この投稿では、2018年前半の伊藤氏と岡村裕太氏の行動を時系列で考察していく。ソースは
著書「Black Box」➡
メディア ➡
SNS等の投稿 ➡
裁判資料 ➡
で色分けする。なお筆者のコメントは💡、伊藤氏の行動は🔴、山口氏の行動は🔵、アルマーク氏は💚、岡村優太氏は💛で示す。
1月
1月8日 🔴POLITICO EUに寄稿した記事をFacebookで宣伝【ロンドン】
1月15日前後 🔴ELLEの取材(日付はクーリエ・ジャポンの記事から推測)【パリ】
1月末 🔴韓国SBSの取材【東京】
1月30日 🔴国会の傍聴席に出席【東京】
2月
2月23日 🔴Skavlanの番組をFacebookで宣伝 (放送は2月16日。撮影は12~1月)
2月23日 🔴ヒューマンライツ・ナウで講演する様子がSNSに投稿 【東京】
3月
3月3日 🔴#WeToo Japan スタート記念イベント出席【東京】
3月7日 🔴Yahoo!ニュースのインタビュー や ハフポストでの討論記事掲載【東京】
3月14日 🔴国連の女性の地位向上委員会に参加する旨をFacebookで宣伝【ニューヨーク】
3月16日 🔴国連本部で記者会見、ヒューマンライツ・ナウの討論会にも参加【ニューヨーク】
3月16日 💛ハーレーダビッドソンの写真をSNSに投稿【LA】
3月21~25日 💛「Advantage Omar Miami」撮影【マイアミ】
3月28日 🔴「孤独死」と「Racing in Cocaine Valley」がニューヨークフェスティバルにノミネートされたことをFacebookに投稿
4月
4月4~7日 💛「Advantage Omar Charleston」撮影【サウスカロライナ】
4月8日 🔴GQインタビューのため編集部を訪問【東京】
4月13日 🔴💚「孤独死」と「Racing in Cocaine Valley」のニューヨークフェスティバルで銀賞を受賞したことをFacebookで投稿 【LA】
別れた後、おそらく初めて顔を合わせた2人。心做しかアルマーク氏の顔がこわばっているように見える
ニューヨークフェスティバルでの銀賞受賞
伊藤氏は初監督作品、そしてカメラ担当としても初参加したドキュメンタリー作品の両方が銀賞を受賞するという快挙を成し遂げたわけだが、普通に考えてそんなことがあるだろうか。伊藤氏はそれまでカメラ担当どころか、どんなドキュメンタリー制作にも関わったことはなかったはずである(ロヒンギャ難民についてのドキュメンタリー制作を除いて…しかしそれも形になっておらず、ネット上でもなんの情報も見つからない。一体誰と、そしてどの肩書で参加していたのか不明だ)。
そしてもっと皮肉なことは、2008年から伊藤氏と出会う2016年までの8年間、様々な媒体にドキュメンタリー作品を提供してきたアルマーク氏だが、それまでの受賞は2014年にウェビー賞という自己推薦エントリーのインターネット作品賞のみ。2015年に伊藤氏を同行させた「アジアンTVアワード」でもノミネートのみで受賞はできなかったのに、伊藤氏という新人女性をスタッフに入れたところ突如としてその2作品ともがニューヨークフェスティバルで銀賞を受賞することになったのである。💡2015年末アジアンTVアワード授賞式に伊藤氏を同行したアルマーク氏。このときは2年半後に伊藤氏のチカラで2つも賞を受賞することになるとは夢にも思っていなかっただろう
この「新人監督、新人カメラ担当として参加した両作品ともが突如として銀賞受賞」という不可思議な現象は、この一言で全て説明がつくのではないかと思う。
ニューヨークフェスティバルは、国連が共催しているコンテストだったのだ。ニューヨーク国連本部で伊藤氏が記者会見したのは、この授賞式のほんの1ヶ月前のことである。受賞に何らかの忖度が働いたことは想像に難くない。
