PHPマニュアルの読み方
PHPマニュアルの読み方
PHPマニュアルとは
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URL
日本語版のマニュアルはこちらになります。
PHPマニュアルは、PHPに関するさまざまな情報を提供しており、インターネットからアクセスできます。
用途
特に関数リファレンスや、プロのエンジニアが書いたコード例、また、バージョンアップにともなう仕様の変更などを確認します。
関数リファレンス
関数リファレンスの読み方
上記はdate関数を調べた場合の説明例です。読み方を確認しましょう。まず、string date( )のstringというのは文字列が返ってくることを意味しています。通常、関数は戻り値(返り値)を持つので、何が返ってくるか明確に説明しています。
次に、( )内を見ていきます。string $formatは第一引数に文字列が必要なことを表しています。この第一引数は、第一パラメータとも呼ばれます。どのような文字列が必要かは後述しています。
[ ]内はオプションです。指定しなくてもエラーにはなりません。その場合はデフォルト値が自動選択されます。パラメータ
設定するパラメータの内容は上のように後述されます。$formatと書かれている場所にはパラメータのformatの項目が対応します。date関数でいえば、date(‘d’)やdate(‘D’)などどしてコードを書きます。指定したパラメータによる返り値の違いは一覧で確認することができます。
例を確認
説明を読み進めると、コードの具体的な使い方であるコード例が出てきます。非常に参考になるので学習や実際の制作の都度確認しましょう。
変更点の確認
バージョンアップによる仕様変更
最近では特にPHP5.6からPHP7へのバージョンアップにおける仕様の変更点などが調べられています。日本語マニュアルでは翻訳に若干時間がかかりますが、英語サイトではすぐに最新の情報を得ることができます。教材等で学習する際に合わせてPHP最新知識も入手するとよいでしょう。
「マニュアルを見る」を習慣化させる
マニュアルの精読は必須
業務で行う上で、マニュアルを見ながら進めていくことは必須の作業です。すべての関数やクラスメソッドを覚える必要はありません。しかし、その代わりにマニュアルを読んでその場で応用をきかせる力が求められます。常に分からないことは調べる習慣を持ちましょう。
教材として適切か
初心者の教材としてはいささか専門用語が多すぎるきらいがあります。もちろん慣れていくん越したことはありませんが、辞書的な使い方が望ましいでしょう。PHPの学習には専門の教材を用意して、学習の過程でマニュアルをのぞくなどすると相乗効果が期待できます。