Collector's Edition アラート (改造品)
「君が作る、君のヒーロー」
TFは登場する全てのロボが主役になりえるのです。
私にとってのヒーロー、アラートの紹介です。
今回紹介する物は、頭部をG2サイドスワイプと交換しています。
「いいえ当然の働きですよ、こんなに素晴らしい友人や仲間たちに囲まれていればね。」
サイバトロン/保安員 アラート
インフェルノと共に災害地や、デストロンの破壊活動による被害の救助活動を行う救助員。
現場主義のインフェルノと、理論的な考え方のアラートは、性格がまったく違うがゆえに、
意見の衝突も多いようだが、お互い深い絆で結ばれている。
高度なセンサーを持ち、いかなる危機をも察知する。
情報、通信、秘密の通路から隊員の出勤まで、基地の全てを管理する保安部長。
勤務中における彼は、精神病さながらにトゲトゲしい気性を見出し、好ましく思われていないが、
仲間達は任務に対する献身ぶりに感謝している。
第23話「ネガベイターを奪え!」では、
ブレインサーキットを負傷、混乱と誤解からサイバトロンを抜け出し、
「そして私がリーダーになる。私がだ!」
と言って、スタースクリームと結託してしまう・・・
2010本編には登場していませんが、OPには登場しています。
(本編に登場しない理由はe-HOBBY限定ニューイヤースペシャル版の記事を参照。)
なお、マイクロン伝説でも数カット登場しているのはファンの間では有名な話。
(別世界の話なので、同一人物ではないが、別世界のアラートという可能性も)
海外名レッドアラート「緊急事態、緊急警報」の意味
ファイヤーチーフカウンタックに変形。
消防車と言えば、やはり人気のあるハシゴ車が多く、
消防指揮車に変形するロボットというのは珍しかったりします。
なお、アニメのアラートはカウンタックではなく、
ヘッドライトを無くしたり、リアの形状を変えたりして、車種不明の車になっています。
ちなみに、カウンタックと言う名称は日本でしか通じません。
クゥンタッチ(クンタッチ)が原語に近い発音だそうです。
ダイアクロン/カーロボット、No.19ニューカウンタック・ポリスカーの仕様変更アイテムで、
TF時にプロールとの重複を避けるためか、消防指揮車に変更されている。
ただし、日本では消防指揮車は一般的ではなかったのか、当時の資料には、
カウンタック・ポリスカーとして紹介される事もあった。
第27話「ダイノボットの逃亡 Part1」では、
戦場となった空港まで、ホイスト、インフェルノらを先頭にたって誘導。
画面には映っていないが、ダイノボット等を運んで帰る際にも誘導を行っていたと思われる。
地味なようだが、安全に仲間を送り届けるのも彼の重要な仕事である。
ダイアクロン人形を手に入れたので、乗せてみました。
一回ボンネットを下ろしてて、ルーフを上げないと乗せられません。
アラート、トランスフォーム
アラート、ロボットモード。
頭部はG2サイドスワイプと交換して赤くしてあります。
成形色が少し違いますが気にしない、気にしない。
可動は肩、腕と、首が上に向きます(首は変形の都合。)
武器の微粒子ライフル、ロケットランチャーは変形時には余剰パーツとなる。
「おい、センサーが危険を警告しているぞ」
アニメでは、危険を察知すると、頭部の耳(?)が点灯。
設定では、36m先から2cmのマイクロチップを探り当て、
2.2kmはなれた場所からでも針一本の落ちた音も感知可能。
(コレクション版インフェルノ付属のデータファイルより)
ブロードキャストの側にいたら発狂しそうな地獄耳です。
台詞は第49話「ブロードキャストブルース」より。
奇襲するデストロンを察知するも、対処が間に合わず・・・
参考に、G2サイドスワイプ(左、黒いボディ)と、NewYearSpecial版アラート(右)。
(実際に交換したのはイベント限定復刻の方で、NewYearSpecial版ではありません。)
アニメでは赤い頭部だったのに、実際の玩具では黒い頭部だったアラート。
気に入らなかったので、頭部が赤いG2サイドスワイプと交換してしまいました。
今後、復刻(望み薄いけど)の際に赤い頭部とか出てきたらうれしいですね。
「じゃあ、私は燃えている木を倒すからね。」
左右に手穴があるので、どちらにでも微粒子ライフルを持たせられます。
私が左効きという事もあり、アニメでの使用率も高い左手に持たせていますが、
左右のどちらでも微粒子ライフルを使った事がある(※1)ので、どっちに持たせてもOK。
微粒子ライフルは媒体によっては、ビームライフルと呼称される事もあります。
台詞は第49話より、燃えさかる木をライフルで倒し消火活動。
このシーンでは左手で武器を使用。
第23話「ネガベイターを奪え!」では、左手の指先から光線を発射していました。
(標的の鉄格子は壊れなかったので、かなり低威力のようです。)
「とても消火剤がもたない!」
ロケットランチャーは、スプリングによりミサイルを発射可能。
ミサイルは予備を含めて3本付属。無くしても安心。
劇中で使った覚えがない武器です。どっかで使ったっけ?と思ったら、
第53話「ブルーティカスの攻撃」で、火災に対して消火剤を発射させるシーンが!!
