EBiDAN所属のM!LK、MAGiC BOYZ、SUPER★DRAGON、スタメンKiDSが、17日にサンリオピューロランドで開催された『EBiDAN THE UNiON 2016 in Sanrio Puroland』に登場。各グループがステージでサンリオの人気キャラクターと共にパフォーマンスしたり、園内でコラボグッズが販売されたりと、2部制で行われた公演はスペシャルなものとなった。ここでは、1部の模様をお伝えする。
トップバッターは小学3年生&4年生からなるスタメンKiDS。円陣を組んでメンバー全員で「エイ、エイ、オー!」と気合を入れ、「てらこや」で<朝はてらこやまでダッシュ>と歌えば、オーディエンスが「足速い!」と全力でコール。それぞれに好きなサンリオキャラクターを発表した後は、お姫様を救う忍者になりきって歌う「おどれ!ニンポー大作戦」で見事な側転も見せ、「まつりBAYASHI!!」では「お待たせしました、ここで主役の登場だ!」というメンバーの元気な声で、バッドばつ丸がステージへ。ステージセンターから伸びた花道でメンバーとバッドばつ丸が一緒になってぐるんぐるんタオル回しをして、ラストのキメポーズまでなんてやんちゃでかわいかったことか。
ジョー(DJ)とミロ(DJ)がぐでたま、リュウト(MC)がポムポムプリン、トーマ(MC)がハローキティの被り物姿で現れたのはMAGiC BOYZ。DJ Hello Kittyと手を繋いで出てきてHIP-HOPなハンドシェイクを交わしたジョーとミロが「何もかも忘れて楽しみましょう!」と言えば、トーマは「お前らペンライトなんか持ってんじゃねえ、手上げろ!」と挑発し、リュウトは早速花道へ。ジョーとミロが欠席したマヒロ(MC)のお面をつけ、「マジボのテーマ」で<俺たち5人でMAGiC BOYZ!>と歌えば、フロアの熱量もぐんぐん上昇していく。ナンパラップで他のグループのファンも躊躇なく巻き込み、「オレたちが一番!」と宣言した「オレでしょ??」でますます火を点けた上で、パーティチューン「Do The D-D-T!!」ではみんなのたあ坊が登場。メンバーと一緒になってのほほんとした顔のみんなのたあ坊もキレッキレなダンスを披露して、今も残る残像まで鮮烈だ。
スタメンKiDS とSUPER★DRAGONによるゲーム対決を挟み、SUPER★DRAGONは登場からして至ってクール。白い仮面を用いた「hide-and-seek」で、しなやかさとダイナミズムを織り交ぜたダンス、ジャンの鋭いラップ、毅のエモーショナルな歌を絶妙に絡ませ、「オレたちがかわいくいくと思ったか?この曲でおまえらとひとつになりたい!」と、強烈ビートが貫く「BAD BOY」へ。花道に9人全員で出てくれば、すっかり圧倒されてしまう。一転、MCともなれば、「アッツい」「楽しい」「ヤバいね」「最高すぎ」と笑顔を見せ、愛を込めてMAGiC BOYZメンバーのモノマネをする場面も。毅が11月にシングルリリースすることを告げ、「次は存在も見た目もビッグなゲストが来てくれます!」と前置きすると……「HACK MY CHOICE」で、けろけろけろっぴが登場。ダンスをしながらけろっぴにタッチしたり、一緒にジャンプしたり、笑顔で頭を撫でたり。最後にはけろけろけろっぴの手を引いてセンターへとエスコートし、全員で力強くダンスして、けろけろけろっぴを囲んで堂々のキメポーズ。けろけろけろっぴをこんなにカッコよく輝かせられるのは、SUPER★DRAGONだけだ。
トリはM!LK。ドラマ撮影で佐野勇斗が欠席のため、板垣瑞生が「佐野がいなくても盛り上がっていくぞ!」と声を上げ、「せーの!」から「新学期アラカルト」へ。4人が肩を組んだりラインダンスで魅せれば、オーディエンスは大きなメンバーコールで応える。板垣と塩﨑太智がセンターで寄り添って歌えば、笑顔で向き合う山﨑悠稀と吉田仁人。機転を利かせて佐野のパートをアレンジした山﨑のフレーズ、歌い終わった後の「あまりの来てほしさに“佐野くん来てよ”って言っちゃった(笑)」という板垣の言葉にも、大歓声が上がる。自己紹介では、“ピューロランド”という言い慣れない言葉を塩﨑が噛んでしまったり、そんな塩﨑を山﨑が笑顔で見守ったり、吉田がなぜか前に出すぎてしまったり、板垣がモノマネをして佐野の役を務めてあげたり。何をしていても楽しくて、みんなを笑顔にしてしまうのがM!LKだ。「夏味ランデブー」では、花道も使ってパフォーマンス。「オレ、やっぱり佐野くんがいないと寂しい」「でもさ、俺たちにはみんな(ファン)がいるよ!」というセリフのかけ合いも、いっそうフロアのテンションを高めていく。
そして、「次で最後ということで、スペシャルゲストのハローキティちゃんをお呼びします」とハローキティを呼び込んで、ピンクの服を「佐野くんカラーだね」とかイジっていると……なんとなんと、佐野が息を切らせながらまさかの登場。なんでも、すぐ近くで撮影をしていて休憩時間に急遽、来られることになったのだとか。そんな佐野が「みんな、盛り上がっていけますか!?」と早速率先してフロアを煽って、ラストは「コーヒーが飲めません」。塩﨑、山﨑、吉田がハローキティと見つめ合ったり手を繋いだり腕を組んだり、板垣と佐野が肩を組んだりして、最後はハローキティも含めて「以上、MiLKでした!」と笑顔でポーズ。夢のように楽しい場所で、ミラクルを起こした5人であった。
さらには、その後の『Miracle Gift Parade』に飛び入り参加し、ぐでたまと一緒にダンスレクチャーをしてくれたEBiDANメンバーたち。こんな楽しい思い出があれば、参加できた人たちはしばらく勉強に仕事に頑張れそうだ。
写真/笹森健一、文/杉江優花
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