大人気のバトルアクションシリーズ『HiGH&LOW』と、伝説的不良コミック『クローズ』『WORST』(秋田書店/原作・髙橋ヒロシ)が奇跡のコラボ。夢のクロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』が完成した。そして、その中核を担う鬼邪高の新メンバー・楓士雄&親友の司をTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬と吉野北人が熱演。新たな魅力を全力で出し切ったふたりに「お互いの男っぽい部分」「人生の大勝負」など、男クサ〜い質問をぶつけちゃいました!
文/若松正子
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憧れの作品に出演で歓喜!!演じていて気持ちが高ぶったシーンとは?
――今作はあの『クローズ』『WORST』とのコラボレーションということで、出演が決まった時の率直な感想を!
川村 『HiGH&LOW』は、プロジェクト発足以前からずっと関わりたいってHIROさんやスタッフさんに言い続けてきましたし、『クローズ』『WORST』は元々原作の大ファンで。そのふたつの夢のコラボってことは夢と夢の作品ってことじゃないですか。なので、嬉しいどころの騒ぎじゃない。嬉しすぎて爆発しそうでした(笑)。
吉野 壱馬の言う通り男なら誰でも憧れる作品だと思うけど、僕はそこに自分が出るってことが不思議で。嬉しい気持ちと熱い気持ちと、いろんな想いが混ざって胸がいっぱいでしたね。
――そんなふたりも含めて今作は役者それぞれの想い入れが強い作品。コラボレーションすることでさらに作品全体が引き締まった印象があるのですが、そこに参戦して実際に「まさにハイロー!」とか「これがやりたかった!」とか、気持ちがたぎったシーンはありましたか?
川村 やりたかったシーンは全部なのですが、特に“来たー!!”って思ったのは楓士雄が仲間を引き連れて鬼邪高と鳳仙学園が対峙する河原のシーン。『クローズ』は小学生の頃から原作はもちろん映画も観ていて。その頃から僕は「将来、絶対に『クローズ』に出るから」って根拠なく言っていたんです(笑)。それがリアルに叶ったのを実感したのが河原の場面で、鳳仙学園のスキンヘッド軍団と向き合った時は“この感じだ!”ってビシビシ感じていました。
吉野 あそこはやっぱり一番、盛り上がるところですからね、僕も興奮しました。あと、河原に向かう前のシーンも好き。戦いに行くときってだいたい最初はリーダーがひとりで行こうとするけど、途中から徐々に仲間が加わって最終的にみんなで向かって行くって流れになるじゃないですか。その仲間のひとりになれたことが嬉しかったです。
吉野北人はザ・九州男児!?お互いが語る男らしい一面!!
――わかります。高まっていく瞬間でゾクゾクする。全員が男クサくカッコ良く見える見せ場ですけど、ふたりがそれぞれ相手(川村さんは吉野さん、吉野さんは川村さん)に対して“男っぽさ”を感じるのはどんなときですか?
川村 この映画の前哨戦となるドラマの中で、ふたりでケンカするシーンを撮ったときは改めて北人を“男っぽい”と思いました。
――楓士雄と司が初めてぶつかり合う場面ですね。
川村 はい。あそこは予定にない動きもあったのですが、実はケンカのシーンのアドリブってすごく危険なんです。避けられなかったり受けられなかったりすると、それが即、ケガに繋がるので。でもふたりともそれに構わず動きまくり、なおかつ息ぴったりにできたのはお互いが同じレベルと温度感でやれたからだと思うんですよ。だからこそケガなくあのシーンを生み出せたわけで、全力でぶつかってくれた北人のパッションというか、熱さに“男だな”って思いました。でも彼は元々男っぽい。九州男児ですからね。
吉野 はい。こう見えて九州男児です(笑)。壱馬も基本、普段から男っぽいですよ。芯があって何事もストレートで、やることはとことんやるし逆に自分に合っていないことはとことんやらない、いい意味で極端なんです(笑)。そうやって自分を理解して、突き進んでいるところは本当に男らしいなと。
川村 ありがとうございます。僕も、まさしくそうだと思います(笑)。
――やっぱり、お互いのことをわかっているし、ちゃんと見ているんですね。
川村 そうだと思います。だから一緒にいてもあまり喋らなくていい。言葉にしなくても相手の状態をキャッチできるんですよね。
――劇中ではそんな男の中の男たちがここ一番の勝負=鬼邪高VS鳳仙学園のケンカに挑みますが、ふたりがこれまでに経験したもっとも印象的な大勝負は?
川村 忘れもしない2017年の年末に行われたライヴイベント『PKCZ×RIZIN PREMIUM LIVE SHOW』。そこで僕はTHE RAMPAGEとして出る一方で、クランパーとしてもパフォーマンスをしたんですね。でも、何で僕がそこに出ているのかわからない人たちからすごい反感を買ってヤジとかも飛んで、そのときはすごく燃えました。クランプって元々怒りを表現するダンスだから“絶対見とけよ!”って気持ちをぶつけるつもりで踊り切って、あれは自分の中で大勝負でした。
吉野 僕はやっぱりデビューのきっかけになった『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION4』。最初の審査は持ち時間が20秒しかなかったんだけど、そこにすべてを賭けたというか。自分の全人生、自分のすべてを出し切ったのがあの20秒で、今振り返ってもいろいろな想いで歌ったのを思い出す。本当に忘れられない瞬間です。
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