こんにちは、かいデデデです。前回の記事の最後にトンデモ発言したことによって、ブログのプレビュー数が個人ブログではなかなか見られない数字になっていたことに驚きを隠せません。(主にアユハさん、あばだんごさんのパワーだとは思いますがRTして下さった方々ありがとうございました)
内定を蹴ったことは本当です。あの記事を公開してからオフでなぜ内定を蹴ったのかその理由をよく聞かれました、しかしその度になんとなく笑って誤魔化し、濁していました。ここでは誤魔化さずしっかり説明したいと思います。
僕はスマブラspでトッププレイヤーを目指し、このeスポーツの世界で生きていくことに挑戦したいと思っています。正直に言って、そのために内定を蹴りました。もちろん自分でもあまりにも無謀な決断だとは思っていますし、多分僕が一番それを感じています。それなのに何故こんな馬鹿げた決断に至ったのか、それをこれからきちんと説明していきたいと思います。
何故内定を蹴ったのか。日本トッププレイヤーの中では社会人スマブラーも多く、むしろ専業の方が少ないでしょう。社会人になること=トッププレイヤーにはなれない、という式が僕の中にあった訳ではありません。内定を蹴ったその経緯、それは噛み合いでした。
僕は今年の3月から就活を始め、7月には終えました。業界はIT業界、いわゆるSEになる予定でした。この業界を目指した理由としては、父、兄とIT業界勤めであり身近であったからであり、お兄ちゃんITだし、俺もそうしよ〜っとみたいな感覚です。本当に全く真面目に就活してなかったことが伺えます。そして就活を終えた僕は、俺の寿命も数カ月やな〜などと考えながら残りの命を過ごしていました。10月からは入社式、内定者懇談会、入社前研修等等が始まりました。その3つを終えわかったことは、僕の入社する企業はトンデモない体育会系かつ、古臭い習慣の残る会社だということでした。(入社式にて、決意表明ーーーッッ!!と、運動会の選手宣誓のようなことをさせられる等、色々ヤバそうな雰囲気を感じました)
就活する上で、割と自分の肌似合いそうな会社を選んだつもりでしたが、実際に開けてみればこれでした。わがままな僕はこの会社では絶対にやっていけないと感じました。それならば内定辞退→再就活となるのが当たり前ですが、ちょうどその頃には僕を刺激する2つの出来事がありました。それは海外大会のTBHに行ったこと、ウメブラFINALまでの1ヶ月間、予選抜けを目標に本気で努力するも、あと少しで届かず、悔しい思いをしたことです。
TBHはスマブラ4最後の大型海外大会ということで、卒業旅行のような感覚で行ってきました。初海外遠征、楽しかったことはもちろんですが、結果は振るわず、もっとこの世界で活躍したいという刺激になりました。そしてウメブラFINAL、この大会は本当にスマブラ4最後の舞台であり、最後くらいは本気で取り組みたいという気持ちから、ウメブラ初の予選突破という目標を立て練習しました。しかし結果はプール敗者側決勝での敗退、こんなことで思う人もいるかもしれませんが、残念ながら僕の人生ではこのウメブラFINALまでの1ヶ月間が最も頑張った出来事であり、非常に悔しい思いをしました。スマブラ4が終わり、スマブラspが始まり、僕はスマブラspでは必ず結果を残すぞ!と決意しました。
結果を残すために最も邪魔になるであろう存在、それが就職、仕事でした。どこか企業に就職し、新しい仕事を覚えながら、責任が伴う別の何かに意識を割かれながらスマブラを本気でやれるか考えた結果、不器用な僕には不可能だという結論に至りました。僕はプレイヤーとしては良くて中堅、中堅下位程度の実力であり、そのような実力のないプレイヤーが片手間に仕事をしながら最上位まで駆け上がるには、いつ終るかわからないこのゲームにおいては間に合わないのではないか、とも思いました。
もともと考えていた内定辞退、スマブラへの情熱、この2つが噛み合ったことで、かなり話が飛躍していますが内定を蹴りスマブラでトップを目指すという決断に至った訳になります。
この決断ができたことは僕が恵まれた環境下にあったことが大きいと思っています。僕は今年度で大学を卒業する予定ですが、学費は全て両親が支払い、奨学金も借りていません。内定を蹴る前にはもちろん親に相談しました。僕が何を思ってどうしようとしているか、包み隠さず話した所、まぁとりあえず1年はやってみていいんじゃない、と心配で仕方ないであろう所で背中を押してくれました。僕の人生一のわがままを突っぱねず聞いてくれた両親には本当に感謝しています。ここまでが、内定を蹴った理由と、その経緯です。
