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宜蘭県議、釣魚台赴いての領有権主張も辞さず/台湾

2020/06/14 15:18
宜蘭県議、釣魚台赴いての領有権主張も辞さず

宜蘭県議、釣魚台赴いての領有権主張も辞さず

(宜蘭中央社)釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の領有権問題で、列島を管轄する北東部・宜蘭県の蔡文益県議(野党・国民党)は13日、同列島に赴き、主権を主張することも辞さない考えを示した。来月7日に予定しており、蔡英文総統や林姿妙宜蘭県長、漁業関係者も招待するとしている。

沖縄県石垣市は9日、同列島の字名に「尖閣」を付け加える議案を市議会に提出。これに林県長や県議らは反発している。22日に石垣市議会で採決される見通しで、蔡県議は可決されたら来月7日に同列島で領有権の主張運動を行うとした。だが、石垣市が採決を行わなかったり、議案が可決されなかったりした場合には運動も取り止めるという。

これについて宜蘭県政府は、「争議の棚上げ、資源の共同開発」という政府の考えにのっとった一貫した立場をとっているとし、漁業関係者の権益に引き続き関心を払っていくとした。

(沈如峰/編集:楊千慧)


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