谷辺晃子
県内の都市部を中心に宅配されている女性向けの無料生活情報紙「リビング福岡」「リビング北九州」など3紙が、7月末で休刊することになった。発行する西日本リビング新聞社(福岡市)によると、広告収入が減少したことで継続した発行の見通しが立たなくなったためという。
同社は1968年に設立。タブロイド判の「リビング福岡」「リビング北九州」を無料で毎週1回発行しており、発行部数はあわせて約53万5700部となっている。
さらに、働く女性向けの情報紙「シティリビング」も約7万7500部発行。福岡市内のオフィスに配布したり、公共交通機関に設置したりしてきた。
同社は西日本新聞社の連結子会社で、従業員は45人。すでに解散することが決まっており、今月末ごろには読者に向けて休刊を告知する予定という。(谷辺晃子)
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