Fate/stay night[UBW] 第24話 無限の剣製(士郎SIDE) | ゆめの ラブラブDream Diary♪

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最強の英霊ギルガメッシュとの決戦

23話のラストで、乖離剣エアの風圧に吹き飛ばされ、満身創痍の士郎


ギル「あのみすぼらしいアーチャーも言っていたな。お前の理想は借り物だと。」


しかし、忘れえぬ10年前の惨事を思い出し、義理の親、衛宮切嗣の想いや、未来の自分自身であるアーチャーの想いを胸に立ち上がります


士郎(借り物でもニセモノでもいい。衛宮士郎はその夢を張り続ける。その先に求め続けたものがないとしても!)


再びギルガメッシュは士郎に対して宝具を放ちますが、そこへアサシンを倒したセイバーセイバーが駆け付け、その攻撃を防ぎます


セイバー「無事ですか、士郎。あとは私が受け持ちます」


普通ならここで代わってもらうのですが


士郎「いや、
セイバー遠坂を助けてやってくれ。ギルガメッシュは俺一人で何とか出来る」



セイバー「士郎(・Д・)!?」
ギルガメッシュ「(・Д・)!?」



普通の人間なら、例え魔術師でも英霊に敵うべくもありませんが


士郎「俺とアイツだけは例外だ。信じろ。俺はきっと、アイツに勝てる!」


士郎はよほど、自信があるようです


ギルガメッシュ「(^ω^#)ピキピキ」


セイバー「・・・ご武運を。は私が必ず」


士郎を信じ、セイバーは聖杯のもとへ向かいます


ギル「( ゚∀゚ )ァハハ八八ノヽノヽノヽノ \ノ \ / \ / \ッ」




馬鹿笑いする英霊


ギル「正気か貴様!セイバーを使わず、自分を捨て石にするだと?たわけめ!自らを犠牲にする行為など、偽りに過ぎぬ。それを未だ悟れぬとは。筋金の入った偽善者よ!」


士郎「贋作・・・偽善者か・・・」


士郎は今まで散々罵られてきた自身への言葉を思い出します


士郎「俺はニセモノだからな・・・。勘違いしていた。俺の剣製っていうのは、剣を作ることじゃないんだ。俺に出来ることはただ一つ、心を形にすることだった!」


-体は剣で出来ている-

-血潮は鉄で、心は硝子-

-幾度の戦場を越えて不敗。ただの一度も敗走はなく、ただの一度も勝利はなし-


-担い手はここに独り。剣の丘で鉄を打つ-

-ならば、我が生涯に意味は要らず-

-この体は、無限の剣で出来ていた-


アーチャーが使っていた最強の盾「ロー・アイアス」を使い、ギルガメッシュの攻撃を防ぎつつ、『UNLIMITED BRADE WORKS』の詠唱に成功する士郎


ギル「(・O・)」


そこに現れたのは、士郎の固有結界


大量の剣剣02が突き刺さる荒野

士郎「そうだ。剣を作るんじゃない。俺は無限に剣を内包した世界を作る。それだけが、衛宮士郎に許された魔術なんだ」


自分の未来像であるアーチャーがそうであったように、今自身もまた同じ場所へ立った士郎


ギル「固有結界か・・・。それで?このみすぼらしい心象で何が出来る?」


構わず、宝具を出現させ、攻撃を再開しようとするギルガメッシュ


士郎はすかさず、ギルガメッシュが出現させた宝具とおなじものを複製し、ぶつけて相殺


ギル「(゜Д゜)!?」


士郎「驚くことじゃない。これらは全てニセモノだ」



荒野に広がるたくさんの剣は、全て士郎が複製した、いわゆるニセモノなのです


士郎「だが、ニセモノが本物に敵わないなんて道理はない。お前が本物だというのなら、尽くを凌駕して、その存在を叩き落そう」


ギル(こ、こいつ・・・)


士郎の言葉に、さすがのギルガメッシュからも余裕の表情が消えます


士郎「行くぞ、英雄王。武器の貯蔵は十分か」


名言頂きましたきゃはっ


ギル「フンっ、思い上がったな。雑種」


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ここでCM*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


ギルガメッシュは新たに出現させた宝具を射出し、士郎に攻撃


士郎は荒野に刺さった剣剣02を抜き放ち、投げたり斬り落としたりと、尽く迎撃


数が多いので、受けきれない分は跳んで避けます


それでも避けきれないものは、飛んでくる直前にすぐさま複製し、先程のようにぶつけて相殺


ギル「何故・・・雑種如きの剣が・・・」



士郎「解らないか。千を超える宝具を持つお前は英霊の中でも頂点に位置する者だろうよ。だがな、お前は王であって戦士じゃない。一つの宝具を極限まで使いこなす道を選ばなかった、俺と同じ半端者だ!」


ギル「っ・・・贋作を作るその頭蓋、一片たりとも残しはせん!」


今まで見下し続けてきた相手にここまで言われて、そろそろキレたギルガメッシュ


今度は今までの比じゃない数の宝具を一気に出現させ、士郎に一斉攻撃をかけます


士郎は避けて、ぶつけて尽く凌いで、一瞬の隙を突いてギルガメッシュへ複製した宝具を射出して反撃に出ます


何とか接近し、ギルガメッシュとの鍔迫り合いに剣


ギル「くっ・・・バカな・・・この我(オレ)が、このような贋作にぃっ!」


士郎「他のサーヴァントが相手ならこんな世界を作ったところで太刀打ち出来ないさ!無限の剣を持ったところで、究極の一(宝具、技)を持った相手には対抗できない!だがお前が相手なら先に剣を用意している俺が、一歩先を行く!」


