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すずもと

@aruto250

当たり前のことが当たり前にできる人々の無自覚な残酷さ。

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すずもとさんのツイート

すずもと

@aruto250

1時間

しかしまあ「女性を粗末に扱っても問題ない状況」を出現させないためには組織作りや男性の意識改革(また原因論的アプローチだ)だけでは決定力を欠き、女性の自己防衛、特に「強い立場の男性に群がらないこと」も必要なのだが、これは生殖相手を選ぶ自由とコンフリクトするので語ることはタブーなのだ。

これについて、原罪意識を持たせることで狂暴性の発露を防ごうとするのは犯罪原因論的なアプローチなわけだ。そして「女性を粗末に扱っても問題ない状況」を発生させないことで箍の外れる条件が揃うことを防ごうとするのは犯罪機会論的なアプローチということになるのだろうな。

まあ確かに男性はいくつかの条件が揃って箍が外れるとこうした狂暴性を発露してしまうことがあるのだよな。ただそうした「条件が揃うと箍が外れる狂暴性」は男女問わずあるわけで、これだけを殊更に、潜在的に持っていることと現に発露していることの境界を曖昧にして扱うことには違和感があるが。

引用ツイート

すずもと

@aruto250

· 3時間

返信先: @aruto250さん, @sumomodaneさん

そういう男女観を内面化していると、レイプというのも「どちらが捕食者か思い知らせてやる」という、上下構造に由来したもののように感じられてしまうのだと思います。余談ですが男性の側がこの男女観を内面化すると、原罪意識に苛まれるフェミニスト騎士になるように見えます。

要は、何かが「生きるためだから」という理由でそれ以外の自由を差し止める場面が社会からどんどん減っていく一方で、何かが「生殖相手を選ぶためだから」という理由でそれ以外の自由を差し止める場面が増えていくのだろうな。

様々な「自由」と「自由」がコンフリクトしたときどちらの「自由」が強い(優先される)かを考えていくと、生命維持のための自由が最も強く、その次に強いのが生殖にまつわる自由だ。そして偶発的な死がほとんど駆逐された社会では、生殖にまつわる自由が相対的に強い権力を持つようになっていく。

まあ「自由」なのだろうな。「生殖相手を選別する自由」なのだろうと思う。その自由を担保するためには「誰も選ばない」ことのハードルは極限まで低くなければならない。だから「結婚しないと不幸になる」という主張は許されないし、逆に「結婚すると不幸になる」という主張は推奨される。

「結婚すると不幸になる」という主張は社会に溢れているけれど、「結婚しないと不幸になる」という主張は、公にはしてはならないことになっているよな。それは少子化や社会の不安定を看過してでも守られなければならないルールになっている。社会の維持より優先されるそれの正体は何なのだろう。

何を幸福と感じるかを変えて解決することが許されるなら、「とにかく結婚さえできれば幸福だと思えるよう女性の意識を変える」ことでも問題を解決できるだろう。これだって不幸な人は減るのだから問題はないはずで、しかも少子化が解消して社会が安定する効果もある。しかしこの解決策は許されまい。

日本は未婚男性の幸福度が低いという話が出るたびに、進歩的な人々から「結婚しなくても幸福と思えるように男性の意識を変える必要がある」みたいな意見が出てくるけど、何を幸福と感じるかという意識を変えることが可能だとして、そこを変えることを解決策にしてしまって良いのか？という疑問がある。

166

もしくは、自分が特殊な人間であることに気付きながら、自分がロールから逃れるために、「ロールなしでは『うへぇ』と思うようなことを自らに課せない人々」を利用した。そうして自分たちは自由を得た一方で、沢山の「ただ面倒事から逃れたいだけの人々」を発生させてしまった、という気がする。

