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  • 2017.08.29

【ライヴレポ】『超フェス』2日目はココリコ、椿鬼奴とコラボネタを披露!ブリーフで本家と“ホホホイダンス”♪

8月28日より5日間にわたり、東京・豊洲PITにて開催されている超特急の初主催イベント「HMV presents BULLET TRAIN 5th Anniversary Special『超フェス』」。史上初のメインダンサー&バックボーカルグループとして活躍中の7人が、さまざまなアーティストと競演する5Daysの2日目に、なんとココリコと椿鬼奴が参戦した。その名もズバリ『“超”芸人フェス』と銘打ち、ライヴの概念を超える奇想天外な構成と盛りだくさんの企画で、集まったオーディエンスにロック魂を植えつけた。

CDデビュー5周年を記念し、毎日異なるジャンルのゲストを迎えて行われる今回の『超フェス』だが、ラインナップが発表されたときに最も物議を醸したのが本日の『“超”芸人フェス』。音楽グループではなくお笑い芸人と、一体どうやって対バンをするのか?というのは、恐らく誰もが感じた疑問だっただろう。しかし、このキャスティングは単に奇をてらってのものではなく、ココリコも椿鬼奴も超特急とはテレビ番組などで共演してきた、いわば縁のある人物。そこで培った信頼感から生まれる、真の意味でのコラボレーションを観ることができたという点では、これほど打ってつけの人選は無かったかもしれない。

そんな注目公演は、壮大なサウンドで未来への希望を謳う「gr8st journey」で幕を開けた。4月発売のシングル「超ネバギバDANCE」のカップリング曲であり、テレビ番組の企画でこの曲のMUSIC VIDEOが作られた際には、ココリコの遠藤章造が車掌役で出演していたこともあって、彼らのファンである8号車からすれば納得の選曲。メンバーカラーのつなぎを身にまとっての登場から大歓声が湧き上がり、タカシは「今日は楽しんでいこう!」と呼びかける。そして本日のゲストである二組をステージに招くと、遠藤も「すごい熱気!」とビックリ顔。椿鬼奴は「鬼姉!」と慕う7人に「鬼姉なんて言ってくれるのはこの7人だけ」と相好を崩し、そんな彼らにユーキも「僕らからしたらテレビスタ―なので、同じステージに立っているのが夢のよう」と子供のように喜んでみせた。続いて最新シングル「My Buddy」では笑顔いっぱいのキュートな表情に8号車も色めき立ち、ユースケは「超芸人フェス!」と雄叫び。さらに感情が七変化する「ライオンライフ」にリョウガが白目を剥く「超えてアバンチュール」と、ライヴ定番曲を序盤に固め打ちして、8号車を熱狂させる。

ここで突然「HOT! HOT!」とリョウガが謎の動きをして、タクヤに「癇に障るからやめて」とどつかれるコントじみた展開から、今日ならではのコラボコーナーへ。まずはココリコが舞台に出ると、7人は「失礼の無いように正装に着替えます」と宣言して、全員がつなぎの上から名前入りの白ブリーフを装着すれば場内は騒然! その理由を「僕ら、尊敬してやまないのが遠藤さんの“ホホホイダンス”なんです」とカイが述べて、ホホホイダンスに代わる動きにキレのあるギャグを披露するという『“超”新ギャグプレゼン大会』の開催を宣言する。「20年もやっているから、なかなか超えるのは難しいよ!」と釘を刺しながら、遠藤も本家のホホホイダンスをデモンストレーションして場内は大喝采。そしてメンバーが順に披露する趣向を凝らしたホホホイダンスに、遠藤も「ありがとう!引き出し増えるわ」と感謝するが、最後にユースケが「♪ココリコ、ココリコ、薄力粉、強力粉~」と歌い出すと渋い顔に。おまけに8号車のコールに押され、自分はやる予定になかったホホホイダンスをするハメになって舞台袖に逃げた司会のリョウガを、コーイチが捕獲するシーンもあった。そして優勝者に選ばれたのは、夏をテーマにゴキ●リネタを使ったタクヤ。遠藤とふたりで「♪ゴキブ●ホイホイ」とステップを踏み、他メンバーも巻き込んで不思議な一体感を生み出していく。逆に一番ダメだったメンバーを聞かれると、間髪入れずに「ユースケくん」と返答。指名されたユースケはココリコ・田中直樹と一緒に自作のダンス&歌を繰り出して、遠藤の不満顔とは裏腹に8号車の大歓声を呼んだ。

