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  • 2019.10.19

【インタビュー】村井良大×甲斐翔真×髙橋颯 正義と悪が交差する頭脳戦が再び――新生デスノートがついに幕開け!

大ヒットマンガ『DEATH NOTE』(集英社)を原作にした、オリジナルミュージカル『デスノート THE MUSICAL』。2015年の初演以降、日本国内のみならず、韓国版公演、さらには日本人キャストによる海外公演でも大成功を収めた本作が、20201月から2月にかけてオール新キャストで上演される。歌稽古に入ったばかりだという3人、ダブルキャストで夜神月を演じる村井良大と甲斐翔真、エルを演じる髙橋颯が集まってみれば、いいカンパニーになりそうな予感!

文/杉江優花

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稽古前からいいカンパニーになりそう!2回目の顔合わせで高まる期待感!!

――この3人で顔を合わせるのは、何回目なのでしょうか。
髙橋 2回目なんです。
村井 この間、初めてこの3人での取材があったんですけど、そのときにようやくちゃんと話せてね。
甲斐 そうそう、夜にはだいぶ盛り上がって(笑)。
髙橋 深夜テンションで(笑)。
甲斐 ちなみに、村井さんと颯くんはO型、僕はB型です(笑)。
村井 颯くんは人見知りのO型でね(笑)。
甲斐 っていう感じで、やっと人となりがわかってきたし……。
村井 いいカンパニーになりそうだよね。翔真と僕はダブルキャストでライトを演じるわけですけど、昼公演が翔真で僕が夜公演のときとか、ハイタッチしてバトンを渡してもらうくらい、楽しくやりたいなと思っていたりするし。
――作品自体には重厚感があっても。
村井 重い芝居のときに普段の雰囲気まで重くすると、セリフも気持ちも全部沈んじゃう気がして。舞台に立っているとき以外では明るく、どんどん自分を出したほうがいいんじゃないかなって最近は思うんですよ。
甲斐 なるほどね。それは大事なことかも。じゃあ、出します!(笑)。
髙橋 全部出します!(笑)。
甲斐 あと、僕も颯くんも舞台に関しては新人だから、頭であれこれ考えるよりは、良いものにすべく当たって砕けろっていうくらいの気持ちでやっていくしかないかなと。稽古の間にたくさん吸収して、失敗を恐れずにがむしゃらにやっていきたいです。
髙橋 うんうん。甲斐くんは映像での芝居経験が豊富ですけど、僕にとって演技はほぼ初めてで未知の世界なので。まずは、村井さんと甲斐くんからしっかり学びたいです。
甲斐 いやぁ、僕も映像での芝居はしてきたけど、舞台での芝居は初めてだからね。お客さんの前で生で芝居をするっていう感覚がどんなものなのか、期待感はもちろん緊張感もあります。
――今回の『デスノート THE MUSICAL』は、オール新キャストでの“新生デスノート”になりますが……。
村井 作品のファン、『デスノート THE MUSICAL』のファンの方もたくさんいらっしゃることは重々承知の上で、今の私たちを観てくださいという想いはあって。謙虚さは忘れず、これまでの『デスノート THE MUSICAL』をリスペクトするけど、今回は我々が選ばれたわけで、自信を持って臨みたいです。
甲斐&髙橋 同じ想いです!

3人の中から“ママっ子”が発覚!?制御できなくなるほどハマっていることを告白!!

