挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
282/282

281.金のイヤリング

 商業ギルド長に紹介された、中央区の装飾品店。

 ショーウィンドウに並ぶまばゆい輝きのアクセサリー、それを見つめる着飾ったご婦人方――なかなかに高級そうな店へ、ヴォルフは緊張しながら足を踏み入れた。


 幸い女性に声をかけられる前に、人当たりの良さそうな店主、ロレンツが迎えてくれた。

 視線が向けられる中で選ぶのは落ち着かぬ、そう思っていた自分を気遣ってくれたらしい。

 ありがたいことに、二階の別室で彼が応対してくれることとなった。


 ロレンツは、アクセサリーにうとい自分をわずかも見下げることなく、贈る女性について聞いた後、階下にお勧めのイヤリングを取りに行った。


 彼を待っている間、ヴォルフは出された紅茶を飲んで一息つく。


 ここのところ、ちょっとばかり睡眠不足が続いている。

 夢見がいいのか悪いのか、眠りが浅いこと数日。

 ダリヤへの装飾品を何にするかで悩むこと数日。

 ひたすらに悩み、答えは出ず、兄であるグイードに相談した。


 兄はジルドに装いの確認をとってくれ、イヤリングを贈るよう勧められた。

 仕立てたドレスは庶民用で胸元の空きが少なく、ペンダントなどは目立たぬのだという。

 そして、スタンダードなものから今の流行まで、イヤリングについてまとめられた冊子を渡され――悩みはさらに深まった。


 昨日の鍛錬の後、自分のくまを気にかけたランドルフが、兵舎の部屋に来てくれた。

 悩みがあるのかと尋ねられたので、隠すことなくダリヤのイヤリングに関して相談した。

 ランドルフは話を聞いてくれた後、自分にあっさりと言った。


「自分も装飾品に関してはくわしくないが、ヴォルフがダリヤ嬢に似合うと思うものを、素直に贈ればよいのではないか?」

「その似合う似合わないの判断がつかない……」

「お前がダリヤ嬢らしいと思えるものであれば、それでよいと思う」


 ランドルフの言葉に彼女を思い出しつつ、ぱらぱらと冊子をめくった。

 ふと目についたのは、細い金の鎖の先、半透明の青く丸い石が下がったもの。

 ダンスの際、耳に軽く揺れそうなそれに、つい思い出すものがあった。


「これならスライムっぽいから、ダリヤらしいかも……」

「ヴォルフ、デザインとしてはきれいだと思うが、そのような理由でダリヤ嬢に渡すべきではない。スライムが似合うと言われて喜ぶ女性はいない」


 いつもおだやかな友に容赦なく否定され、さらに悩む。

 一瞬、スライム養殖場のイデアリーナが浮かんだが、振りきった。


「店員に、『金のイヤリングで、貴族の未婚女性向けのものを見せてくれ』と願えばいいのではないか? その中でお前が似合うと思えるものならば、まず外さないだろう」


 うなりかけていた自分に、ランドルフが助け船を出してくれた。

 確かに、装飾品店の店員は装飾品のプロだ。素直に尋ねて助言を受ければいい。

 友に礼を言い、久しぶりに安堵して眠ったところ、呆れた夢で目が醒めた。


「おのれ、あのスライム……」


 ヴォルフは呪詛のごとくつぶやくと、赤茶の布を溶かすブルースライムを、心の深海に沈めきった。


 本日、午前は自由鍛錬だった。

 とことんこの身を追い込めば、愚かな夢は見なくなるのではないかと思い、同期、先輩と続け、最終的に見学していた大先輩方にまで手合わせを願った。


 大先輩方とは魔力不使用の手合わせだ。

 勢いで行ったはいいが、丁寧なご指導を受け、見事に地面に転がった。

 最終的に、先輩には同情を込めた顔で言われた。


「ヴォルフレード、自棄やけを起こすな。若いうちは失恋の一度や十度はあるものだ」

「失恋などしておりませんっ!」

「あはは! やっと肩の力が抜けたではないか」


 豪快な笑い声に、からかわれたのだとようやく気づいた。

 打ち合う他の隊員に話は聞こえていないだろうが、なんとも居心地が悪い。


「若いうちは何事も経験だ。気がかりなことがあるなら、さっさと済ませてこい」