次に、これから僕がどのように活動していくかです。正直に言って、まだ何も決まっていないというのが現状です。生きていくには食べなくてはいけなくて、食べるにはお金が必要です。一番最初に考えたことは、YouTube等での動画の広告収入です。トッププレイヤーのあばだんごさんが自身のYouTubeの広告収入についてnoteに書いてくれていました。
あばだんごさんはスマブラガチ勢であれば知らない人はいない程の有名な方で、YouTubeチャンネル登録者数10数人の僕とは比べ物にならない程の差がありますが、これくらいできればどれくらいの収入になる、という1つの指標になるので本当にありがたいです。動画投稿を1つの収入源にするのであれば、知名度がなければ話にならないでしょう。名を知ってもらうためには、オンライン、オフライン関わらず大会で名を挙げることが最も効果的でしょう、特に知名度を上げるための活動を行っていなくとも、大会にて上位に食い込む選手というのは、ガチ勢のみならずライト層にも強者として認知されるものです。
しかし、大会で上位に食い込むと口で言うのは簡単ですが、実際のところ今の僕の実力ではかなり厳しいでしょう。僕の現在のスマブラspの実力はスマメイトレート1600程で、THE中堅といったところ、今の実力では万が一にも大会で上位に食い込むことはできないでしょう。それではどうするつもりなのか、もちろん僕はわずか数週間で大会で一旗挙げてやろう!などとは考えていません。親から与えられた期間は2019年の一年間、その一年フルに使って成果を挙げていきたいと考えています。その中で両親を納得させられるような成果を挙げることができれば、それ以降も継続して活動を行っていくつもりです。(もちろん自分でもうこれ以上は無理だろうと判断したり、家庭の事情で再就職しなければならなくなったらスッパリ諦めるつもりですし、両親とはそういう約束をしました。)
具体的な目標としては、まずは半年以内(6月まで)にウメブラbest48以上を取ること。未だに予選を抜けたことがない人間にしてみれば少し厳しい目標かもしれませんが、とりあえず半年はこの目標に向けて頑張っていきます。また、ウメブラが以前のようにこれからも96人でトーナメントを行うかもわからないため、その時はそのトーナメント方式に沿った目標を設定することにします。
それともう一つ、現在僕は主にTwitchで配信を行っているのですが、チャンネル登録者数は90人で細々と配信を行っています。これもYouTubeに完全移行し、半年(6月まで)の間にチャンネル登録者1000人を目指します。YouTubeで収益化が通るボーダーとして、チャンネル登録者数が1000人を超えているかどうか、というものがあります。その他にも動画の総再生時間が〜時間を超えている等ありますが、YouTubeでファンを増やすことも含めまずはチャンネル登録者数1000人を目指したいと思います。
もちろん稼ぎの全てをYouTubeの広告収入で賄うのはあまりにもリスクが大きいでしょう、依りどころは多くあるべきです。しかし今僕にできるスマブラでお金を稼ぐ方法はありません、海外でマネーマッチするくらいでしょうか?お金を稼ぐ方法というのは、新たな情報を取り入れつつこれからずっと模索していきたいと思います。(もちろん生活費やその他諸々の費用のため、アルバイトは無理ない程度にやるつもりです。)
ここまで読んで頂ければわかる通り本当に何もかもがゼロからのスタートで、最初に述べた通りなんと無謀な決断なことかと思います。しかしあまりにも波のない人生、22年生きてきて楽しそうだからやってみたい!ということは恥ずかしながら初めてかもしれません。家族という心強いスポンサーも最初からついていることですし、一年間は精一杯頑張ろうと思います。
大学は卒業するので、1月中は卒研発表に向けて少し忙しくなるためあまり勢力的な活動はできななそうです。来年はスマブラを楽しみつつ、成果を残せるよう頑張っていくので、よろしくお願いします。
それでは皆さん良いお年を!来年はいい年にしたいですね。