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「拒めなかった」広島市議が授受認める 克行前法相「2人だけの秘密だから」

2020.6.25 15:23
 25日、広島市議会の石橋竜史議員が、去年5月に河井克行前法務大臣から現金を受け取っていたことを明らかにしました。

  安佐南区選出の石橋議員は、去年4月の統一地方選で3期目の当選を果たした後、河井克行容疑者から「来てほしい」と求められ、5月下旬に事務所を訪れたということです。そして、応接室に克行前大臣が1人で入ってきた際に封筒を渡されたと説明しています。

 「『このたびは当選おめでとう』と言って、(封筒を)出されたので、わたしは当然ながら『勘弁してください。やめてください』と訴えたところ、胸元に『取っておきなさい。これは、2人だけの秘密だから。わかったね』と言って、ねじ込まれる格好だった。」(広島市議会 石橋竜史議員)

 その後、封筒を確認すると、30万円が入っていたということです。

 石橋議員によりますと、以前にも克行前大臣から年に2回ほど「氷代」や「餅代」などの名目で現金を渡される機会があり、断ろうとしても「2人だけの秘密」などと言われていたということです。

 去年の30万円についても「拒むことはできなかった」としたものの、「買収には加担していない」と説明しました。

 石橋議員は、これまでのRCCの取材に対して、現金の授受を否定していました。

 「本心は言えないのはわたしの中でかしゃくはあったけども。本当、今後の選挙であったり、有権者の方がたに向けても、こういうことで苦しめられる人を家族にしても本当、誰1人増やしていけないと切に思って…。」(広島市議会 石橋竜史議員)
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