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そして帰国

日本に帰ってきました。

三か月の長旅でした。

深夜に宿を探したり、ジプシーの村に行ったり、砂漠越えたりと色々ありました。



自分の中でまとめるまで、少し時間がかかりそうです。












なんというか旅して出会った全ての人に一言





















このクソ野郎共!!みんな愛してるぜ!!















動画の更新は随時していきます。
ただ卒業制作と被っているので、ちょっと遅れます。










動画上げました!!→http://www.nicovideo.jp/watch/sm12907619
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シラーズの怪(解決)

(後篇)

前の話を簡単にまとめます。



シラーズから、夜行バスに乗りました

深夜にエスファハンに着きました

バックパックの鍵壊されてパソコン一式盗られました

ポリス!!














なんというかね、今までパソコンが盗まれたり壊れたりする状況を防ぐため、散々想定してきたのです。





で、今実際パシコンが盗まれたわけです。













正直な話、何も感じなかったです。


まるで、ガラス一枚越しに現実を見ている気がしました。






あまりにも何の感情も湧かないので、「俺ってばこんな状況でも超クール(笑)」みたいなことも思ってたよ。バカだね













現実に引き戻されたのは、警察が来てからだった。


英語が通じないんですね。

幸いホテルのオーナーが英語を話せたので、身振り手振りを加えてなんとか状況を説明。

さらに警察署まで行き何度も説明を繰り返す。





俺の覚えている情報は、9時発のシラーズ→エスファハン→テヘランの夜行バス。
ゲートナンバーは11時。
犯行は間違いなく、バスのセキュリティボックスにバックパックを預けている間に行われた。


です。



これを何度も説明した。







次のバスの目的地はテヘランの訳だから、テヘランに着いた所を押さえれば、証拠品のパソコンが出てくるのではないか。
俺はそう思って必死に警察に事情説明をしていた。







もうめちゃくちゃ必死です。
飛び、叫び、わめきながらの状況説明。







一通り説明が終わり、警察のエライ人がやってきました。


「テヘランに着いたバスを取り押さえてくれ」と要請。




それに対する答え。


















「我々はエスファハンの警察だから、テヘランのことは管轄外だ」




!!!!!?





「だが、安心したまえ。君の盗まれたものは必ず帰ってくる(キリッ)」






な、なにか秘策でもあるのか!?








「イランには各所に検問所がある。そこで犯人も捕まえられるはずだ」







・・・・ほ、ほぅ。犯人のバスを見分ける方法はあるのか?どうなんだ?














「・・・・・・・・(しばらくの沈黙)・・・・顔を見てだ。      悪い奴は顔で分かる!!なぁに心配するな。イランの警察は超ベリーグッドだ!!HAHAHAHAHァッッ!!!」
























(´・ω・`)




(´・ω:;.:...







(´:;....::;.:. :::;.. ...サラサラサラサラ























この時はじめて、絶望しました。えぇ。しましたとも。
冗談じゃなく、恐怖に襲われました。













とりあえず、その日のうちにまた夜行バスに乗ってシラーズに帰りました。




ただのパソコンじゃないんです。

全ての映像データが入っているんです。

卒業制作のためのデータなので、それがなくなれば、おしまいです。


また一年やりなおし・・・・・・

10万払ってもいいからデータだけ返してくれーーーーー






学校辞めようかとか、あのビルからジャンプしたら、さぞかし遠くまで飛べるんだろうなとか、本気で考えていました。










そんな感じでシラーズに帰り、重い足取りで警察署に行く。





まるで世紀末を背中に背負っているみたいでした。










しかし、シラーズの警察は優秀でした。





バス会社を調べ上げると、さっそくバス会社に連絡をとり、運転手二人とバスクルー一人を警察署に呼び出す。





運転手の顔見た時。
「こいつだああああああああああ!!」








そっからは早かったです。







警察は有無を言わさず、運転手に手錠をかけて尋問開始。



運転手も容疑を否認するも、2時間後には、証拠品のパソコンが出てきて、逮捕されてました。






パソコン出てきた時は嬉しさのあまり小躍りしてました。


犯人には可愛そうですが、10年間は牢屋だそうです。
イランの刑罰は厳しいのです。



という訳で、旅はつづきます

シラーズの怪(前篇)

