引きずり出すデッキとなった。
完全に立場が逆転したように見えるのは気のせいだろうか。
難点は
ブラマジガールとして扱わないので「黒・爆・裂・破・魔・導」等を使えない点
まあこれはガールとして扱ったら本家が完全にほぼ下位互換となるから仕方ないところではあるか…
星6なのでそのままでは師匠やブラックイリュージョンとエクシーズ出来ない点
ディアボ等扱いやすい星6はあるが師匠デッキではやはり事故の元、ブラマジ専用のレベルを合わせられるカードは出ないものか…
(1)が師匠デッキでは相手ターンに展開する効果を活かして採用していた強謙や命削りと噛み合わない点辺りといった所か。
|
+ | 魔法・罠カード |
ついに登場したBMGのカード。
師匠が「」なら弟子は「ライトニング・ボルテックス」である。
「ブラック・マジシャン・ガール」モンスターがいることが発動条件なので竜騎士でもトゥーンでも撃てる。
ガラ空きになったところにダイレクトアタックを決めてやろう。
元々直接攻撃できるトゥーンで撃つ意義は薄いけど。
余談になるが、このカードの登場により「ブラック・マジシャン・ガール」がカテゴリ化した。
師弟二人による夢の必殺技。
フィールドに「ブラック・マジシャン」と「ブラック・マジシャン・ガール」が存在するときに発動できる速攻魔法。
相手フィールドのカードを全破壊と効果は強力なのだが、発動条件が厳しく最上級モンスターと上級モンスターを並べなければならない。
また、元々のカード名でなければならないので、プリズマーなどでコピーするという抜け道も使えず、速攻魔法なのでダイヤモンドガイの効果で発動させることもできない。
使うなら「マジシャンズ・ナビゲート」で師匠とセットで連れてきた直後を狙おう。
速攻魔法なので即発動できるため、油断した相手の度肝を抜いてやることができる。
「超融合 時空を超えた絆」で闇遊戯が使用したカード。
師匠1体の攻撃力にガールの攻撃力を加算することができる。
ブラック・マジシャンは打点があまり高くないため、一気に2000以上の攻撃力アップが見込めるこのカードの存在はありがたい。
OCG化において参照する弟子の場所および数が、フィールドと墓地にいる全てのBMGの攻撃力の合計分となり使いやすくなった。
元々のカード名でなくてもよいため、プリズマーで弟子を落として名前をコピーすれば、一気に師匠の攻撃力を3700アップすることもできる。
師匠とガールに反応して威力が上がるサポートカード。
単純に打点を強化する他、相手の効果から守ることが出来る。
ガールは打点が低いので、このような効果は有り難いだろう。
速攻魔法なのでフリーチェーンで撃てるのもポイント。
愛弟子がお師匠サマを呼び出す魔法カード。
彼女を実戦で使う場合、長らくこれ目当てで採用されることが多かった。
師匠と弟子がそろい踏みする姿はファンなら1度は拝みたいだろう。
ここから「黒・爆・裂・破・魔・導」を使うのもいい。
例によってプリズマーとの相性が良く、カード名をコピーすればすぐに発動できる。
アニメでは乃亜編で杏子が使用し、戦で初登場。
「時空を超えた絆」ではこれの逆なる「師弟の絆」も登場。
師匠と弟子のみに許された専用の装備魔法。
装備カードとしては攻撃力を700ポイント上げる効果で、低めな打点を補える。
ライフの回復は、フィールドから墓地へ送れさえすれば装備する必要はない。
使うならブラフで仕掛ける等の工夫を考えると良いだろう。
だが、少々のライフを回復させてどうこうなるものでもなく、
相手の攻撃時にも使えないので必ずしも入るカードではない。
使うならもっぱらファンデッキか。
ちなみにBMGがフィギュア化される際、付属品としてこのカードもフィギュア化されることが多いというおいしいポジションを貰っている。
師匠と弟子をセットで連れてくるカード。
手札から師匠を呼び出し、さらにデッキからレベル7以下の闇の魔法使いを出せる。
2体目の師匠でもいいが、レベル6のガールを持ってくることも可能。
2体揃えたところで「黒・爆・裂・破・魔・導」をぶっ放すことができる。
