この投稿では、2019年前半の伊藤氏と岡村氏の行動を時系列で考察していく。ソースは
著書「Black Box」➡
メディア ➡
SNS等の投稿 ➡
裁判資料 ➡
で色分けする。なお筆者のコメントは💡、伊藤氏の行動は🔴、山口氏の行動は🔵、アルマーク氏は💚、岡村優太氏は💛で示す。
1月
1月 💛🔴GLAYのギタリストTakuroのMV撮影【ロサンゼルス】
💡岡村氏は監督、伊藤氏はカメラオペレーターとして参加
動画公開日が2月14日なので、編集なども考えると撮影は1月後半~2月前半か
2月
2月1日 🔴AERAのインタビュー記事をFacebookで宣伝
このAERAの記事内にある伊藤氏の経歴が間違いだらけですごい。
2月5日 🔴Hanashi FilmsのFacebookページを開設
💡BBC「Japan's Secret Shame」の企画者であり、アシスタントプロデューサーのHanna Aqvilin氏と共に立ち上げた会社
2月14~24日 🔴シエラレオネで「Complete Woman」の撮影開始【シエラレオネ】
シエラレオネのローカルプロデューサー、Mohamed Saidu Bah氏と
2月21日 🔴CRAZY × ONE MEDIA × 伊藤詩織 動画制作を発表
シエラレオネ前に撮影したもの、もしかすると2018年末かも?
結婚観、ポリアモリー、結婚式と3つの動画に出演
2月26日 🔴Hanashi Filmsの立ち上げをFacebookで宣伝
同日、Hanashi FilmsのFBページで「Japan’s Secret Shame」がRoyal Television Society Awardsにノミネートされたことを発表
3月
3月1日 🔴Hanna Aqvilin氏、「Japan’s Secret Shame」の監督兼プロデューサーのErica Jenkin氏と3人で、Royal Television Society Awardsに出席 【ロンドン】
💡ノミネートのみ、受賞は逃す。左はAqvilin、中央はJenkin氏
3月6日 🔵山口氏が、小林よしのり氏、伊藤氏に対し名誉毀損で反訴
3月8日 🔴カルバンクラインの宣伝出演をFacebookで宣伝
3月13日 🔴💚アルマーク氏が監督した「North Korean Ghost Ships」をFacebookで宣伝
💡伊藤氏は韓国でのカメラ担当として関わったとあるが、FBの宣伝文句はとても素っ気なく、関心すらないようだ。ちなみに「孤独死」に続くCNAの「Undercover Asia」シリーズで、私個人としては「孤独死」よりもこちらの「北朝鮮ゴーストシップ」の方が見ごたえがあった。視聴数もこちらの方が多い。
3月16日 🔴カルバンクラインの広告出演を Facebookで宣伝
💡Facebookのコメントには「被害後、自分の体が嫌で体を脱ぎ捨ててしまいたいと何度も思いました」「I hated myself and my body and after I was violated.」とある。
しかし、被害後すぐである2015年のSNS投稿写真などを見ると、伊藤氏が自分の体が嫌だと思っている様子は全く感じられない。むしろスリムな体を強調するようなタイトな服を着るのが好きだということが分かる。「Actions speak louder than words」である。
3月18日 🔴💛岡村氏、Twitter再開。伊藤氏と撮影で夕張へ【夕張】
3月21日 💛北海道知事候補、鈴木直道氏の応援動画を制作
💡鈴木直道氏は夕張ドキュメンタリーの中にも出演しているので、応援動画を作ってあげたのだろう。岡村氏にとっては造作もないことだろうが、変にドキュメンタリー風の応援動画でちょっと違和感はある…
3月26日 🔴「Japan's Secret Shame」のニコニコ動画放送をFacebookで宣伝
同じくニコニコ動画に江川紹子氏とのインタビューも掲載3月27日 🔴ユーパロの予告編を掲載し、クラウドファンディングでの支援を依頼
3月28日 💛ユーパロのクラウドファンディングでの支援をTwitterで依頼
💡ちなみに同じ日に、伊藤氏のロイター時代の同僚である「リム恵」氏もFacebookで投稿をしている。
imidasの記事の中で伊藤氏自身も認めているが、最初に夕張を取材し始めたのはリム恵氏だった。伊藤氏が夕張を訪れることにした理由は「海外メディアが興味を持ってくれそうな企画だと感じた」からだと言う。「孤独死」のドキュメンタリーを撮ったのも「高齢化社会というトピックは、海外メディアから注目されやすい」からだそうだ。つまり、題材は何でもよく、それを取材することによって自分が海外メディアから注目されることが目的だったということか。