 そう言われ、鍛錬に身が入っていなかった自分を恥じ、午後の休みをとった。

 湯を浴びて着替え、そのまま店にやってきての今である。



「お待たせ致しました」


 紅茶が半分ちょっと空いたとき、ロレンツが黒いビロードのケースを二つと白い絹手袋を持ってきた。


「スカルファロット様、こういったイヤリングはいかがでしょう?」


 手袋の手がそっと開ける箱の中、白い絹の上に並ぶのは、四つのイヤリング。

 どれも濁りのない金で、きらきらと繊細な光を放っている。


 一番左のものは、小さな雪の結晶の形だ。その先には長めの細い鎖が付いている。

 その右隣は、一つの真珠を耳元に、長く伸びる金の鎖の先に小さな真珠が付いているイヤリング。

 そして、繊細な透かし細工が入った、金色の楕円が下がるもの。

 一番右のイヤリングは、少し大きめの丸い花。見方によっては金色のダリアのようにも見える。その下には涙のしずくを思わせる透明な石が下がっていた。


 どのイヤリングも美しく、ダリヤにとても似合いそうだ。


「どれもダンスなど、動きがあるときにより映えます。無爵のうちはこのままで、爵位を頂いた後に、こちらに光る石を足すのがお勧めです」


 ロレンツはもう一つのビロードの箱を開けた。

 それは細かく区切られ、それぞれに小さな石があった。

 赤、黄、緑、青、黒――形も丸型、滴型、球体とあるようだ。


「スカルファロット様、こちらを。どうぞどちらも手に取って、じっくりご覧になってください」


 白絹の手袋を受け取ろうとし、己の手にはっとした。

 鍛錬に必死になりすぎたらしい。手のひらと指の内側、肉刺まめが破れて血がにじんでいた。

 これでは白い手袋を汚してしまう。


 貴族は庶民より傷を早く消そうとしやすい。

 傷を受けるほどに弱いのか、ポーションも買えぬのか、治癒も受けられぬのかと難癖をつけられることがあるからだ。

 魔物討伐部隊では傷は当たり前のことなので、うっかり治療もせずにここにきてしまった。

 高級な装飾品店に来る場合、失礼だったかもしれない。


「すみません、このような有様で。手袋が汚れてしまいますので、見るだけで結構です」

「何をおっしゃいますか、民を守る美しい手です。まさに騎士の手ではありませんか」


 ロレンツの言葉に、咄嗟に返す声が出ない。

 思い返せば、彼はここまで一度も、自分に敵意も羨望も向けていなかった。


 家柄にも容姿にもふれることはなく――ただ、庶民から男爵に上がるダリヤを努力家だと、鍛錬で荒れたこの手を騎士の手だと褒めてくれた。

 たとえこれが営業用のリップサービスでも、ただうれしく――

 ヴォルフはようやく礼を述べ、素直に手袋を借りた。


 並ぶイヤリングをそっと持ち上げると、その軽さに驚いた。

 自分では、耳から落ちても気がつかないかもしれない。


 ロレンツの助言に従い、少しだけ揺らすと、細い鎖がシャランとわずかに音を立てた。

 光に当てる角度を変えると、形状も輝きもそれぞれが違い、なんとも不思議だ。

 どれも美しく悩み抜き――それでも候補が二つから絞れない。


「こちらとこちらで、迷っております」


 選んだのは、小さな雪の結晶のイヤリングと、ダリアを思わせる花のイヤリングの二つ。

 先日、ダリヤと話していたとき、雪の結晶が好きだと言っていたことを思い出す。

 そして、もう一つの方はひねりがないが、ダリアの花から彼女らしいと思えた。


「雪の結晶のイヤリングは、この時期に合います。夏でも逆に涼しげだからと付ける方も多いですよ。この鎖は取り外せますので、普段はこの結晶部分だけを付けていて頂けます。叙爵後は鎖の先に色石を付けるのもよろしいかと」

「なるほど……」


 アクセサリーを変えるという発想がなかったので、驚きつつ聞いた。

 確かに、それならば長く使えそうである。


「こちらの花は、中央の小さい花と外側の花弁が分割します。ドロップ部分も外せます。普段は花のイヤリングにすれば、何か作業をするときも邪魔にはならないでしょう。男爵となられてからはこのドロップの水晶を、お好みの色石に変えてはいかがですか?」


