※字の色がおかしくなっていた部分を修正しました。

見てくれてありがとナス!

 今回は考察ではなく、ただ単に興味の範疇の話です。

 私が主に考察をしているゾッ帝ですが、ゲーム化されたり二次創作が執筆されたりと、その人気はとどまることを知りません。その中でも、ゾッ帝をゲーム化したものを動画にして投稿されたものがゾッ帝初心者にはとっかかりやすいようで再生数が伸びています(動画)。このコメントの中に私の目を惹くものがありました。それは「なろうでは中の下だ」といった内容のものでした。正直小説家になろうをそこまで嗜んでいない私にとっては衝撃のコメントでした。なぜならゾット帝国より下の小説なんてあるものかと思っていましたから。光秀のパートを読めばとても中の下とは言えないでしょう。最後まで読めばこう思うはずです。読まなければよかったと。

 私の感想はともかく、今回はゾット帝国より下のクソ小説を発掘したいと思います。といってもファンタジーや異世界のタグをシラミ潰しに探していてもキリがないです。そこで今回はゾット帝国を心から楽しみ、続きをファンとして嘱望しているようなノンケをターゲットにします。ゾット帝国を心底楽しむような人間=syamu以下のクソガイジであると断定して調査していきます。そのクソガイジが小説を書いていて、且つ次の条件を満たしていれば調査終了です。
・文章がひどい
・内容がひどい
・ある程度量がある
・ファンタジー、もしくは異世界である

  まずゾット帝国に感想をつけている人間から調べていきます。感想はカイト編に66件、ジン編に61件投稿されています(2016年4月26日現在)。これは小説家になろうでも中々感想が付いているほうらしいですが、まともに感想を述べているのは指で数えるほどしかいません。
投稿者: たれぞぅ  [2015年 12月 01日 02時 25分] 70歳以上 男性
良い点
文字が書いてある。
悪い点
「抽選で読者114514名にPS4プレゼントキャンペーン」が無い事。
一言
「抽選で読者114514名にPS4プレゼントキャンペーン」を早急にやってください。
投稿者: 朴秀  [2015年 09月 02日 20時 41分] ---- ----
一言
ゲッ靴下もかよ
投稿者: プーチン  [2015年 09月 01日 05時 18分] ---- ----
良い点
読んでいないのでわからない
悪い点
読んでいないのでわからない
一言
素晴らしい作品でした
 在日のコメントは流石に草が生えました。
 また小説は書いてないがsyamu以下とみられるガイジもみられた。
投稿者:  [2015年 09月 02日 19時 59分] ---- ----
良い点
一応文字はかけてるところ
悪い点
代名詞使えザコ、国語の教科書買って勉強しなおしてこい
一言
おいこら勃起土竜、調子こいてんじゃねーぞ、どうせこれもアンチの嫉妬がーで片付けるんだろ、てめーそんなんだから妹からも引きこもりとののしられるんだよ!twitterでキモい出会い厨行為してる暇あったらバイトでいいから働け
  ほとんどがホモの冷やかしのコメントなのですが、その中にノンケはしっかり混じっていました。

投稿者: 風の便り  [2015年 03月 18日 07時 47分] ---- ----
良い点
個性溢れる登場人物達ですね。
描写一つ一つが細かく、これから物語がどう動いていくのか楽しみです。
裕P    [2015年 03月 18日 12時 47分]
感想ありがとうございます!


登場人物は、物語を飾る花ですからね!
自分が生み出した登場人物を、自分の手で動かしてやりたいです(笑)

これからも、頑張って執筆しまーす!
 物語を飾る花を性獣にしている作者。

投稿者: 世嘆者  [2015年 03月 17日 22時 22分] ---- ----
良い点
なぜか読みたくなる不思議た魅力を持った書き方だと感じました
悪い点
護身用の銃が何の種類のものなのか気になります
リボルバーなのかオートマチックなのか
一言
続きを楽しみにしています

また、自分も作品を書いているのでよろしければご覧ください
裕P    [2015年 03月 18日 12時 44分]
感想ありがとうございます!


読みたくなるような不思議な魅力を持った書き方ですか!
ありがとうございます!


ご指摘とおり、銃の詳細を書きました。
続きを頑張って書きます!

お互い書き手として、頑張りましょう!