さらに超特急メンバーの芸人的センスを試すために、ここで今日二組目のゲストとして椿鬼奴が登場。遠藤チームと鬼奴チームに分かれ、カイとココリコ・田中の司会で『“ご乗車ください!”替え歌大合戦!』を繰り広げる。これは「超ネバギバDANCE」のサビ前にある“ご乗車ください!”というタカシのパートを、お題に沿っておもしろおかしく歌い替えるというもので、厳正なるくじ引きの結果コーイチ、リョウガ、タクヤは遠藤チーム、ユーキ、ユースケ、タカシは鬼奴チームという編成に。偶然にも号車順通りの組分けになり、メンバーも「嘘でしょ!?」と驚きの声をあげていた。肝心のお題は“夕日に向かって叫びたい魂のひと言”“駅の自動改札で引っかかった時の大人なひと言”など、なかなか難易度の高いもの。1対1で4試合を行い、それぞれ会場の拍手の大きさで勝敗を決めていったが、中でも“女の子の手料理がマズかった時の傷つけないひと言”に当たったコーイチは「傷つけがちなんですよね、僕」と大苦戦!結果、敗北した遠藤チームの面々は首に低周波パッドを装着されて“電流ビリビリの刑”を執行され、その痺れる痛みに「無理、無理!」と悶えまくっていた。

鬼奴が「アンタたちにはロックが足りない!」と気になる台詞を残してコラボセク
ションが終了すると、再び場面は超特急のライヴへ。「DJ Dominator」から前日に初披露したばかりの「UNKNOWN…」というセクシー&アンニュイな流れも、思い切り笑った後だとより味わい深く心に沁みる。続いてダイナミックアレンジの「Shakebody」でユースケは「超フェス!」と叫び、タクヤは振りの代わりにホホホイダンスを。さらに「思いっきりシェイクしよう!」とユーキが煽って、オーディエンスに腕、肩、頭を振らせる。そしてしっとりと「Keyword」を贈る最中、突如ボン・ジョヴィの「You Give Love a Bad Name」が流れ出し、ボン・ジョヴィに扮した椿鬼奴がステージに乱入!「ロックが足りないって言ったのに、何スイートな歌、歌っているのよ!」と、メインダンサーの5人に『ボン・ジョヴィ“超”バックダンサーオーディション』を行うことを発表した。

が、それぞれのエモーショナルなパフォーマンスに、タカシも「ロックってこういうことなんだ!」と感嘆して、鬼奴も「私だけじゃ決められない!」とコーイチ&タカシと話し合って決定した優勝者はユーキ。ハスキーボイスでボン・ジョヴィを堂々と歌い上げる鬼奴のド迫力に圧倒されながらも、キレあるアクロバティックな動きとエアギターで場を席捲し、最後は全員が加わって即興とは思えない見事なフォーメーションでフィニッシュ。本編ラストの「famfare」でも「みんなのロック魂見せてくれ!」とのコーイチの煽りに応え、力強くペンライトを振り上げる8号車から溢れる熱い超特急への愛は、間違いなくロックなものだった。

アンコールは、これまた前日に初披露された夏ソング「浮つきWAVES」でスター
ト。ビーチの風景を振りつけにも盛り込んだ超特急初のタオル曲だが、ライヴ披露はこれが2回目にもかかわらず、素早くタオルを取り出して振り回す8号車の適応力はさすがだ。ここで再びゲストのココリコと椿鬼奴がステージに登場し、「めっちゃ楽しかった」「みんなもオーディエンスも元気!」と超特急のパワーを大絶賛。そして「トークしかできなかったのが寂しかったので、最後に僕たち超特急とみなさんで歌いたい」とコーイチ&タカシのボーカル組に誘われて、「Clap Our Hands!」を歌唱&クラップする。続く「Burn!」では「ココリコ鬼姉!」のコールから、ステージを左右に移動して全員でバッテンダンスを繰り出し、オーディエンスも含めた全員で大サビを大合唱。ロック魂を見せるべく鬼奴はヘドバンを繰り返し、「すっげー楽しかったです!」(田中)、「このあとジムに行く予定だったんですけど、もう十分です!」(遠藤)と、ココリコのふたりも感慨深げに語った。

最後にリョウガは「今まで感じたことのなかったような楽しい空気を感じられた」と語ったが、それは観ていた側も同じこと。通常のライヴでは見られないメンバーの砕けた表情が見られたのは新鮮で、特に普段クールなタクヤの弾けっぷりはカイからも「今日、絶好調だった」と言われるほどで、関西出身のボーカル組の楽しそうな様子も印象的だった。

昨今、バラエティ番組への進出も著しい彼らだけに、今日の経験は大きな糧となったはず。さまざまなメディアで、また彼らの活躍を見られることを期待しつつ、明日からの『超フェス』では今日とは違う彼らの一面が引き出されることを期待したい。


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