アラート (マスターピース)

TRANSFORMERS MASTERPIECE MP-14 サイバトロン保安員/アラート (タカラトミー)

今よみがえる、君がつくる、君のヒーロー!
最新の技術でトランスフォーマー達が甦る!MP版アラートの紹介です。

「それは危険です司令官、やめるんだアダムス、デストロンに傍受されてしまうぞ」

サイバトロン保安員/アラート

座右の銘・・・「注意にやりすぎという事は無い。」


アラートは、情報、通信、秘密の通路から隊員の基地内での所在管理まで、
サイバトロン基地のセキュリティ管理を一手に受け持っていたサイバトロンの保安員である。
高度なセンサーを持ち、いかなる危険をも察知する能力を持っている。
視覚も敏感であり約360kmの距離から2cm大のマイクロチップを捉えることができる他、
聴覚は約2.2km先のピンの落ちる音すらも聞き取ることができる。
その鋭敏なセンサーを常に研ぎ澄まし、周囲の警戒に異常なまでの拘りをみせる。
また、コンボイの判断であろうと危険性が高いと判断すれば、中止することを進言する。
アラートの神経質すぎる行動は、時に周囲の足を引っ張ってしまうこともあるが、それは彼の任務に対する献身ぶりの裏返しであり、
サイバトロンの仲間たちの安全を第一に考えているからに他ならなない。
そして仲間たちもそれを十分理解している。


以上、説明書より
台詞は第31話「スカイゴッド」で、敵に追跡されているアダムスに、コンボイ司令がエネルギーのデータ送信を要求した際の物。
この後も、遠くの衛星タイタンまでアダムス救出に向かおうとしたコンボイを制止している。

レスキューのスペシャリストが、時代を越え緊急出動!

ランボルギーニのエンブレムが目立つパッケージ。
情報量もぎっしり詰まっています。

パッケージ内部。

LAMBORGHINI CONUNTACH LP500S

アラートのビークルモードは、ランボルギーニLP500Sのファイヤーチーフ(=消防指揮車)仕様であり、
サイバトロンの仲間や民間のレスキュー隊を先導する際に有効な形をしている。
ボンネットやサイドドアにマーキングされている「F.D.」の文字は「Fire Department」すなわち「消防」の意味であり、
その文字の間には、火災から守る意味を込めた「盾」のエンブレムが施されている。
災害発生時、アラートは消防車に変形する相棒のインフェルノを伴い、災害地の消火活動、および被害の救助活動を行う。
慎重派で論理的なアラートと、短気で現場主義者のインフェルノ、性格が異なるがゆえに意見の衝突は多い。
しかし、2人は同じ志を持つものとしてお互いに信頼し、深い絆で結ばれている。
サイバトロンの仲間と隊列を組んで走行する際、彼はセンサーを最大限に利かせ、仲間たちに危険がないかをチェックしている。
そのセンサーは、些細な危険も事前に察知。デストロンの接近には特に敏感だ。
高速走行が可能なランボルギーニ カウンタックのビークルモードを有するものの、
警戒心の強い彼は、緊急時以外そのトップスピードを目にすることは滅多にない。


以上、説明書より。
テックスペックで速度が「3」と低い事についての理由まで解説されています。

MP版はファイヤーチーフ仕様という実在しないモデルでありながらも、今回はライセンス得ての発売。
実は過去にあるメーカーからファイヤーチーフ仕様のミニカーの発売が予定されていましたが、
経緯まではわかりませんが、発売中止になった事があります。
今でも時々、日本仕様のパトカーモデル等が発売される事がありますが、実在しない仕様での発売は難しい物があるのでしょう。