またTwitterやブログ等で「伊藤詩織さんがニューヨークフェスティバルで銀賞を受賞したことをメディアは一切報道しない!陰謀だ!」というような意見をいくつか見たが、実は日本からも毎年ニューヨークフェスティバル受賞作品が生まれているのをご存知だろうか。
金賞受賞作品ですら日本国内で大きく報道されないので、伊藤氏の銀賞受賞の報道が大きくなされないのは当たり前である。逆に伊藤氏の銀賞受賞だけが殊更に大きく報道されたら、それこそが偏向報道と言えるだろう。
ちなみに、このニューヨークフェスティバル授賞式はラスベガスで行われたにも関わらず、前述した伊藤氏のFacebookの投稿はラスベガスではなく「ロサンゼルス」からされていることに注目したい。このとき岡村裕太氏もまさにLAに滞在していたはずであるし、この後から2人の行動が重なっていくからである。筆者は、伊藤氏と岡村氏が親密になったのはこの時からではないかと推測している。
そして、以前の投稿でも書いたが、ジャーナリストの清水潔氏が伊藤氏に関するツイートを最後にしたのが2018年4月14日である。2015年に個人的なルートで相談され、2017年の会見後からは伊藤氏を支援するツイートを頻繁に投稿していたのに、4月14日以降は一切伊藤氏に関するツイートはなく、民事一審の勝訴のときですら完全にスルーだった。絶対におかしい。
ちなみに、伊藤氏がニューヨークフェスティバルで銀賞を2つも受賞したことに関しては清水氏は一切ツイートしていない。ジャーナリストとして、もしくは男性として、この受賞から何か気づかされることがあったのだろうか…
4月18日 🔴ボゴタから、Change.orgの署名を募るFacebook投稿 【コロンビア】
前年の2017年4月にもボゴタにFARC (コロンビア革命軍) の取材に行っていた伊藤氏だったが、2018年も日程から考えてロサンゼルスから直接コロンビアに飛び取材をしたようだ。後にYahoo!ニュースで記事と動画が掲載されたが、動画制作のクレジットは「岡村裕太」になっている。
5月
5月21~30日 🔴エボラ出血熱で学校閉鎖の間にレイプされた少女を取材【シエラレオネ】
💡後に「Complete Woman」でローカルプロデューサーとしてクレジットされている、シエラレオネのジャーナリスト、Mohamed Saidu Bah氏のFacebookに写真が投稿されている
5月27~28日 💛世田谷公園や代々木公園で撮影した写真をSNSに投稿【東京】
6月
6月9日 🔴専修大学にてヒューマンライツナウのシンポジウムに出席【東京】
6月9日 💛上目黒氷川神社で撮影した写真をSNSに投稿【東京】
💡ちなみに2018年1月に撮影された韓国SBSの番組の中で、伊藤氏がランニングをしているのは目黒川の「中の橋」である。
「中の橋」から「上目黒氷川神社」は約500mだ。ちなみに「中の橋」から「世田谷公園」までは徒歩18分。岡村氏は伊藤氏の自宅に滞在していたものと推測される。
6月18日 💛神奈川県で撮影した写真をSNSに投稿【東京】💡神奈川は伊藤氏の実家のある場所
6月21~28日 💛日比谷、港区、目黒からSNS投稿【東京】
6月26日 🔴BBCでVictoria Derbyshireの番組に出演【ロンドン】
6月26日 🔴大和日英基金で#MeTooの イベントに出席【ロンドン】
6月28日 BBC2で「Japan's Secret Shame」放送
6月30日 💛「Japan's Secret Shame」をFacebookで宣伝
2018年も相変わらず飛び続けである。以前も書いたが、ここには私が調べて分かった範囲のことしか書いていないので、実際には、SNSには載せていないプライベートな旅行や、ネットでは探し出すことができなかったメディア露出の仕事などもあり、もっと忙しかった可能性もある。一方岡村氏の方は、目黒周辺からSNS投稿をするようになってから、突然TwitterやFacebookで伊藤氏の動画をリツイートしたり投稿し始めている。
次回の投稿では、伊藤氏と岡村氏の2018年後半を時系列で考察していく。