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除草剤のカスから作った「農薬カス塩」が屋台で使われていた―安徽省阜陽市

配信日時:2012年2月1日(水) 12時6分
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2012年1月30日、安徽省阜陽市潁泉区人民法院で、「農薬カス塩」を販売していた海天塩化社関係者の裁判が始まった。除草剤製造時に出るカスで作られた塩が屋台で使われていたという。写真は2002年、アモイ市。押収されたニセ食塩。
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2012年1月30日、安徽省阜陽市潁泉区人民法院で、「農薬カス塩」を販売していた海天塩化社関係者の裁判が始まった。31日、京華時報が伝えた。

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農薬メーカーがグリホサート系除草剤を製造した時、有毒な副産物、「農薬カス」も作られてしまう。海天塩化社はこれを安く買い取り、洗って乾かしただけで工業塩として販売していた。2009年9月から2011年3月までの販売量は1万4000トンに達する。中国の12省・市で販売されていた。

しかもこの「農薬カス塩」は工業塩として使われていただけではない。阜陽市では地元の屋台が利用していたことが明らかとなっている。中国農業大学の検査によると、「農薬カス塩」に含まれていたグリホサートはキログラムあたり55ミリグラム。日本の安全基準値20ミリグラムの3倍という高い数値を示している。(翻訳・編集/KT)

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