ことの始まりは夜行バスであった。



シラーズ発8時、エスファハン着早朝のバス。




夜行バスのその特徴は、夜中に出発して、寝ている間に目的地に着くことです。



時間を効率的に使え、さらにホテル代を浮かすことのできるという利点がある。




これは貧乏旅行者にとってありがたい存在である。




だが、良い点だけではない。


目的地に着く時間を誤れば、深夜2時3時に、知らない町に放り出されることになる。




そうやってバスが行ってしまった後、強盗に襲われたという話はゴマンとある。






だから自分はいつも、発車時間と共に到着時間を確認していた。









はずだった。




到着時間は「11」とイラン人のスタッフは教えてくれた。

英語を話せない相手だから、もちろん身振り手振りでの会話である。




これが第一の敗北の原因であった。




少なくともこの「11」という数字が、ゲートナンバーと被っていることに気づけば、相手の勘違いを気づくことができたろう。











まぁ、到着時間を翌日の11時と信じて、夜行バスに乗り込んだのだった。












ですが、深夜3時に起こされました。


どうやら、完璧に間違えていました。はい。












バスのスタッフはセキュリティボックスから、俺のバックパックを取り出すと、適当なタクシーのトランクに荷物を放り込んだ。




この時点でいつもの健康な自分なら、トランクから荷物を取り出し、適当なタクシードライバーと値段交渉をしていたはずだ。










でもこの時、自分は寝起きでぼんやりしていた。



タクシードライバーと値段交渉もそこそこにホテルへ向かう。


目的地に到着して、バックパックを取り出した時、異変に気付いた。










エライ軽いぞこのバックパック?










中身を確認














愕然とした。

バックパックにかけていた鍵は完璧に壊され、中に入っていたパソコン、全ての現金、ドル、トラベラーズチェックが盗まれていた。








なんというか、全ての状況がふざけ過ぎていて、しばらく何の感情も湧かなかった。



壊された鍵だけが「なんちゃって壊されちゃいましたー(笑)」と俺に語りかけてるようでした。





そんな訳で、何か映画でも見ているように、ホテルのオーナーに警察を呼んでもらった。





(続く)





次の動画です→http://www.nicovideo.jp/watch/sm12414436

日本を離れて50日は経ちました。

旅してて気づいたことがある。


旅っていうのは、それ自体では別に楽しいことではない。


楽しくしよう、全力で楽しく生きようっていう覚悟がない限り、目新しさが消えたあたりから、何のために旅しているのか分からなくなる。



でもこれって、旅に限ったことではないよね。



日常生活にも当てはまるんじゃないかな。

ただ、あまりにも形式化された毎日を送っているから、「自分は今日をどんな一日にしたいの?」という考えを持つことなく、無難に一日を終えてしまう。

「生きたいと思う一日」を過ごすためには、それを実現させようと思う意志が大切だと思う。







なんとなく思考を持つのと、意志を持つのは違う。







思考そのものに意味はない。







思考は自分の持つ選択肢。
意志はその中から、どれを選ぶかということ。


なにも、思考は自分の心に浮かぶことだけではない。


他人が口にした意見、たまたま旅先で目にした出来事、全ての自分に訪れる経験は、自分の思考と同じこと。






意志がなければ、ただ視覚の端を通り過ぎていくだけ。















だから「生きたいと思う一日を過ごすぞっ」て毎日忘れずに俺は考えてます。



それもただの思考じゃねぇの?って突っ込みがあると思うけど、違うと思う。







意志は思考を通してでしか、見ることはできないけれど、確かにそこにあるはず。











話が抽象的になりましたぜ。














今いるイランはイスラム教の国です。
一日5回彼らはメッカを向いて祈りを捧げますが、本質は同じことなんじゃないかな?


トライバルエリアとはなんだったのか?

今ペシャワールっていう、パキスタンとアフガニスタンの国境の町にいるんだ。

旧市街すっごい綺麗です。

アフガンからの難民とかも結構います。



で、そのアフガンとパキスタンの国境エリアには、「トライバルエリア」って呼ばれる地域があるんだ。
どんな地域かというと、一切警察はいないし、国の法律も通用しない地域です。
治外法権みたいなもん。


そこに住んでいるのは、パシュトゥーン人というアフガンを中心にして、周辺諸国に分布している人達。国の歴史よりも、民族としての歴史のほうが長い民族です。

彼らには彼らの法があり、それでトライバルエリアの秩序を保っている。

そこに、今日取材してきました!!
外国人だけで行くことは許されないエリアなので、ガイドを雇ってですね。


んで、感想。





















怖いよッ!!







なにあの世紀末

麻薬売ってるわ、ドル、パスポート、クレジットカードの偽造してるわ、アフガンから輸入したアメリカ軍の装備売ってるわで凄かったです。


ってか、アメリカ軍の装備はアフガニスタンでの戦闘の戦利品らしいです。


ガイドいなかったら、拉致られてもおかしく無い感じ。



でもちゃんと、撮影してきたよ☆



盗撮万歳!!







ってかこの映像流しても大丈夫なのかな?



間違いなく、世界の影の部分ですね。



しっかり取材したら、それだけで高品質なドキュメンタリーが作れそうです
プロフィール

有頂天ザビエル

Author:有頂天ザビエル
ユーモアとは神が与えた
不条理に対する
最大の武器である
――――――有頂天ザビエル

何があっても挫けませんぜ
笑い飛ばしてやんヨ!!


笑いあり、涙あり、時々シリアスだけどハートフルな癒し系ブログにしていきたいと思っています

来るもの全てを受け入れ、あるもの全てに感謝する
そんな人でありたい

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