3カ国語で熱中症NO 横浜橋通商店街で予防呼び掛け 南消防署、初の外国籍団員も協力
2020年6月23日 07時12分
横浜市南区の横浜橋通商店街で22日、買い物客らに日本語と中国語、英語で熱中症の予防を呼び掛ける催しが行われた。同区は外国人の住民が多いことから、熱中症の搬送者が増える梅雨明けを前に南消防署が企画した。南消防団で初めての外国籍団員となった中国籍の飲食店経営林海国(りんかいこく)さん(36)も協力。「日本語と中国語が話せるのが自分の強み。困っている人の力になりたい」と話す。 (丸山耀平)
林さんは十六年前に来日した。当時は日本語が分からず、困ったときは中国人に助けてもらっていたという。今年に入り消防団に勧誘されて「今度は自分が手助けをしたい」と決意し、五月に入団した。市消防局によると、約七千八百人いる消防団員のうち外国籍の団員は三人という。
商店街はこの日、「こまめな水分・塩分補給」「部屋を涼しくしましょう」という予防のポイントを呼び掛ける音声を流した。日本語は商店街の永久名誉顧問を務める故桂歌丸さんの弟子の桂枝太郎さんが、中国語は林さんが担当したという。音声は九月末まで流される予定。
また、同様の予防ポイントを書いたポスターが商店街に張り出されたほか、歌丸さんのイラストと一緒に「熱中症に気をつけましょう!」と書かれた縦一・八メートル、横三・四メートルの横断幕が商店街の中ほどに掲げられた。いずれもメッセージは日本語、中国語、英語の三カ国語で書かれている。
熱中症予防に協力したとして南消防署の小出健署長から感謝状を受け取った同商店街協同組合の高橋一成理事長は「今年は新型コロナウイルスのハードルがあるが、この場所から熱中症患者を出さないようにしたい」と話した。
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