伊藤詩織さん考察blog

伊藤詩織さん考察blog

伊藤詩織さんの発言と行動を、ファクトに基づき時系列で考察していくブログ。

はじめに

このブログでは、2015年4月に当時TBSワシントン支局長だった山口敬之さんに準強姦の被害を受けたと主張する、伊藤詩織さんの主張の信憑性をいろんな角度から考察・検証していきます。

 

事件のあらましについては、このブログを訪れる方ならすでにご存知であろうと思うので割愛します。もしご存知ない方は、「伊藤詩織 山口敬之」で検索してみてください。

 

重要なポイントは

①事件は密室で起こっており、物証がないので、事実は永遠に2人にしか分からない

②(特に)密室で起きたことに関して双方の主張が大きく食い違っており、どちらかが確実に嘘をついている

③山口敬之さんは嫌疑不十分で不起訴、その後の検察審査会でも不起訴相当と判断されている

という点です。

 

このブログでは、伊藤詩織さんが虚偽の主張をしているという立場に立ち、その主張の信憑性と、また、なぜそのような虚偽の主張をするに至ったかという動機についても考察していきたいと思います。

 

2019年12月19日、民事裁判で勝訴したことを受けて開いた会見の中で伊藤さんは「性被害者を誹謗中傷する、いわゆる『セカンドレイプ』について法的措置を検討している」と話しました。まず、私のこのブログの目的は、「伊藤さんを誹謗中傷することではない」と明言しておきます。

 

自らを「性暴行の被害者である」と名乗り出た彼女の主張を疑問視し、言動の矛盾点を指摘することは、伊藤さん、また伊藤さんを信じる人たちを不快な気持ちにしてしまうであろうことは重々承知しています。しかし、密室内の出来事で誰にも真実は分からず、刑事事件としては嫌疑不十分で不起訴、検察審査会でも不起訴相当と判断されたにも関わらず、伊藤詩織さんを「性犯罪の被害者」として扱うのならば、世界中で「性犯罪者」とレッテルを貼られ非難の目を向けられている山口敬之さんもまた「冤罪被害者」として扱われるべきです。

 

また、山口さんが起こした伊藤さんに対する名誉毀損の訴えが、伊藤さんが「公共性および公益目的」のために戦っていることを理由に却下されたことを正しいとするならば、伊藤さんの主張の疑問点・矛盾点を指摘しながら、虚偽告発である可能性を考察する、またその動機を考察することもまた、数多くの「性犯罪・痴漢冤罪被害者」の立場に立ってみれば「公共性および公益目的」の戦いとなるはずです。虚偽告訴の中で痴漢や強姦が占める割合は多く、女性による性被害の虚偽告訴は、男性にとって恐怖以外の何者でもないでしょう。

 

このブログで考察する情報は、伊藤詩織さんの著書「Black Box」、伊藤さんのインタビュー記事やドキュメンタリー、閲覧可能な裁判資料、またSNS上に一般公開されている投稿を基にしています。個人情報保護のため、インターネットで公開されている投稿に関してはモザイク処理等の修正を施します。