このカードの登場で、師匠と弟子の共演が非常に行いやすくなった。
ファンにとってはまさに救世主となる一枚である。
さらに、墓地から除外することで相手の魔法・罠1枚の効果を無効に出来る。
墓地に送られたターンには発動できないが、本命の師匠や弟子を守るのに役立ってくれる。
師匠と弟子の専用サポートではないが、相手モンスターの除去と自分のモンスターの特殊召喚を一度に行える珍しいカード。
「墓地へ送る」であるため破壊耐性を持つモンスターでも除去でき、と違って攻撃力1500未満にも対処できる。
師匠のブラック・マジシャンや下級も特殊召喚できるため、魔法使い族デッキを組む際に1枚あると心強い。
テキストの都合上、自分の魔法使い族モンスターを先に除去されると発動できなくなる点に注意。
なお、原作では特殊召喚できる範囲は墓地からのみであり、召喚対象もブラック・マジシャンのみに限定されていた。
|
+ | その他、相性がいいカード |
ま た お ま え か
カード名を参照するカードといえばやはりコイツ。
ブラマジデッキのみならずガールを使う場合でも何かとお世話になる1枚。
エクストラデッキの融合ガールを見せることで、デッキから弟子を墓地に落とし、弟子のカード名を得る。
見た目がモロ宝石の彼が「ブラック・マジシャン・ガール」を名乗るのは複雑な心境だが、
実際リリース無しで弟子をフィールドに呼べるのはやはり便利である。
「黒・魔・導・爆・裂・破」で相手モンスターを一掃したり、「ティマイオスの眼」で竜騎士を連れてこよう。
デッキによっては師匠に化けて「黒・魔・導」を撃つなど、柔軟性もある。
プリズマー自身は「増援」と「E-エマージェンシーコール」でサーチできるので安定しやすい。
かつて一世を風靡したカオスモンスターの1体。通称は「皿」。
一見「開闢の使者」の下位互換に見えるが、こっちは闇属性・魔法使い族なので差別化が可能。
墓地に送られた師匠や弟子を使って特殊召喚が可能。攻撃と引き換えに除外による除去が撃てる。
他にも「闇の誘惑」や「黒魔族復活の棺」などに対応する。
レベル6であることもメリットであり、ガールと一緒にのエクシーズ素材となる。
コイツを使ってギャルを出すのも少なからず抵抗があるだろうが、実際相性はいいので黙って使うようにしよう。
弟子のリリースを軽減する方法その1。
自分魔法使いがいる時にモンスター1体をリリースすることで、手札から別の魔法使いを特殊召喚できる。
モンスターの除去もできるため、状況を見て使えばなかなか強力。
モンスター1体の負担は馬鹿にならないので、サクリファイス・エスケープなどに繋げたい。
下級と組み合わせるなど、ディスアドバンテージを減らす工夫をするべきだろう。
余談だが、エラッタ前の「混沌の黒魔術師」はこの魔法の効果で出して除去効果を発動すると、
タイミングを逃して魔法の回収効果が使えなくなっていた。テキストが変わった今はそんな心配は無い。
弟子のリリースを軽減する方法その2。
お互いの魔法使いの攻撃時、デッキから攻撃力2000以下の魔法使いを連れてくる。
弟子の攻撃力はちょうど2000なのでリクルート可能。
そのまま追撃したり、エクシーズ召喚に繋げるなどしたい。
ただ、相手も魔法使いを出せるので、デッキによっては発動を控えるべき。
|
+ | マジシャン・ガールズ |
にて新たに登場したブラマジガールの派生体。
…とは言ってもデザインは全くの別物なので、単なる魔女っ子仲間という認識でいいと思われる。
ちなみにブラマジガールの派生だと言うことを示す為か、彼女達の名前の頭文字をレベル順に並べると「BLACK」になる。命名者はデュエル構成でお馴染みの彦久保雅博氏。
登場当時はそれぞれムービーパック、の付録、劇場版来場特典とバラバラな方法で登場したため、チョコとレモンがその関係から入手しづらくなっていたが、現在は「20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION」に揃って再録されたため、入手しやすくなった。
