2020年6月24日 / 01:27 / 3時間前更新

中南米の新型コロナ死者が10万人突破、メキシコとブラジルが深刻

 6月23日、ロイターの集計によると、中南米の新型コロナウイルス感染症による死者が23日、10万人を超えた。写真は6月2日、コロンビアのボゴタで撮影(2020年 ロイター/Luisa Gonzalez)

[メキシコ市 23日 ロイター] - ロイターの集計によると、中南米の新型コロナウイルス感染症による死者が23日、10万人を超えた。また、メキシコで新たに確認された感染者は1日当たりの過去最多を更新した。

メキシコ保健省によると、23日の同国の新規感染者は6288人で、793人の死亡が確認された。感染者の累計は19万1410人で、死者数は2万3377人に達した。

ブラジルで新たに確認された死者は1374人、新規感染者は3万9436人に上った。死者の累計は5万2000人、感染者は110万人を超えている。

ブラジルの裁判所は同日、ボルソナロ大統領に対し、公共の場でマスクを着用するよう命じた。大統領がマスクを着用せずに政治集会に出席したことを受けた。

中米の他の国でも感染は拡大しつつある。グアテマラの新規感染者は初めて700人を上回り、死者は35人増え、582人となった。

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