横浜市内のスーパーでアルバイト中に盗み見た客のクレジットカード情報を悪用して航空券などを購入したとして、警視庁は23日までに、同市の高校2年の少年（16）=中国籍=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。
同庁によると、少年は「80回くらいやった」と容疑を認めている。同じスーパーの客らのカードで2019年11月～20年2月ごろ、1千万円を超える不正使用の被害が出ており、同庁が関連を調べる。
逮捕容疑は1月17日、他人名義のクレジットカード情報を航空券予約サイトに入力して代金約14万円を支払った疑い。
同庁によると、少年はスーパーのレジ担当で、客がクレジットカードを利用して支払いをする際に有効期限とセキュリティーコードを暗記したうえ、売上票に記載されたカード番号をメモするなどしていた。インターネットを通じて、航空券やホテルなどの支払いに使ったという。