共通効果として下級は攻撃対象になったとき魔法使い族を呼び出して攻撃を移し替え、攻撃モンスターの攻撃力を半分にする。
以下性能と解説、共通効果も微妙な差異があるため各個チェックされたし。
ペド枠
おしゃぶりを咥えておりガールというよりベイビーである。
召喚時サーチはシンプルに便利、類似系と違って同名もサーチ出来る。
元気っ子枠
万能サーチは便利だがマジシャンガールは能動的に場に出せる奴がいないため一工夫必要。
アップルとともに映画に出られたお方。
そのためか、来場者特典の1つに選ばれている。
タイト枠
どこから破壊されても、自分で破壊しても、1体だけ2体だけでも回収可能。下記のチョコ等を活用し墓地にガールズを貯めておきたい。
なお、最初の効果は2番目の効果と微妙に噛み合っておらず、あくまで牽制程度。
下乳枠
手札交換は単純に強力、ランク4にも繋げられるためEm等との混合も期待できる。
2つ目の効果はアップル・マジシャン・ガールの墓地版だが、蘇生できる範囲が同名以外と幅広い。
最初の手札交換効果ときれいに噛み合っているのも大きなポイントだろう。
なお、なぜかマジシャン・ガールズの中で唯一果物の名前がつかない。
姐さん枠
打点上昇は有難いがガールズの素の打点の低さゆえ決定打とはならないか。
全体耐性付与は効果こそ強いが、やはり心許ない打点と上級故の場に出す手段の確保がネック。
|
原作・アニメでの活躍
初登場は「バトルシティ編」の対
パンドラ戦。
ブラック・マジシャンを失ったATMの切り札として鮮烈デビュー。
その効果により見事王様を勝利に導いた。
だが、
ブラック・マジシャン使いのパンドラはこのカードの存在を知らなかった。
『ブ…ブラック・マジシャン・ガ、ガ、ガールゥゥゥ! し…知らね~!!』
(……とは、当時の読者の気持ちをまさに代弁したセリフだっただろう。)
実はブラック・マジシャンを使い始めたのはグールズに入ったばかりで、元々はそんなに詳しくなかったのだろうか……?
原作において攻撃力アップの効果を使用したのは初登場の場面くらい。
以降はブラック・マジシャンよりも召喚しやすく、なおかつ
マジカルシルクハットなどの魔術師(魔法使い族)のサポートカードを共有できる、
ブラック・マジシャンの低コスト版&連係要員としての活躍が主になっていた。
ちなみに
BIG5のエロペンギンこと大滝曰く、
「BMGがブラック・マジシャンと共に戦うのはデュエルモンスターズの常識」らしい。
エロペンギンの方はアニメオリジナルの展開だが、いまいち整合性が取れていない感がある。
そもあれ、その人気は伊達ではない。
登場から間も無くして3期OP(WILD DRIVE)に師匠そっちのけで出たり、アニメオリジナルストーリーでも度々活躍。
乃亜編では成り行きでデュエルする事になった
杏子がデッキマスターとして使用している。
「
ドーマ編」ではカードの精霊として登場し、ダーツ戦において師匠を差し置いて魂のカード扱いを受け、ヒロインのような扱いであった。
その後の古代編でも、元となったマナとして登場した際、幼なじみ属性が追加されたり、続編である遊戯王GXにて
「世界でただ一枚、伝説のデュエリストキング、
武藤遊戯のデッキにのみ入っている」
と言う事が判明。
もはや
海馬で言う
青眼の白龍の様な破格の扱いに達していた。石版(マハード)ェ……
まぁ、単純に遊戯しか実践レベルで使えないから誰も使ってないという意味だろうけど。
他にも
GXで彼女の精霊が登場。
その時はマジシャンズ・ヴァルキュリア×2にブラマジガールという非常に華やか(凶悪なロック)なデュエルを十代とした。
因みに購買部のトメさんがコスプレしたり、翔が精霊の登場に興奮を覚えたりした。あちらでも大人気な様である。
性格は前作ドーマ編に出てきたブラマジガールよりは、記憶編のマナに近いおちゃめな性格だった。
劇場版光のピラミッドでも登場。
が、明らかにスタッフが出したかっただけだろと言われる。スタッフよくやった!
