燃焼の一般的事項について、次のA~Eのうち、適切でないものの組合せはどれか。
A 可燃物は、燃焼熱が大きいほど燃焼しやすい。
B 固体を粉末状にすると、融点や沸点が低くなるため、燃焼しやすくなる。
C 粉じんの着火に必要なエネルギーは、粉じん濃度により変化する。
D 固体は、熱伝導率が大きいほど着火しやすい。
E 可燃性気体と酸素との混合気体の多くは、圧力が高くなると酸化反応の速度が増大するため、燃焼しやすくなる。
1:AとB
2:AとC
3:BとD
4:CとE
5:DとE
答:3
A 正しい。可燃物は、燃焼熱が大きいほど燃焼しやすい。
B 誤り。固体を粉末状にすると、空気との接触面積が大きくなるため、燃焼しやすくなる。
C 正しい。粉じんの着火に必要なエネルギーは、粉じん濃度により変化する。
D 誤り。固体は、熱伝導率が小さいほど着火しやすい。
E 正しい。可燃性気体と酸素との混合気体の多くは、圧力が高くなると酸化反応の速度が増大するため、燃焼しやすくなる。