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外国籍市民、入管職員が専門相談 平塚市役所窓口に県内初

政治行政 神奈川新聞  2020年06月23日 05:00

平塚市役所
平塚市役所

 平塚市は23日から、外国籍市民を対象に出入国管理や在留資格などについて東京出入国在留管理局職員が応対する「専門相談」を始める。入管職員による市役所での相談窓口は県内で初めて。併せてテレビ通訳システムの端末を増設する。

 外国人労働者の受け入れ拡大を図る改正入管難民法が昨年施行され、同局は自治体やNPOなどとの連携を深めている。今回はその一環で、市内約5200人の外国籍市民らの利便性を高めるため、新たに専門相談窓口を設置。入管職員が毎月第4火曜日に、在留資格の手続きや在留カードの申請について1人50分の相談を受ける。事前予約制で、窓口は午前9時から正午まで。

 同市は2月、外国籍市民相談窓口を一元化し、同システムを導入したタブレット1台を配備。英語や中国語、フィリピン語など13カ国語に対応し、3カ月間で30人以上が利用した。6月からは相談窓口を7階から1階に移転。タブレットは5台増やし、市民課やこども家庭課などの窓口にも設置した。

 問い合わせは、市文化・交流課電話0463(25)2520。


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