ペガサスが使う「トゥーン・ブラマジガール」本家「ブラマジガール」「マジシャンズ・ヴァルキリア」が登場する。
更に師匠と彼女を足したような「黒の魔法神官(マジック・ハイエロファント・オブ・ブラック)」も登場。
高レベルな変態ではない。
マジシャン・ガールズってOCG的にはどうなの?
(1)展開&弱体化効果
ガールズは攻撃された時に展開と弱体化を狙えるがはっきり言ってこの効果、
期待できない
。
この効果は表側表示の時に攻撃対象にされなければ効果が発動しないので奇襲性がなく
遊戯王OCGでは通常はターンプレイヤーの意思で攻撃するしない、バトルフェイズ突入するしないを選べる。
そのため伏せカード以上に見えてる罠に特攻して展開と弱体化の手助けをしてくれるバカはまずいないだろう
また、ガールズ内にそういうのを強要出来るカードが存在しないためそれらを組み込むと確実に事故を起こす。
更にOCGにはお手軽に出せる
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニングが存在し奴に効果を封じられぶった切られたらライフ半分以上失うのは必至、
高橋先生はこの効果でカオスMAXを弱体化させた遊戯を鬼と称したが豊富なカードプールを誇るOCG界ではそう上手くはいかないのだ。
そもそもメインフェイズ時に除去られたら展開もクソも無い、キウイを立たせれば除去に多少は強くなるが相手が攻撃してこなければ(ry
よしんば展開出来ても相手ターンじゃ遅い・純ガールズじゃ大型エース居ない・打点低すぎでビートダウンに向かない
なので攻撃対象となった時の展開&弱体化効果はおまけ程度に思っていたほうが良い。
(2)カードの少なさ
単純明快に映画で増えたのは上述のモンスター5種類のみで
魔法罠無し
、混ぜ物じゃなきゃまともに機能しない。
(3)ブラック・マジシャンとのシナジーのなさ
ブラマジ関連カードはガールズを指定しておらずガールズも大半はブラマジが対象外であり無計画に混ぜたら事故ってしまう
また属性もバラバラなため、闇属性モンスターのサポートカードの効果を弟子以外のマジシャン・ガールズは受けることができない
今後コナミがご丁寧に「ブラック・マジシャン」または「マジシャン・ガール」モンスターなどと書かれたサポートを大量に輩出したり
ガールズ+師匠の融合体でもない限り一部を出張はともかく共存は難しいだろう
そもそも映画公開も終わるにつれムビパも絶版になっていくと思われる中コナミにガールズサポートを新たに刷る旨みがあるのかを思うと…
(4)元祖ガールの居場所
ブラマジにはダークイリュージョンで扱い易い新規が大量に増え分けたのでブラマジとガールズで分けよう、となったが
今度は素のブラマジガールがどちらのデッキでも活躍させにくい事故要因となり
どちらのデッキにも入らなくなった
。
一応師匠デッキならナビゲートなどを駆使して相手ターンにバーニングマジックが狙えるが除去が充実してる師匠デッキにさほど安定せずエクシーズも出来ない事故要因の弟子入れたい?と聞かれると…うん。
確かに強化はされたが青眼と違い方向性がずれてて何か噛み合わないブラマジとガールズは今後に期待したい所である。
+ | 師匠は言っている。「彼女はこのままでは終わらない……」と |
「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」からおよそ三年、
「20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION」でガールに関わる2枚のカードが新たに追加された。
師匠に引き続き、精霊じゃない方のマナがカード化。
カズキング描き下ろしのイラストには《アンクリボー》もセットで描かれている。
手札・墓地からの展開効果と最上級魔法使い族への破壊耐性付与により、
実質お師匠を対象とする破壊効果の防御札として機能する。
更に、自身が破壊されると除外されていない限りどこからでもガールが駆けつけてくる。
これによって《永遠の魂》が除去されても、師匠を守りつつガールを呼び出せるという芸当が可能に。
