ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長は、iPS細胞の研究などに総額100億円を寄付すると発表しました。

柳井会長がポケットマネーで京都大学に寄付するのはなんと100億円。

このうち5億円は山中伸弥教授が進めるiPS細胞技術を用いた新型コロナウイルスの研究に。

またiPS細胞を安価で短期間に作成する方法の開発などにも45億円を寄付します。

さらに本庶佑特別教授が進めるがん免疫療法の研究や研究者の育成のために50億円が使われます。

【ファーストリテーリング柳井正会長兼社長】

「国から本質的な研究に対して自由に使えるお金が出ないといけない。それで微力ながら援助した」

【京都大学iPS細胞研究所山中伸弥所長】

「(国からの支援と違い)自由度が非常に高い。使い方もそうですし、年度に縛られない。本当にありがたい」