結局なあ、ロールがなくても「他人にとっては『うへぇ』となるようなこと」を進んでやれるような人が、まさにその「うへぇ」となるようなことを進んでやりたいがためにロールを否定したんだろう。だけど彼らは自分が「『うへぇ』となるようなこと」を進んでやれる特殊な人間という自覚がなかった。

引用ツイート

すずもと

@aruto250

· 13時間

ロールって「こんなことまでやらなきゃ/我慢しなきゃならないのか」と「うへぇ」と思うようなことが多々あるけど、「そんな嫌なことはやらなくていいんだよ」とロールを廃止したら、凡人が「うへぇ」と思うようなことを自分からやれる人間だけが主体性を確立し、残りは単なる動物になってしまった。

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すずもと

@aruto250

13時間

そうして残った動物は、生きるために労働者というロールを調教されて、結局「うへぇ」と思うようなことを仕込まれてやらされているわけだ。フェミニズムは資本主義の侍女とはよく言ったものだよな。まあ男も状況は同じながら、こちらはそんな危機を表すフレーズさえ与えられてはいないのだけど。

「女に生まれたばかりに、男の性欲処理係として生きることを運命付けられた！」みたいな世界認識に到る女性もいるだろうことも何となく分かるんだよな。ロールが与えられない社会で、自らロールを選べず主体性も打ち立てられなければそうなるしかない。そしてそれができる人間は限られている。

男子トイレのないフロアでは、トイレの入り口が1ヶ所で左右に通路が振り分けられているというよくある構造だけれど、よく見ると左右どちらも女子トイレという…。うっかり入りそうになったが誰もいないタイミングで本当に助かった。血の気の引く経験だった。

工学系の職場で2階おきにしか女子トイレがないことに噴き上がっている意見がfavを集めているのを見た。しかし自分は男女比1:5くらいの職場で2階おきにしか男子トイレがなく、数で言えば女子トイレが22ヵ所に対して男子トイレが2ヵ所しかない現場に行ったことがあるのでそんなものではという気が…。

でもまあ、それでも支持しますよ。鈍感でバカな男性が少しでも多く結婚できるような社会になることを祈って。ナンパに「キモい」と発言するのを擁護するのと同じ強度で、鈍感でバカなだけの礼儀正しい不器用な男に「キモい」と発言することを批判していくしかないのだろう。

だってさあ、自分は日常の隅々まで重なって存在する「性の世界」みたいなものを全然認識せずに生きてきたけど、みんなものすごく「性の世界」でドロドロヌルヌルと活動してたじゃないですか。私みたいに鈍感な人間は鈍感だからバカみたいにお行儀良くしていられたけど、それで結局バカを見てるわけで。

だが同じ理屈により、ナンパに対して「キモい」という生の感情をそのままぶつけることも否定せざるを得ないし、またナンパという即物的な性欲の発露も否定するほかない。ただ問題は…ヒトという動物はそこまでお上品になれるのか？ということだ。

これは自分としては支持しないわけにはいかないだろう。なぜなら自分は女性に対して素朴な欲求のままに異性を選別することをやめ妥協を覚えて欲しいと思っているからだ。これを支持しない場合、男性もまた妊孕能力を背景とした女性からの残酷な選別に異を唱えるなと言わなければならなくなってしまう。

引用ツイート

罪深バード

@selfcomestomine

· 6月23日

「あなたが銃を突きつけられている場合、あなたはその加害者の言うことに従うべきだ、いたずらに抵抗するなど刺激しないようにするべきだ」。それは生物界におけるドミナンスに対する適切な対処法なのだが、これを社会がただしいと言いはじめたら終わりなんですよ。

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すずもと

@aruto250

6月25日

もっとも、「キモいと言えば痴漢もナンパも怯んで退散する」という理想的な展開と同じように、誰かがが毅然と止めに入れば(あるいはそれに周囲の人々が一斉に同調の声を上げてくれて)犯人は観念して暴れることなく取り押さえられる、という展開を思い描いているのかも知れない。

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