欠点はマハード師匠同様に、光属性なので属性サポートが共有しにくいなところ。
劇場版で登場した賢者の石の逆バージョンのカード……なのだが、
まず、上記のマナ同様にどこからでもガールを呼び出せるようになった。
元々、師匠の方が展開手段が豊富なので非常にありがたい強化。
更に、追加でデッキから師弟の必殺技カードをセットする事もできる。
伏せを除去して安全に攻撃を通せる《黒・魔・導》、モンスターを除去して切り返しを狙える《黒・魔・導・爆・裂・破》、最低でも攻撃力2000UPは保証される《黒・魔・導・連・弾》、
速攻魔法なので伏せたターンには使えないがフリーチェーンの全破壊として相手ターンに備えられる《黒・爆・裂・破・魔・導》。
それぞれ一長一短なのでどのカードを何枚採用するかはプレイヤーのセンス次第。
このカードによって、ガール1枚+必殺技数枚の採用でもデッキバランスを大きく崩さずに師弟デッキが組めるようになった。
難点としては、カードの効果的にオーバーキル気味になりやすい所と(以前よりは遥かにマシだが)コンボカード故の手札事故が起こり得る事。
|
ゲームにおいて
PSPソフト「タッグフォース」シリーズでは、GX時代の1~3ではデュエリストとして登場。普通に喋ってタッグ組んで朝起こしに来てくれる。
GBAソフト「インターナショナル2」では、本人は登場しないが「ブラマジガールのおフネ」という名有りのモブが存在。実際にデッキに入れて使用してくる。
DSソフト「ワールドチャンピオンシップ」シリーズでは、チュートリアル相手として初心者に手取り足取りデュエルを教えてくれる。
「ワールドチャンピオンシップ2008」では、
2/14にダウンロードカードとして配信されたりもした。
オンラインゲーム「Yu-Gi-Oh! Duel Arena」ではチュートリアルの他、ナビゲートなどもしてくれる。
なおその絵はデフォルメされていて、結構
かわいい。
PS2ソフト『継承されし記憶』では師匠をスロットで揃える事でのみ入手可能。
師匠を使う相手が後半にしかいない為、必然的に彼女も入手が遅くなる。因みに彼女のグラを見ると乳がたぷんたぷん揺れてる。必見である
GBAソフト「遊戯王 ダンジョン・ダイス・モンスターズ」ではショップで購入出来ない唯一のダイス。
しかも攻撃シーンではさりげなくカットイン付き。
入手するには彼女をダイスプールに入れているキャラクターからドロップしなければならないが、入れているのは
ラスボスの闇遊戯のみ。本家カードどころかこちらでも彼専用のモンスターであった。
ドロップ率は低いが、手に入れるとオープニングが微妙に変わる。
「彼女はレアだぜ。難易度は高いぞ」
ちなみに、このゲームの初回版にはBMGのブロマイドが3枚付属した。結構上等な造り。
更に言うと、それぞれにOCGで言うスーパーレア、シークレットレア、アルティメットレアの3種類の光り方があり、全9種類のブロマイドが存在する事になる。
スーパーレアバージョンは通常版、残り2種は初回版にどちらかのバージョンがランダムに含まれている。
DUEL TERMINAL-エクシーズ始動-にてまさかの再録となった。何気にDT初のReplicaである。
最強カードバトルと
デュエルリンクスでは本来の使い手である遊戯ではなく杏子のエースカード扱いされている。
一応アニメ本編でも「BMGの舞台を見て憧れた」と語っておりデュエルでも上述のように使用しており矛盾はないのだが……………王様涙目。
一応王様が使っても専用演出はあるのでご安心を。
立体化
2011年にコトブキヤから1/7スケールフィギュアが発売したのを皮切りに様々な会社からフィギュアが発売されるようになった。
現在ではプライスフィギュアやデフォルメフィギュアなどを合わせると7体存在する。
フィギュアごとにポージングだけでなくパンツとレオタードの違い、カラーリングの違い(アニメ版カラーと劇場版カラー)などがあるので
購入する際の指標にするといいだろう。
ブラック・マジシャン・ガール「マスター、追記・修正お願いします☆」