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「どうやって聴けばよいのか」

作成者: Thumb.t 4958 hishaism


これは批判ではなくて、音楽に関するちょっとした困りごとなのですが。

他の人の楽曲を聴くとき、僕はいつも「ここにはどういう意味があるのだろう」と考えます。ここでいう意味というのは言葉だけではなくて、聴いた人が感じる気持ち、ハートだってそうです。

僕にとっての音楽はドラマです。なにかの風景、雰囲気、人物、香り、ひとつの世界です。音楽に触れるようになって日の浅い僕ですが、これはひとつの信念です。ですから、「何も想像できない音楽」と出会えば、戸惑うか、心を閉ざして「かっこいいね」などと表面的なことを言うしかありません。

しかし「何も想像できない音楽」というのは、言い換えれば「自分がその曲から何も引き出せていない」ということです。それは、自分の身体にその音楽が馴染んでいないということが多いと思います。、万が一には、作った人が音楽家にはあるまじき態度で、工場の流れ作業のように作品を作っている場合もあるかもしれませんが(しーっ!)。

それはさておき、最近の僕はどんな音楽を聴いても「よく分からない」としか言えないことがかなりあります。「この曲のどこがよいのか」というとケンカを売っているように思われそうですが、正確には「どうやって聴けばよいのか」です。

勉強不足というか経験不足というか、それ以前に、”遭遇したときに好奇心を掻き立てられる未知の何か”になかなか出会えずにいます。ほとんどの場合は、根気よく聴いてだんだん魅力を分かるようになるものなのかもしれませんね。

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