【6月27日 Xinhua News】中国疾病予防控制センターは26日、公式サイトで「2020年6月北京新型コロナウイルス感染状況」を発表した。それによると、今回、北京の新発地卸売市場で起きた集団感染の新型コロナウイルスはL遺伝子型の欧州系で、動物由来ウイルスと武漢で流行したウイルス株による感染の可能性は排除された。

 53歳と25歳の各1人の男性患者と北京の新発地卸売市場環境で採集したサンプルから得た3株のウイルスの遺伝子分析で分かった。

 今回の市場の感染経路については人と人の直接接触と物の表面の汚染による間接接触が推測されている。(c)Xinhua News/AFPBB News