 こちらも、一つのアクセサリーで変えていけるようだ。

 外側を外された小さな花も、ダリヤには似合う気がした。


「どうぞ、こちらの石もご覧になってください」


 色とりどりの石を見ていると、一つの石で目がとまった。

 そっと持ち上げると、黒の中に光が宿る。それでも、他の石のように華やぎはない気がした。


 不意に、商業ギルドでレオーネに勧められたことを思い出した。

 ダリヤには、銀よりも金の装飾品が似合う――そう言われて納得した。

 そのとき考えていたのは、ダリヤの赤い髪と緑の目であり、けして自分のこの金の目のことではない。


 彼女には、自分の髪のような暗い色は、似合うとは思えず――

 それにイヤリング自体、このままで完成している気もする。下手に石を付けずともいいだろう。

 付けるとしても、ダリヤの希望の色を尋ねればいいのだ。


「そちらは黒瑪瑙ブラックオニキスです。邪悪なもの、危険なものから心身を守ると言われている石です。お守りになさる方もありますよ」

「そうですか。でも、彼女には黒は……暗い色は合わないような気がします」


 答えながら、ビロードの箱に石を戻す。

 そこで白い手袋ににじみ始めた血を見て――なぜかひどく目の奥が痛んだ。

 指でこめかみを押していると、店主がイヤリングの一つをそっとひっくり返した。


「氷の結晶デザインと、こちらの花のデザインでしたら、耳に当たる部分の裏石うらいしに――裏に石を薄くして貼ることもできますよ」

「見えないところに貼るのですか?」

「はい。金属が肌に当たるのを苦手とする方は耳に当たる部分すべてに貼られます。あとは魔導具関係のアクセサリーは、内側に石や素材を付けることが多いです。こちらの石には、ある程度魔法が付けられます。馬車の酔い止めや毒消しなどを付与されることもありますよ」


 どうやらイヤリングも魔導具になるらしい。

 それならばまさに、ダリヤらしい。


「それは便利そうですね。では、黒瑪瑙ブラックオニキスを裏石に。付与はなくてかまいません。本人に聞いてみます」


 彼女ならば自分で何らかの付与をしそうである。

 とても楽しみで――わずかに心配だ。


 なお、裏石は二日で付けられると聞いて安堵した。お披露目には余裕で間に合う。

 しかし、選択はまだ続いている。


「ただ、雪の結晶かダリヤの花かで、やはり悩みます……」

「それでは、雪の結晶を秋冬に、ダリアの花を春夏用にしてはいかがですか?」

「はい! そうします」

「ご予算に合わない場合は、来年向けの仮ご予約でもかまいませんので」

「いえ、こちら二つともを一緒にお願いします」


 ありがたい申し出ではあるが、あまり使うことがなかったので、貯金はそれなりにある。

 今まで無駄遣いをしてこなかった自分を褒めたいところだ。


「花の方も裏石をお付けしますか? 酔い止めなどでしたら、どちらもあった方がよろしいでしょうから。ご一緒にご購入でしたら、こちらの分は当方でもたせて頂きますので」

「お気遣いをありがとうございます。でも、そのままの価格でお願い致します」


 黒い石を付けるその分を、店に出してほしくはない気がして――

 いや、そうではない、来年は家が侯爵となるのだ、ここではきっちり支払うべきなのだ。


 そして、この店主、ロレンツであればと思い、ヴォルフは相談を追加する。

 ランドルフにぎっちりと言われた――いや、ありがたい助言を受けたことである。


「来年となりますが、男爵となればネックレスも必要になると思うので、この二つにそろいのものか、添うデザインのものを追加でお願いできればと……」

「わかりました。喜んで、男爵、そして淑女にふさわしい品をご提案させて頂きます」


 うなずいた店主が、大変に頼もしく見えた。


「では、できあがりましたら、二つまとめて、記入した住所の方にお願いします」

「スカルファロット様、失礼ながら……お相手の方に、一度に贈るのはお勧めしません」

「え?」


 女性にアクセサリーを贈るのに、そんなルールがあるのだろうか。

 まとめて渡してしまった方が、己の緊張が少なくて済むのだが。


「一度に贈るより、何かの都度に分けて贈った方が喜ばれることが多いのです。冬に雪の結晶、春少し前に花、叙爵の際にネックレス、というように。それに折々に贈ることが、お二人のよい思い出となるかと思います」