――なお、髙橋さんは「エルは自分に一番近い存在だと感じていた」とおっしゃっていましたが、どんなところでそう感じたのでしょうか。
髙橋 エルは天才的な頭脳を持つ人物ではあるんですけど、ライトに比べて少し幼いというか……ずっと指をくわえていたりするじゃないですか。僕が8歳くらいのときに映画『DEATH NOTEデスノート』で松山ケンイチさん演じるエルを観たときには、甘えん坊で寂しがり屋なのかなという印象を受けて。僕もその当時「ママ、ママ」って甘えていたから、その気持ちわかるよ!って思ったんですよ。
村井 今もママっ子なの?
髙橋 えっと……「ママ」とは呼んでいます(笑)。
甲斐 そうなんだ。僕、恥ずかしくて親のことは「ねえ」って呼んじゃう(笑)。仕事場にお母さんが来ても、「ママ」って呼べる?
髙橋 それはさすがに……っていうか、仕事場に来たらびっくりします(笑)。
――村井さんと甲斐さんは、ライトと近い部分、共感できるところはありますか?
甲斐 ライトの言うこと、僕はわかります。きっと多くの人が、心の中で思うことだろうし。彼の場合は、それを行動に移してしまうっていうだけでね。
村井 そう、実行できる道具があるからね。僕自身、もし自分の身内が誰かに殺されたとして、その誰かが罪に見合わないような軽い刑で済んでしまったとしたら……許せないって思ってしまうだろうし。だったら自分がこのノートで、っていうライト=キラの気持ちは、わからなくはない。
――彼なりの“正義”がありますもんね。
村井 マンガに「自分のことを悪と思っていない悪が一番の悪」っていうセリフがあって、ライトはまさにそのタイプだから、定義としては“悪”なんだろうけど。
髙橋 でも、エルはエルで、警察とまったく同じ意見ではなさそうで、キラを殺そうとしたりもするし。
甲斐 そうだよね。エルに正義ってあるのかな。死刑囚を簡単に犠牲にしたりもするし、誰かを救うためじゃなくて、ライトに負けたくない一心で頭脳ゲームを楽しんでいるようにも感じる。
髙橋 うん。特に『デスノート THE MUSICAL』では、エルがどんどん狂気に取り憑かれていっている気がするし。
村井 エルは頭が良すぎて、ほかの人のモラルが追いつかないところもあるよね。でも、最後にはキラと1対1の勝負に出るわけで、そこにはエルの正義も見える気はするな。
――そういうライトとエルの対峙に、何が正義で何が悪かを考えさせられてしまったりもします。ちなみに、優等生だった月は1冊のデスノートで狂気に取り憑かれてしまうわけですが、自分を制御できなくなるほどハマっているものはありますか?
村井 僕、夏休みの宿題をギリギリまで残すタイプなんですけど(笑)、宿題を早くやらなきゃ!とか、台本を早く覚えなきゃ!っていう状態でゾワゾワするとき、ここ(下腹を抑えながら)がキュっとして……。
甲斐 それにハマっているっていうことですか!?(笑)。
村井 うん、中毒かもしれない(笑)。
甲斐 僕は何かにハマってもすぐ飽きちゃうんだけど、休みの日にYouTubeを観始めると、気付いたら夜になっていますね。
村井 動画中毒だ。どんなジャンルの動画を観るの?
甲斐 ゲーム実況、YouTuber、ミュージカル、アーティストの歌やライヴ、野生動物の生態、台風のときの飛行機の着陸とか。
髙橋 めっちゃ幅広い(笑)。僕は、友だちに誘われて行ってみたら、温泉にハマったんですよ。5日連続で同じ温泉に日帰りで通ったりもして。
村井 いいね、温泉。
甲斐 癒やされるし、疲れ取れそうだし。
髙橋 そうなんですよ。温泉パワーも借りながら、本番最終日まで乗り切りたいと思います!

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【作品情報】

<東京公演>
2020年1月20日(月)〜2月9日(日) 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
 
<静岡公演>
2020年2月22日(土)、23日(日) 清水マリナート
 
<大阪公演>
2020年2月29日(土)、3月1日(日) 梅田芸術劇場 メインホール
 
<福岡公演>
2020年3月6日(金)〜8日(日) 博多座
 
チケット販売:2019年10月19日(土)一般発売
料金:S席13,500円/A席9,000円/B席6,000円/Yシート2,000円(20歳以下対象・当日引換券・要証明書)
※ 全席指定、税込
※ 未就学児の入場不可
※ 本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています
 
出演:村井良大 甲斐翔真 髙橋颯 
吉柳咲良 西田ひらり 
パク・ヘナ 横田栄司 今井清隆
演出:栗山民也
脚本:アイヴァン・メンチェル
音楽:フランク・ワイルドホーン
 
<STORY>
成績優秀な高校生・夜神月(やがみライト/村井良大、甲斐翔真)は、ある日、一冊のノートを拾う。ノートには、「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」とあった。それは、死神が退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)であった。犯罪者を裁ききれない法律に、限界を感じていたライトは、ある日、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると、誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。
 
「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神”だ」と、ライトはデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛し始める。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵L(エル/髙橋颯)が事件を解決すべく捜査を開始する。




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