 銃の詳細を書いた結果フックショットとオートマチック銃を間違えた作者。

 ここで作者に対してそこまで上から目線ではなく、作品に対して好意的な感想を書いていて、且つ何か執筆していた者を選出していきます。
 風の便り蓮台寺みお仲間共成世嘆者砂掛善がsyamu_game以下のクソガイジの称号の有力候補です。一つ一つ特徴を解説していきたいと思います。これら作者さんは気の毒ですがsyamuがゾッ帝を書いたことを恨んでください。

 風の便り氏 
  syamu_gameと酷似しているのは、「日常風景から唐突に始まる点」、「王国名などの設定だけは決めている点」。しかし肝心の小説は3話のみで終わっている。それに何も起こらないまま平和な風景で話が終わってしまっている。まるでサウンドオブミュージックを観ているような、このまま何も起きないんだろうなというような安心感を覚えた。文章も滅茶苦茶というわけでもない。むしろ途中で終わっていることが悔やまれる。よってクソガイジには相応しくない。

 
蓮台寺みお氏
  syamu_gameとは全く重ならない。プロフィールに自営業の女性と書いていた為ネカマである可能性を疑った。しかし彼女はツイッターを自ら晒しており、それを見る限りは本物の自営業の女性のようである。小説のタイトルは「
ちょっと学校で戦争が起きてしまった~School Wars~」と平凡ながら期待させられるものだった。しかし肝心の内容はプロローグだけで終わっており、風の便り氏よりも何も起きていない。 "地元最強の矛"と云われる女子生徒と、"地元最強の盾"と云われる男の2人の物語と謳っているのだが、本当に誰も何もしていないので評価のしようもない。年齢的にはsyamuより何歳か年下なので、結婚相手にふさわしいのではないだろうか。

 仲間共成氏
 syamu_gameと重なるのは「話の設定を思いついて見切り発車で書いてはぶつ切りにする点」、「 あらすじで全て説明してしまっている点」、「キャラが出てきた瞬間容姿を並べ立てる点」。流石に違う話を同じページにまとめて混乱させる(カイト編で言えば、ジャンボシャボン玉などの中世のパートと江戸時代のパートが混在している)ようなガイジ行為はしていないが、syamuよりもぶつ切りにした話が多い。推理、ファンタジー、野球、カーレース……。どれもあらすじで大体の流れを説明して、結局プロローグだけで終わってしまうという始末。カーレースの小説に至ってはレース名やライバルの名前など色々決めていたのにもかかわらずプロローグの前編で終わっている。これを見切り発車と言わずして何と言うか。本人はプロフィールで「つまらない者、仲間です」と言っているが、つまらないかどうか判断するに至っていない。

  あらすじ自体はそこまで酷くもないのだが、中身の文章は凄惨たるものだ。その酷さは野球小説の「アイロンピッチ 大学野球編」に表れているので紹介していきたい。

  まず大学野球編と書いてあるが、他にアイロンピッチシリーズとして書いている訳ではない。ストーリーはごくごくベタなもので、高校野球で全国制覇に導いたピッチャーが弱小大学に行ってチームを立て直すというものだ。まず大学野球が舞台であるため、目標も変わっている。高校野球なら目標は甲子園となるのが普通だが、架空の大学を舞台にしているので一からリーグ戦の仕組みや部の目標を変える必要がある。そのせいで一度にたくさんの大学名、リーグのルールが出てくるせいで全く頭に入ってこない。

我妻の所属する銘央大学以外にも9校が加盟している大学野球リーグ。

 10年前に始まったリーグなのだが、銘央大は10年連続で最下位。

 その上、2年前に會嚶大学に2-1で勝利してから一度も勝利がない。

 3月開幕の春期リーグと7月開幕の夏期リーグがあり、合計で36戦(春期、夏期共に18戦)を戦う。

 春期と夏期の成績を合わせて、最も勝ちが多かった大学がリーグ総合優勝となる。

 総合優勝すれば、9月に教殿きょうでん球場で行われる秋期大会への出場権を得る。
参加大学は、大曜大学、智宮大学、化製大学、翠清大学、木成大学、近世大学、努盛大学、転能大学、會櫻大学、銘央大学の全10校。
  ほら、銘央大学が勝った大学忘れただろ?

