名物カツカレーの「キッチン南海」60年の歴史に幕
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カレー激戦区として知られる東京・神保町にある名店「キッチン南海」本店が26日に閉店した。店舗が入るビルの老朽化などが理由で60年の歴史に幕を下ろした。
多い日には400皿の注文がある名物のカツカレー(税込み750円)は黒いルーが特徴。スパイスや小麦粉をじっくり焙煎(ばいせん)するためで、創業者で社長の南山茂氏(90)も「これだと信じて作り続けてきたのがお客さんに受け入れてもらえたんじゃないかな」と振り返った。
この日は最後の1皿を求めて、一時130人以上が行列をつくった。最後の客となった千葉県から来た夫婦は「何日も前からどうしても来たいと思っていた。社長が店に立つのも最後で残念です」と感慨深げに話した。
名物のカレーは同店で20年以上修業した料理長がのれん分けの形で「神保町よしもと漫才劇場」の向かいに新店舗を7月中にもオープンする。
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