[PR]

 地域によって差はあるが、中学、高校では運動系の部活動が徐々に再開している。コロナ禍にあって、スポーツ用品にウイルスが付着しているかどうかは気になるところだ。しかし、アルコールなどでの消毒は品質劣化につながりかねないと、メーカーが注意を呼びかけている。

 ミズノ(大阪市)は野球用具に関する公式ツイッターで19日、こうつぶやいた。

 「ご注意ください!! 弊社製の野球用具へのアルコール系、塩素系消毒液での消毒はされないようお願いします。樹脂材料に対して強度低下、白化、劣化等影響が出る可能性があります。洗浄等をされる場合は、中性洗剤を薄めて行うようお願いします」

 同社ブランドマーケティング部の堀井洋輔さんによると、今後スポーツが随時始まっていくことを見越してのツイートだった。「何でもかんでもアルコール消毒というなかで、特に野球用具は革製品が多い。アルコール系と塩素系の消毒液だと劣化や強度低下のおそれがあったので、お伝えさせてもらいました」

 野球のバットや、テニスのラケット、ゴルフのクラブなどにまくグリップテープへの消毒液の散布も、品質低下につながる場合があるので、やめてほしいという。

 バスケットボールやバレーボー…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

こちらは無料会員が読める会員記事です。月5本までお読みいただけます。

こちらは無料会員が読める会員記事です。月5本までお読みいただけます。

この記事は会員記事です。

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら

東京オリンピック2020