西村経済再生担当大臣はきょう 首都圏で新型コロナウイルスの感染が拡大していることへの懸念を示しました。 直近１週間に都内で確認された感染者309人のうち およそ４割が夜の街関連であることを受け、 西村大臣は集団検査に積極的に取り組む新宿区をモデルケースとして、 他の地域にも取り組みを広げていきたい考えです。 また西村大臣は首都圏の感染者数が全国に占める割合について、 緊急事態宣言が出ていた期間では５割から６割だったのに対し 直近では８割から９割近くを占めていると指摘し、首都圏での感染拡大を懸念しました。 一方で、西村大臣は「現時点では宣言の再指定をするわけではない」と述べた上で、 都道府県をまたぐ移動の自粛についても考えていないとの認識を示しました。