 キャラクターだと、例えば性別や口調、性格で区別することが出来るし、それによって読者に受け入れてもらえるかどうかも変化する。しかしアイロンピッチに出てくるのはオリジナルの大学10校。それも強そうとか弱そうとかそういうイメージも沸かない、ごく普通の名前だ。ここでは
銘央大学が最弱という設定になっているが、正直最強と言われても違和感のない名前である。要するに読者は一発でどの大学がどの大学と戦っているか、途中で分からなくなってくるのだ。

 そして新キャラが出てきた瞬間に容姿を並べ立てるのは芥川賞候補の裕Pを彷彿とさせる。
「おつかれー、ええピッチングやったと思うで!」

 そのマネージャーの喋り方は、少し変な関西弁。

 あと、肌は少し黒く、髪型は茶色の肩までの長さのストレート。

 赤いメガネを掛けていて、髪には黄色い土星のようなデザインのヘアピン。

 顔と身体も、銘央大で見てきた女子の中では十分いい部類に入るだろう。
 顔だけでなく、身体についても着目するのは裕P先生のスピリッツを受け継いでいるからか。

 長くなってしまうが、原文を見ていただきたい。ここに仲間共成の神髄が隠されている。
 銘央大学は 三可 ( さんか ) キャンパスの2Fにいる。

 スポーツ推薦の合否を決める面接のためだ。

 「まず、一つお聞かせ下さい。貴方は全国制覇まで導いたピッチャー。一体何故、ここを選んだのですか?」

 大学の関係者が質問してくる。

 「此処なら自分の実力を最大限に発揮出来るだろう、そう思ったからです」

 我妻は少し早い喋りで質問に返答した。

 「それはともかく、貴方の高校時代で一番印象に残っている事は何でしょうか?」

 すると、別の質問を投げてきた。

 「 勿論 ( もちろん ) 、全国制覇です」

 「それでは、他に言う事はありませんか?」

 備考的なものなのだろうか。

 とりあえず、身体について話す。

 「高校時代、右肩の爆弾が爆発した事があるので、右肩に負担を掛ける練習等はやめて貰いたいです」

 「以上で終わりです、お疲れ様でした。合否については翌日、こちらの方からお知らせします」

 面接は終わった。そして―――――

 我妻宅のポストに、銘央大学からの手紙が入っていた。

 恐らく、スポーツ推薦についてだろう。

 我妻が手紙を開ける。すると、こんな文章が。

 「我妻 鋼志郎 ( こうしろう )

 貴方は当校のスポーツ推薦に合格しました。

 入学式は来年の4月8日に行われます。

      銘央大学」

 こうして、我妻は銘央大学への進学を決めた。

 3月の蜻蛉学院大付高の卒業式も終え、後は入学式の日を待つだけだ。

 4月8日。入学式の日だ。

 我妻の大学生としての生活が、今始まった。

 まず、我妻は大学のキャンパスにあるホールに向かう。

 何故ならば、そこが入学式の行われる場所であるからだ。 

 いろいろあって、そのホールに到着。入学式が始まる。

 入学式では国歌、校歌の斉唱等が行われた。

 新入生の中には高校の時に見覚えのある奴が何人か居たが、本人はこちらの事に気付いているのだろうか。

 それはともかく、俺も今日からは大学生だ。

 大学生となると、野球と学業の両立が大事になる。

 しかし、俺が最終的に目指す物は一つ。3年後のドラフトで、プロ球団からの指名を受ける事だ。
もうツッコミ始めたらキリがないのだが、クソガイジに推薦できるポイントをあげていく。

 ・地の文とセリフの順序がおかしい
「それはともかく、貴方の高校時代で一番印象に残っている事は何でしょうか?」

 すると、別の質問を投げてきた。
 質問してきたのは分かり切っているのに、なぜ質問のセリフのあとに「すると」などという接続詞を入れたのだろうか?

 ・淡々としすぎている
「我妻 鋼志郎 ( こうしろう )

 貴方は当校のスポーツ推薦に合格しました。

 入学式は来年の4月8日に行われます。

      銘央大学」

 こうして、我妻は銘央大学への進学を決めた。
 Syamu_gameは同じ表現を何度も繰り返したり、余計なパートを入れていた。そのせいで読んでいるのが苦行という感覚を味わうようになっていた。しかしこいつの場合は逆に話が単調に進む。それは主人公があまりにも淡白な性格であり、その主人公の視点で話が進んでいるせいなのかもしれない。スポーツ推薦に受かった感想くらい書けばいいのに、それを一切書いていない。また入学式のシーンでも「いろいろあって、そのホールに到着。入学式が始まる。」という、野球以外のシーンを載せているにも関わらず適当に話が進んでいく印象を受ける。さらに主題の野球シーンでも簡単に点を取られて、それに対して何も感想を持たず試合が終わる。まるで小説のプロットの最小限の部分だけ書いているテンプレートのようなものを見せられているような気分になる。そんなテンプレートを読む必要が果たしてあるのだろうかという気持ちになるのだ。