4月
4月4日 🔴ハフポストの生配信トーク番組「NewsX」出演をFacebookで宣伝【東京】
4月10日 🔴 「Open the Black Box」発足会 【東京】
前年10月に伊藤氏と慰安婦ハルモニを引き合わせた、日本軍慰安婦問題解決全国行動共同代表であり、一般社団法人「希望のたね基金」代表理事でもある梁澄子が発足人
4月11日 大阪で「ハルモニたちの『#MeToo』に連帯し、『#WithYou』の声をあげる市民有志」がプラカードを持ち梅田ナビオ前に立つ
💡4月10日の発足集会のログからも、上の「しんぶん赤旗」の記事からも「Open the Black Box」の発足のきっかけが山口氏の反訴であることは明らかだ。民事裁判で伊藤氏側には6人の弁護団がついていたという。いくら世界中から「性被害者」として引っ張りだこだからと言って、ジャーナリストが1人で払える額ではもちろんない。
4月15日 🔴「Black Box」フランス語と繁体語での翻訳出版をFacebookで宣伝 【パリ】
4月26日 🔴BBCラジオへの出演を知らせるFacebook投稿【ロンドン】
4月29日 🔴Newsweekの「世界が尊敬する日本人100」に選ばれたことを伝えるFacebook投稿【エチオピア・アディスアベバ】
5月
5月5日 🔴Twitterを再開。ユネスコの世界報道自由デーの国際会議でオンラインハラスメントに関してスピーチ【アディスアベバ】
5月5日 💛岡村氏「Open the Blackbox」サイトを立ち上げ
💡ドメインの所有者情報は実はインターネットで簡単に検索できる。「OpentheBlackboxー伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」のドメイン登録者は「岡村裕太」氏である。
5月10日 🔴エチオピアのラジオに出演したことをFacebookに投稿【アディスアベバ】
5月11日 💛ハリウッドのEuropean Union Film Festivalに出席【ロサンゼルス】
5月11日 🔴NYのPEN AMERICAでスピーチすることをFacebookで宣伝【NY】
5月 🔴💛民泊サイトを使ってロンドンに滞在【ロンドン】
💡5月の何日からどれくらい滞在したかは不明だが、伊藤氏と岡村氏の5月前半のスケジュールから考えると、伊藤氏はNYから、岡村氏はLAから別々にロンドンに飛び落ち合ったのだろう。伊藤氏がホストに「Me and my partner」と紹介したことは、滞在後に書かれたレビューから明らかだ。
伊藤氏はロンドンに自分だけのアパートは借りていないのだろう。でなければ、民泊サイトでロンドンの部屋を予約する必要はないはずだ。これについては以前の投稿で詳しく述べたので、そちらをご参照願う。
5月27日 💛夕張に関するインタビュー記事とクラウドファンディングをTwitterで宣伝
6月
6月13日 🔴夕張クラウドファンディングについてTwitter投稿【シエラレオネ】
💛岡村氏も伊藤氏のツイートをリツイート【シエラレオネ】
💡伊藤氏のツイートとほぼ同じ時間、しかも深夜であることと、岡村氏がその後「一部撮影に参加した」とツイートしているので、このとき一緒にシエラレオネにいた可能性が高い。
6月21日 🔴香港で「#MeToo & Media」座談会に参加【香港】
6月24日 🔴imidas連載スタートをTwitterとFacebookで宣伝
💛岡村氏も伊藤氏のツイートをリツイート
クラウドファンディングと自殺未遂
3月27日から始めた夕張ドキュメンタリーのクラウドファンディング。岡村氏もとても力を入れており、2人で次々にSNSでサポートを依頼し、6月後半は「いよいよ65%」「いよいよあと10日」と連続ツイートをしていることが分かる。
このクラウドファンディングは「Motion Gallery (モーションギャラリー)」というサイトで行われたのだが、目標の500万円達成目前である6月25日、岡村氏が「モーションギャラリー」のアメリカの姉妹サイトである「Indiegogo」というクラウドファンディングサイトで新たに「ユーパロのミチ」キャンペーンを始めたとツイートしている。
その3日後、伊藤氏が突然自殺未遂を図る(少なくとも本人はそう言っている)
6月28日 🔴自殺未遂 1〜2日入院
この自殺未遂についての考察と、2019年後半の時系列は、次の投稿で見ていく。