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株主・投資家の皆様へ

アルファクス・フード・システム 代表取締役社長 株主・投資家の皆様へ

株主様を始めとするステークホルダーの皆様におかれましては、平素より格別の御高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。

2020年9月期(第27期。以下「今期」といいます。)第2四半期(2020年1月1日~同年3月31日)決算を開示し、2021年9月期(第28期。以下「来期」といいます。)からの中期経営計画を発表させていただきました。今期第2四半期におきましては、会計処理の問題に伴う対策費用や、新型コロナウィルスの多大なる影響を受け、大変厳しい決算となったことを深くお詫び申し上げます。

2019年9月期(第26期。以下「前期」といいます。)からの経緯といたしましては、前期 第4四半期より、「飲食店経営管理システム(R)」の拡張機能である「自動発注システム」の需要が急伸し、近年最高水準の営業利益となり、今期当社は、この需要に経営資源を集中させ、2020年2月には更なる外食産業の人手不足対策製品として、AI型配膳ロボットをリリースし、昨年より増して、全ての製品・サービスの需要が順調に推移しておりました。しかし、今期の上期(2019年10月1日~2020年3月31日)におきましては、当社の主要販売先である外食市場におきまして、消費税増税、人材不足などにより人件費の高騰が続いている中、同年2月頃より急速に新型コロナウィルスの感染が世界中に広がり、甚大な影響を受けております。

当社は計画通り、今期の上期に受注効果がもっとも高い自社主催による「新製品発表会」を全国で開催し、「自動発注システム」の見込み顧客を順調に獲得し、前期を上回る商談や納品を獲得する予定でありましたが、新型コロナウィルスの感染拡大が直撃し、システム導入時期が延期したことにより、当社業績へも甚大な影響を及ぼしました。

依然として外食産業の人手不足は継続しており、技術特許を取得している当社の主力製品「飲食店経営管理システム(R)」の拡張機能である「自動発注システム」を中心に、セルフレジ(当社製品名「セルフショット」)、配膳AIロボット(当社製品名「サービスショット」)は、引き続き順調に推移するものと見ておりますが、新型コロナウィルス感染による影響は、2020年度9月期は続くことを想定し、この度、業績予想を修正いたしました。

来期からは、新型コロナウィルスの影響を克服し、これまで以上の収益率を達成して、改めまして、株主を始めとするステークホルダーの皆様に報いていきたいと考えております。

この度の業績を含め、大変な御心配をおかけしましたことを深くお詫びするとともに、今後、改善に取り組み、業績に反映してまいる所存でございますので、引き続き株主様を始めとするステークホルダーの皆様におかれましては、御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 田村隆盛

創業者 田村の「座右の銘」