武器として使われるよりずっとうれしい。
こちらはイベント限定で受注販売された復刻版に付属したコレクションカード。
アニメでは武器を左持ちする事が多いアラートですが、
パッケージアートや写真では、右持ちなんですよねえ。
アニメでは第2期グループと一緒に登場していますが、
カードのナンバーを見ての通り、玩具では第1期メンバーと一緒に発売されています。
こちらはe-hobby限定で通信販売された、NewYearSpecial版に付属のコレクションカード。
カードでは赤い頭部ですが、商品は黒い頭部。
過去に登場したキャラが新しいボディを得て再登場というケースは多いのですが、
再販時に新規設定(しかもアニメ後の姿)が起こされるケースは非常に珍しいです(※2)。
しかもロケットランチャーが救命具へと変更されているのがまたうれしいところ。
「ロケットランチャー、微粒子ライフルでデストロンから地球を守れ!」
こちらは当時のパッケージ。
イベント限定の復刻版のパッケージ。
NewYearSpecial版は付属のカードが違うのと専用のシールが追加されています。
どちらもランボルとセットで販売。
グッドバイコンボイセットにもアラートが付属しました。
保存状態が悪かったので、パッケージがボロボロになってます。
グッドバイ~で発売された事、ザ・ムービーに背後からビルドロンに撃たれる没シーンがある事、
続編の2010本編に登場しない事から戦死説もありますが、
e-HOBBY限定ニューイヤースペシャルにて、立派に成長した彼の姿を見る事ができます。
海外版ではランボルの兄弟はサンストリーカーなのですが、
国内版ではアラートが双子の弟として設定されており、
当時のテレマガやパンフレットでは、ランボルと共に、スカイワープ、サンダークラッカー相手に空中戦をしています。
ということで、うちでは3人兄弟と設定して遊んでいます。
(この設定は公式設定ではありません。)
この写真は日記の方で一周記念で使用した物です。
(どこかに置いておこうと考えていたのですが、やはりアラートの項目しかないでしょう。)
それでは、これからも仲の良いカウンタック3兄弟ともどもよろしくお願いします。
08/08/20
08/11/1 記事修正
09/01/08 記事ちょい修正
09/04/29 記事追記修正
09/05/27 記事ちょい修正
12/05/26 記事追加
※1:アニメでは左右のどちらの手でも微粒子ライフルを使った事がある。
右手
第18話「対決!ダイノボット Part2」では、
迷い込んだカウボーイを追い払う際に右手で威嚇射撃している。
第25話「メガトロン地球征服作戦 Part2」では、
サイバトロン総攻撃シーンで右手で微粒子ライフルを使用している。
左手
設定画、アニメ第1作後期オープニング、2010オープニングでは左手持ち。
(2010オープニングは玩具CFの流用ですが)
第23話「ネガベイターを奪え!」では、
スタースクリームに対して武器を左手で構えている。(撃ってはいない。)
また、この後、スタスクと結託したあとでは右手に持ち替えていた。
第26話「ダイノボットの逃亡 Part1」では
発電所に駆けつけるシーンでも左手で持っている。
(セリフも無いし戦闘の描写もないですが)
第49話「ブロードキャストブルース」では、
山林で発生した火災が周囲に広がるのを防ぐために、
左手で微粒子ライフルを使用し、周囲の木々を打ち倒している。
同話では何故か海外名のレッドアラートと呼ばれていた。
余談、アニメ以外の媒体での左手に武器を装備した事例
変形!ヘンケイ!版付属コミック表紙
ジェネレーションズ版パッケージイラスト&写真
e-HOBBBYマガジン、New Year Special ランボル&アラート 記事内写真
2012年TCC(トランスフォーマーコレクターズクラブ)会報コミック
※2:再販時に新規設定が起こされるケースは非常に珍しい
海外G2再販時も、武器設定が追加される等はありました。
あとがき
長い物でトランスフォーマーも来年25周年だそうです。
アラートと出会って20年以上たつのですねえ。
そのアラートのレビューですが、一番最初に作成しただけに、
写真も情報量も、他のキャラに及ばず・・・主役がこれではいけません。
全力全開で修正・・・のハズが新規レビューになってしまいました。
本当は1周年記念で行いたかったのですが、時間的にかなり無理があるので、
極小変形でお茶を濁し・・・その極小変形も一周年に間に合わず。おいおい
本編の出番は数える程度ですが、色々と話題と玩具化に事欠かないアラートですので、
きっとまたアラートと名の付く玩具をレビューするのも遠くはないでしょう。
※追記、25周年である09年4月には、変形!ヘンケイ!トランスフォーマーで発売。
しかも国内限定ということで、個人的にはうれしい限りです。