 その最たるものは6話だろう。大学の除名が懸かった試合であり、この手の作品だと一番盛り上がるところだろう。ここで総力戦でなんとか勝利をもぎ取るというのがセオリーだと思うが、アイロンピッチは違う。主人公が無失点に抑えて、その日の打線が好調だというだけで1-0で勝利する。その展開はわずか6行で収められている。こんな無味無臭の野球があるだろうか。

 ・一人称と三人称が混在している

 先ほど主人公の視点で話が進んでいると記述したが、それは80%程度の話である。途中で「備考的なものだろうか」と一人称で話を進めておきながら「我妻が手紙を開ける。すると、こんな文章が。」といきなり三人称に変わる。アニメのカイジでさえ、立木はここぞというところで入ってきてナレーターとして盛り上げていた。しかしアイロンピッチは全く盛り上がることもなく、アフリカのヌビア砂漠のようにどこまで行っても平坦になっている。

 以上のような根拠をあげているとき、私はある感想を抱いた。

 「こいつSyamuより下なんじゃねえか?」

 このクソガイジ候補と比べるとSyamuは一人称視点を貫いていたし、盛り上げようという努力はみられた。それに比べてこのクソガイジは読む意味を見出すこともできないゴミテンプレを堂々と執筆している。本格的な野球小説っぽい癖にあらすじに「※実際の野球とは一部異なる部分がございます。ご了承ください。」などと予防線を張っているのは、はっきり言ってSyamuよりも小説家に向いていないと感じさせられる。そしてゴミ小説を書いている割には、ツイッターで小説家として意識の高そうな一面を見せている。

 

  小説のネタは、構想だけが先行する事がたまにあります。 トレードマークだった眼鏡を取り返すために恋愛、とか。
 たまにじゃねえだろ。

 よって現時点で仲間共成氏をSyamu以下のゴミガイジ最有力候補とする。

 世嘆者氏
 彼はこれといってツッコミどころのない普通のファンタジー小説を連載していた。あらすじとしては『歩いてたら裸の少女が自分のことを父と勘違いしてきた』といったところか。ベタでクソつまらんギャグが織り交ぜてあるものの、話にオリジナル要素がうまく絡みつき、コメディパートとバトルパートがしっかり分かれていた。プロローグのつかみもしっかりしている。とてもニートモグラと比べる対象でないことは明白だ。

  砂卦善氏
 彼はどちらかというとレビュアーとして活動しているようだ。その為偶然ゾッ帝を発見し、コメントをしたといったところだろう。本人は試しに1話だけ小説を書いているが、内容が極薄であり登場人物の名前が難読なことくらいしか目につかなかった。登場人物は日輪軌練(ひのわきれん)、芥生神駿(あざみしんしゅん)の二人のみ。一話のみしか書いていないので何とも言えないが、とりあえず一話にとどめておいて良かっただろう。
  本人のページにはレビュアーの癖に長々と自己紹介を書いている。

人生をゆらりくらり生きている学生です。

嘘です。いつ来るかわからない刺客(というなの更新)。そして度重なる試練(寝不足と睡眠不足)を乗り越えて毎日を充実させて生きています。

でもけしてニート予備軍とかではないです。(重要)
小説かくとかそう言うのは文章力ないのでやるだけ
ダメダメなのでないです。でももしかしたらやるかもしれないとかそれ1番言われてるから、
早く大人になって就職して出世したりいいお嫁さん貰ったり仕事仲間に囲まれて毎日楽しく生きていきある日妻から突然子供のことを知らされてそれで余計に仕事がはかどって何かもうイマガシアワセダナーとか思えるような暮らしをずっとし続けて最終的には多くの人に看取られながら今までのことすべてに感謝をしてその影響なのか涙を流してしまい家族と離れるのが寂しいのかそれとも別のなにかなのかも分からないけどそれでもいいやと思いながら
「我が生涯に、一片の悔いなし。」って感じで息を引き取るのが僕の夢です。


うぉん、おらは人力火力発電所だ!!


は?

