1990年6月に出入国管理及び難民認定法、いわゆる入管法が改正され、この改正(在留資格の創設)により、日系3世までは日本での就労が可能になりました。以降、ブラジルやペルーをはじめとした中南米諸国から来日する日系人数が増加し、30万人以上といわれる在日日系人の現状につながっていきました。入管法改正から20年目の節目にあたる2010年。在日日系人の歴史と現状を、当事者である日系人側の視点から振り返り、これからについて考えるきっかけを提供する講演です。
在日ペルー人の送金と生活上の種々の便宜のため、在ペルー日系人社会が中心となって創立したKYODAI(キョウダイ)という会社組織20年の歴史を軸に、日本から中南米への送金を通じて見えてくる日系人の現状についてお話いただきます。 |