迫り勝って、士郎の贋作の剣が剣02ギルガメッシュの本物の剣剣02を砕きます


ギル「お・・・のれ・・・!」


すぐさま新たな宝具剣02を手に、再度士郎に斬りかかるギルガメッシュ


それをいともたやすく打ち払う士郎


ギル「おのれー!おのれおのれおのれ!」


激昂し、とうとう本気になるギルガメッシュ


どうにか士郎の姿勢を崩し、位置をとって、すぐさま宝具射出攻撃で反撃に出ます


ギル「おのれー!貴様如きに本気を出さねばならんとはな!」


次々と宝具を射出するも、士郎はそれらを全て凌ぎます


士郎「うおおおー!」


ギル「ぐっ・・・!」


一斉出現させた宝具で、全同時攻撃で、士郎がいた位置を一点爆破


巻き上がる岩煙で、一瞬勝利したと思ったギルガメッシュ


しかし、士郎は咄嗟に飛び上がり、ギルガメッシュの上空に迫っていました



士郎「ロー・アイアス・・・!」


固有結界を発動させる時にも使用した盾を纏い、爆破攻撃を防いでいたのです


真下から連続射出されるギルガメッシュの宝具に、耐えきれなくなったアイアスの盾も砕けてしまいます


士郎は剣剣02を投影して、最後の攻撃にかかります



ギル「くっ・・・!」


危機を悟ったギルガメッシュは、自信の持ち得る最強の武器、乖離剣エアを取り出します





しかし、その剣を取った右腕を切り飛ばす士郎



信じられん・・・!


そんな顔しか出来ないギルガメッシュ


そして、逆手にもう一本、最後の剣を投影する士郎


ギル「・・・認めよう。今はお前が、強い!」


士郎の強さを認め、その場から離れようとするギルガメッシュ


士郎「逃がすかぁーっ!」


最後の剣で、ギルガメッシュの右肩から一気に切り裂く士郎


魔術師の人間が、最強の英霊に勝った瞬間です



士郎の魔力が切れ、固有結界が解除されます


これ以上は士郎も戦うことが出来ません

しかし、倒れず生きていたギルガメッシュ


ギル「魔力切れとは・・・下らぬ末路だ」

ギル「お前の勝ちだ。満足して死ね、フェイカー(贋作者)


士郎にトドメをさそうとするギルガメッシュ


しかし、そこに現れたのは、セイバーセイバーによって破壊された聖杯の呪い


核を失ったことで、ギルガメッシュを取り込もうと、出現したのです


ギル「何っ!くっ、この我(オレ)を取り込んだところで!っ・・待て!」


士郎「聖杯の・・・穴(呪い)!?」


一気に飲み込まれてしまうギルガメッシュ


しかし、その直前で神を縛る鎖クサリを出現させ、士郎に巻き付き縋ります


ギル「あの出来損ないめ!同じサーヴァントでは核にならんとさえ分からぬのか!」


士郎「くそっ!道連れにする気か!」

ギル「たわけ!死ぬつもりなど毛頭ないわ!」

ギル「踏みとどまれ下郎!我(オレ)がその場に戻るまでな!」


士郎「ふざけるな!こうなったら、腕を千切ってでも!」


???「フン、お前の勝手だが・・・その前に右に避けろ」

聞き覚えのある男の声


直後、士郎のすぐ側を瞬速の矢が通り過ぎる


その矢は、真っ直ぐギルガメッシュの額に突き刺さりました

ギル「アー・・・チャー・・・!」


その男はアーチャー


士郎と闘った後、士郎の目の前でギルガメッシュに討たれたと思われていたアーチャーでした


士郎「・・・アイツ、カッコつけやがって・・・」



全ての戦いが終わり、今度こそ消えゆくアーチャー


はもう一度契約して、と求めますが


アーチャー「それは出来ない。私にその権利はないだろう。それに、もう目的が無い。私の戦いはここで終わりだ」


凜「けど・・・それじゃアンタがいつまで経っても・・・救われない・・・!」


アーチャー「っ・・・参ったな。・・・


アーチャー「私を頼む。知っての通り、頼りない奴だからな。君が支えてやってくれ」


過去の自分、士郎のことを頼むとに告げる、未来の士郎


凜「アーチャー・・・。うん、分かってる。あたし、頑張るから!アンタみたいに捻くれた奴にならないように頑張るから!きっとアイツが自分を好きになれるように頑張るから!だからアンタも!」


アーチャー「答えは得た」

アーチャー「大丈夫だよ、遠坂。俺もこれから、頑張っていくから」


そう最期に言った笑顔の彼は、衛宮士郎そのものでした


涙を飲んで、消える彼を見送る


凜「何だ・・・結局、文句言い損ねちゃったじゃない」


色々言いたいことはあった


でも、はこれから自分とともに歩んでいくのだと、は満足するのでした


士郎「帰ろう、遠坂


アーチャーが消えた直後、後ろから現れたのは、ギルガメッシュ勝利して生還した士郎


凜「うんっ!」


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あちこち(特にセイバー視点)端折りましたが、Fate/stay night[UNLIMITED BRADE WORKS]、第24話無限の剣製の顛末です


放送当初からわくわくしていましたが、やっぱり最後の戦いだけあって素晴らしい作画でしたね


最も楽しみだったアーチャーとの闘いが意外にあっさりでちょっと残念だった(過度に期待し過ぎた?)だけに、最終決戦らしいものが見れて良かったですわーい



いい最終回だったと思うのですが、次回もう一話、「エピローグ」があります


これ以上何するの?って感じがしないでもないのですが(´ω`)




あ、久しぶりに読者様ガン無視の記事なので、無理にコメントコメント頂かなくても結構ですペコリ


もし、Fate観ていた方がいらっしゃったら、話題を共有できればいいなぁと思っただけなのでわーい












きらりん