  御察しの通り彼は淫夢語録を知っているのだが、全く面白くない。彼はガイジというよりセンスがないだけなので、クソガイジには相応しくない。

  以上のことから、仲間共成氏を現時点でSyamu以下の最底辺クソガイジに認定し、筆を置こうと考えていた。しかし障害者手帳持ち裕P氏の作者マイページを見てみたところ、活動報告をマメにしていたことが分かった。そこからゾッ帝は元々『異世界転生!苦悩の剣の物語  〜闇の勾玉』というタイトルであり、それ以前からコロコロタイトルを変えていたことが判明した。これだけでも歴史的発見に近いものがあるのだが、活動報告に対してつけられているコメントから辿ってみたところとんでもない著者を発見したので、それについて触れておきたい。最初に決めた調査対象から逸脱していることについてはご容赦願いたい。

  走るバードネスト氏
  彼は奇形児に対してこのようなコメントをつけていた。
お元気でしたか?
これからも執筆活動を頑張って貰いたいですね⊂((・x・))⊃
2015年09月01日(火) 02:17

ごく普通の応援コメントである。しかし彼が書いていた小説は、およそ小説とは呼べないような代物だった。これから彼の作品「ぐる@ぐる!」の第一話を丸々載せる。しかしカルチャーショックに似た衝撃を味わうことは避けられないので、覚悟して読んでいただきたい。以下原文

ぐる@ぐる連載開始!初心者なのでよろしくね。
第一話 勇者誕生!
「これで良かったのか…アリス…」
――――――――――――――――――――――――――
またいつもと同じような朝が来た、なにか起きないかなと思いいつつも部屋からでない少年がいた。
「はぁー仕事探しめんどくさいなー…彼女ほしいなー…彼女…」
彼はニートだった
「グリーン!朝だよ!いつまで寝てんだい!
「わあーってるよー…はぁ…」
階段を降りるとそこには兄と母さんがいた。
「あれ?父さんは?
「父さんは薬草採りにいったよ」
「ふ~ん…」
「それよりあんたは仕事探しなさい!
「はいはい…そのうちやるよ」
「そのうちってあんたはいつも・・・
「ごっそさーん」
「じゃあそろそろ行くわ」
「ああ、はいはい」
「今度はいつ帰ってくるの?
「んー早くても半年後くらいかな・・・?
「へぇー・・・」
「じゃあまたなグリーン」
「ばいばーい」
「あんたもレッドを見習いなさいよ」
兄のレッドの仕事は魔界から来ているエネミー達を討伐する仕事をしている。
いわゆる勇者ってやつだ
だが勇者の仕事は安定しない、当然のことだがエネミーを倒さないと報酬金はでない。
そして勇者にはランクというものが存在する
C~Sランクまで噂ではその上のランクもあるらしい
勇者には簡単になることができる
必要なのは正義の心とやる気だけだ
「じゃあ俺も勇者になるよ」
「あんたが!?無理無理やめときな」
「いや俺には正義の心が人の1.5倍ぐらいあるから大丈夫!
「ちょっと試験受けてくるわ!
「えっ?本気なの…」
試験管は各町、村に一人はいる。そしてなぜが全員全身黒服を着ている。
「おっあの人かな、すいません勇者なりたいです」
「じゃあまず私の質問に答えてね」
「正義の心ある?やる気ある?
「はい!」
「いいじゃん合格はいC級勇者のバッチね、これ」
「でこの紙に名前やいろいろ書いてね」
「書きました!!!」
「うん、じゃあねバイバイ」
グリーンは急いで家に帰った。
そして母にありのままを伝えた。
「へぇ~よかったじゃん、じゃあ家から出ていってね」
「えっ?」
「あたりまえじゃん、兄を見習え」
「え…」
グリーンはため息をつきながら荷物を整理した
「じゃあね…」
「はい、さようなら」
「うん…」
グリーンはゆっくりと歩き村を出た。
「はぁ…楽できると思ったのに…これからどうしよう…」
「あの!すいません」
「?」
「勇者さんですよね!試験受けるの見てました!僕を旅に連れて行ってください!」
「…え?」
つづく



  どう思っただろうか?  私はこの突き抜けた酷さを表す単語を知らないので、一言で感想を言えない。
  誤字脱字など、酷いところを挙げ始めるとキリがないのだが、ぐる@ぐる!をクソ小説たらしめる二つのポイントを挙げておく。ポイントが分かれば改めてクソさが浮き彫りになるだろう。