なお、アニメではデザインが変更され、車種不明ベースの消防指揮車になっています。

白いボディに赤いラインが映えます。

特徴的なリボルバーホイールも再現。

フロント、リア。
フロントのウィンカーカバーはクリアパーツ、リアのテールランプまで再現。

付属する武器の微粒子ライフルロケットランチャーは車体上部にセット可能。
MP-10コンボイと統一スケールで造られており、コンテナに収納可能。

アラート、トランスフォーム。

アラート、ロボットモード。

手持ち武器の微粒子ライフル、肩に装着されるロケットランチャーが付属。

ランボルの金型を流用しながらも、胸のポッチや肩のタイヤ等、可能な限りアニメデザインに近く変更されています。
後述の顔の表情一つとっても、開発者のこだわりが感じられます。
アニメではランボルよりも肩幅が広かった事もあり、全体のバランスに限って言えばアラートの方がイメージに近いです。

太ももはアニメ版は白、玩具版が赤であり、MPの不満を上げるならばこの点ぐらいしかありません。
しかし、玩具版のイメージが強いファンも多く、この選択自体は正解だと思います。
アニメではボディの色がグレーがかっている回がありますが、
白いボディの方が印象が強い人が多いという事からも玩具の影響は強い物があります。

リアウィングの位置?それは金型流用前提じゃ無理・・・

 

「危険だからですって!司令官までこのオレをつまはじきにしようとしているんだ。オレは除け者なのか!うわあ、ああ」

頭部。
ランボルとは角の部分が変更になった他、優しい表情に変わっています。
アニメ第23話「ネガベイターを奪え!」でブレインサーキットを負傷した際のエフェクトパーツ付き。
この回のアラートの一人称は「私」、時々「オレ」。
負傷のショックか、それとも素の性格が出ているのか、どちらにしろ安定していない感じは出ています。

 

「とても消火剤がもたない!」

微粒子の高エネルギービームを射出する愛用の微粒子ライフル
山火事の現場に遭遇した際には、木々を倒して延焼を防ぐ緊急対応ツールとして使用している。

ロケットランチャーは、本来は実弾やレーザーを発射する武器であるが、
アニメでは武器として使用した事は無く、第53話「ブルーティカスの攻撃」では、火災に対して消火剤の発射に使用。
(ザ・ムービーの没コンテで使用するシーンは存在する)
後のNewYearSpecialでも、救命具を装備する等、救助員らしい設定が追加されている。
救助活動を自分の任務と考えるアラートにとっては、いかに攻撃を与えるかよりも、仲間や人々の救助の方が重要なのである。

「じゃあ、私は燃えている木を倒すからね。」

アニメではオープニング等で左手で武器を使用する事が多く、
この事が、左利きである私の「キミのヒーロー」として影響されている面も大きいです。

パッケージや雑誌の宣伝用写真では左手で武器を持った姿で掲載。
設定画では左手で武器を持っていますが、特に「左効き」という設定は付けられてはいません。
劇中で左手で武器を使う事が多かったはいえ、「左効き」という設定が無いキャラが、
パッケージ等で左持ち写真が掲載される事は、日本向け玩具ではかなり異例だったりします。

劇中では右手でも武器を使った事もあるので、好きな方の手で持たせて遊ぼう!

保持力は低いものの、手が可動するため、付属の武器以外も持たせる事もできます。
ユージンのガシャのレスキュークラッシャーを持たせてみました。

G1アラートと記念撮影。
まあ、うちのアラートは頭部がG2ランボルの物なのですが・・・

付属カード。
武器はイラストでは右持ち、写真は左持ちになっています。

「いいえ当然の働きですよ、こんなに素晴らしい友人や仲間たちに囲まれていればね。」

最後に変形!ヘンケイ!版インフェルノと並べてみました。
この変形×2版でもいい感じの大きさだと思います。
初代アニメのエピソードや、KRE-OのWEBコミックを読んだ事のあるファンなら、
他のMP製品の誰よりも、インフェルノと並べてみたくなるという物です。
ハシゴ車という大型車両ゆえにMPでの発売は難しいと思われますが、
続々と発売されるカーロボ勢を見ていると、いつか発売されるのでは・・・と期待してしまいますね。

「しかし心配だなあ、ここの管理人がオチも無しに終わるわけが・・・
オマケコーナーだ!ただちに迎撃態勢を!」


このリンク先は非常に危険が危ない!(オイ)
というほど、今回は危険ではないです。

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2015/03/14