「なるほど……」

「何より――お相手の一度の笑顔より、四度の笑顔をご覧になりたくありませんか?」


 ロレンツの言葉に、ダリヤの笑顔を鮮やかに思い出し――とても納得した。

 書類にサインをし、購入手続きを済ませる。


「スカルファロット様、本日はありがとうございました。ぜひ、またどうぞお越しになってください」

「こちらこそ良い買い物ができました。アドバイスをありがとうございました」


 本当に良い買い物ができた――そう安堵しつつ、ヴォルフは立ち上がる。

 そして、もう一度、箱にある黒瑪瑙ブラックオニキスに目を向けた。


 きらきらと光るイヤリングの裏、影のように貼られる黒い石。

 ダリヤの背縫いと同じかもしれない。誰にも見えなくてかまわない。


 二人共にある日も、その隣にいられぬ日も、こめる願いは一つだけ。

 ただ、君を守りたい――と。

活動報告(2020/06/26)にて、次巻(5巻)についてとご質問のお返事をアップしました。

応援とお気遣いをありがとうございます!

次回更新は来週土曜日の予定です。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
おかげさまで2月25日に4巻発売となりました。応援とお読み頂いていることに感謝申し上げます。
※4巻電子版に関するお詫びとお知らせを活動報告(2020/02/26)にてアップしております。
MFブックス様にて1~4巻発売中です。公式ページはこちらからどうぞ。
コミカライズ:MAGCOMI様にてWEB連載中・BLADEコミックス様より1,2巻発売中
角川コミックス・エース様より1巻発売中
更新はTwitterでもお知らせしております。

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全309部分)
  • 18661 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 21:10
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全102部分)
  • 18781 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 07:00
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。 錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 22153 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 16813 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 12:00
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全119部分)
  • 18684 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 17:32
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全123部分)
  • 16916 user
  • 最終掲載日:2020/05/03 00:00
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15(金)アース・スターノベルよりノベル3巻発売。R2/4/11アース・スターコミックスよりコミックス1巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしく//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全122部分)
  • 20757 user
  • 最終掲載日:2020/06/20 22:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全205部分)
  • 19181 user
  • 最終掲載日:2020/06/22 00:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 24639 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 24776 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 17855 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全383部分)
  • 18520 user
  • 最終掲載日:2020/06/27 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 20113 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 24852 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全114部分)
  • 31455 user
  • 最終掲載日:2020/06/12 21:05
神達に拾われた男(改訂版)

アニメ、制作進行中です! 公式サイトが公開されました。 ●シリーズ累計100万部突破! ●書籍1~8巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 19912 user
  • 最終掲載日:2020/06/25 16:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全475部分)
  • 23058 user
  • 最終掲載日:2020/06/23 00:00
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻好評発売中です。 ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だっ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全229部分)
  • 18176 user
  • 最終掲載日:2020/04/24 07:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は3巻まで発売中です。◆ 異世界召喚に巻き込まれた俺、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全525部分)
  • 26587 user
  • 最終掲載日:2020/06/22 22:42
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁(人質)生活を満喫する

「リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナー! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後にした//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全59部分)
  • 18062 user
  • 最終掲載日:2020/06/27 19:28
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全192部分)
  • 17527 user
  • 最終掲載日:2020/06/25 17:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全107部分)
  • 20725 user
  • 最終掲載日:2020/06/26 12:00
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全199部分)
  • 18357 user
  • 最終掲載日:2020/03/06 22:25
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全251部分)
  • 26433 user
  • 最終掲載日:2020/05/14 05:42
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 19213 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 19136 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍八巻 2020/08/07 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全638部分)
  • 18474 user
  • 最終掲載日:2020/06/22 07:30
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版19巻+EX巻、コミカライズ版10巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全670部分)
  • 17428 user
  • 最終掲載日:2020/06/07 18:00