・なんのオリジナル性もない
  わざわざ1000字も書いたのにも関わらず、他の小説との差別化がまったく出来ていない。主人公の名前はレッド。普通だ。普通すぎる。そして兄の名前はグリーン。普通だ。仲間共成氏にも言えることだが、出てくる名前が全て無個性なのだ。無個性すぎる故に誰が誰のことを言っているのか分からなくなる。マンガやアニメならキャラの容姿で誰が誰かを識別できる。しかしこれは小説なので別のところで特徴をつけるしかない。例えば口調とか、口癖とか、仕草とか。しかし口調にもなんの特徴もないのに加えて、そもそも地の文が不足しているので仕草もクソもないのだ。先ほど砂卦善氏の小説の登場人物が難読だといちゃもんをつけたが、あれも立派な識別材料となる。ただ読みにくいから少し腹が立っただけだ(告白)。
  ストーリーに何のひねりもないのも酷さに拍車をかけている。主人公が勇者になり、途中ヒロインがパーティに加わって雑魚敵を倒す。王道も甚だしい、平凡極まりないストーリー展開なのだ。もちろん王道なストーリーを好む者も存在する。しかし評価されるような王道ストーリーは、必ず他に光るところがあるからこそ受け入れられていると私は考えている。例えばキャラの魅力だったり、雰囲気、文章など、ストーリーの他に読者を引き込めるポイントはいくらでも存在する。それを考えるとぐる@ぐる!は他に良い点が何一つ見つからない。よってぐる@ぐる!を読んでいても王道のストーリーを咀嚼してゲロまみれにしたものを見せられている気しかしないのだ。

・漂うやっつけ感
  どちらかと言えばこれこそがぐる@ぐる!をクソたらしめる要素であると思う。本人も1分で考えたものを書き起こしたと告白しているため、小説を構成する全ての要素にテキトーさが滲み出ても仕方がないだろう。地の文から登場人物のセリフ、世界観、文の精巧さなど、どこに注目しても0点である。いっそのこと、とことんテキトーにしてシリアスなフャンタジー小説に対するアンチテーゼを含んだものとして公開すれば良かったのではないかと思うくらいだ。だがあくまで本人はこれで真っ向から勝負をしている。まさにネット小説界の四八(仮)、ハリウッド版ドラゴンボールといったところだろう。

  以上の根拠から、Syamu以下のクソガイジの称号は走るバードネスト氏にこそ相応しいという結論に至った。こいつが日本語を知らなければ良かったのにとさえ思えるクソさは、私にカルチャーショックのような強い衝撃を与えた。この頭一つ抜きん出たクソさが、単純に突き抜けてつまらない仲間共成氏を上回った原因といえる。彼の作品に対して思いつく限りの罵詈雑言をぶつけたとしても、このクソさとは釣り合わないだろう。

  今回調査をしていて分かったのは、Syamuの遺したゾッ帝はまだマシな部類に入る作品だったということだ。これまで私はゾッ帝に対して「読むだけ無駄」、「拷問に使える」などと評価を下してきた。今でもその評価は変わらない。ただSyamuの場合、クソポイントが点在しているというだけで、どこを切り取ってもクソという訳ではなかった。普通のファンタジー小説に綻びが生じ、そこにガイジアレンジを施しただけだ。その適度な弱点があるからこそ、我々はガイジの書いたものだと理解しつつ読み進められたのだ。

  しかし彼は違う。本気で読む価値を見いだせない。彼のおかげで何か得られたとすれば、それは「開いた口がふさがらない」をリアルで体験したことくらいだろう。自分語りになるが、私はC級の創作物が好きだ。淫夢はガバガバなホモビデオだし、Syamu_gameはチャンネル登録が多かったとはいえ内容は凄惨たるものだった。映画もクソだと分かっていて借りるし、ゲームもクソゲーだと知りつつ買う。当然それはバカにするための行為だが、C級の創作物に対するリスペクトは一時たりとも忘れたことはなかった。 だからこそ今回ネット小説でC級小説を探すことも苦ではなかった。しかしぐる@ぐる!に遭遇し、私が今まで培ってきた価値観はあっという間にひっくり返された。彼こそガイジを超える、真のクソガイジの称号にふさわしい。



  いつか彼を超えるガイジを見つけたいと思っております。また、youtuberでのびハザをやっている実況者の中でもクソガイジを探したいと考えております。