伊藤詩織さん考察blog

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伊藤詩織さんの発言と行動を、ファクトに基づき時系列で考察していくブログ。

伊藤詩織さん考察・時系列【2015】事件まで

いよいよ、事件のあった2015年を時系列で追ってみたいと思う。2015年は内容がとても多いので、複数回に分ける。ソースは
著書「Black Box」➡ 
メディア ➡ 
SNS等の投稿 ➡ 
裁判資料 ➡ 
で色分けする。なお筆者のコメントは💡、伊藤氏の行動は🔴、山口氏の行動は🔵で、追記部分は🎀で示す。

🎀2020/04/11 追記しました

2015年(26歳)

伊藤氏が、おそらく学生ビザが切れたため、ニューヨークの大学を卒業せずに2014年12月末に日本へ帰国したであろうことは、すでに前回の投稿で述べた。2月にロイターでインターンとして働き始める前の伊藤氏の写真が、友人のSNS上で複数公開されている。

1月4-5日 🔴友人複数とスキー旅行

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1月20日前後 🔴友人複数とパーティー

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キャプションには「しおりNYから完全帰国!」とある。

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伊藤氏は山口氏との会合で「ワインならかなり飲めます」と発言したというが、ワイン好きな様子が見てとれる。

2月 🔴ロイター通信でインターンを開始

ロイター通信の東京支局で無給のインターンとして2か月間働く。[出典]

3月3日 🔴LGBT equalityについてのロイター記事公開 (Additional reportingとして)

3月25日(水) 🔴伊藤氏から山口氏にメール

著書では、ロイターのインターンを終え、シンガポールのロイター本社とフリーランスとして契約を結んだ。しかし両親に「せめて二年間会社勤めを」と反対され、両親を安心させ、かつ自分にあった環境で仕事をするため、TBSワシントン支局でまずはインターンとして働き、そこから現地採用を目指すことにした、とある。

💡ロイター東京でインターンをするも、フリーランスとしてしか契約できなかった。その状況を両親は心配しているのに、アメリカまで行ってTBSワシントン支局でもう一度インターンから始め、そこから現地採用を目指すというのは非現実的で、両親をむしろより不安にさせるのではないか。しかもお金は?たった3ヶ月インターンとして働きながら、アメリカに移住できるだけのお金がもう貯まったのだろうか。

当時伊藤氏はCNN東京からもインターンのオファーを貰っていたと言う。2018年10月に行われたBBCラジオのインタビューでは「日本のメディアで働くことに確信が持てず、日本国外または日本内の海外メディアで働きたかった」と発言しており、山口氏に就職斡旋依頼のメールをしたのは、両親を安心させるためというのは言い訳で、単にアメリカで働きたかったという可能性が高い

 

山口氏の「TBSワシントン支局であれば、いつでもインターンにおいでよ」という言葉を思い出し、約半年ぶりに山口氏にメールした。

山口さん、
お久しぶりです。お元気ですか?昨年は日本テレビでのインターンを紹介していただきありがとうございました。学校でのラストスパートと並行して大変貴重な経験を培うことができました。

現在は東京のロイター通信でテレビニュース部のインターンをしております。CNN東京からもインターンのオファーを頂いたりと、ニューヨークでの経験が大変役立っております。本当にありがとうございました。大変感謝しております。

以前山口さんが、ワシントン支局であればいつでもインターンにおいでよといってくださったのですが、まだ有効ですか?笑

現在絶賛就活中なのですが、もしも現在空いているポジションなどがあったら教えていただきたいです。宜しくお願いします!東京にお戻りの際はぜひお会い出来たらうれしいです。

伊藤詩織

💡紫字部分は伊藤氏の著書「Black Box」では省略されている。東京で会うことを自ら希望した事実を省略するだけでなく、一部省略したことに言及しないのは、悪質な印象操作の試みといえるのではないだろうか。引き続き、伊藤氏の著書で省略されているメール部分は紫字で表記していく。

山口氏からは、その日のうちにすぐ返信があった。 

伊藤さん、
インターンなら即採用だよ。プロデューサー(有給)でも、詩織ちゃんが本気なら真剣に検討します。ぜひ連絡ください!
19:25 (EDTでは06:25)

山口さん、
早速のご返信ありがとうございます!本気です!プロデューサーのポジションに応募させていただきたいです。是非ともご検討して頂けませんでしょうか?
宜しくお願いします!

詩織ちゃん、
本気みたいだね。そしたらこっちも本気で検討します。
日本語で履歴書を作ってPDFかFaxで送って下さい。あと、ビザは持ってる?

新規プロデューサーという事になると、採用やら待遇やら、TBSインターナショナル本社の決済をとらないとなりません。これにはかなりの時間がかかります。

あるいは、まずはこっちに来てフリーランスとして契約して、しばらく仕事をしてもらいながら正式な採用に向かうという手もあります。このやり方なら私が決済できます。

どういうやり方がいいか、ちょっと考えてみます。
22:17 (EDTでは09:17)

3月26日(木) 🔵山口氏が韓国軍慰安所に関する記事を寄稿した「週刊文春」発売

3月27日(金)

山口さん、
お疲れさまです。日本語の履歴書を添付させて頂きますので、ご検討の程宜しくお願い致します。
20:17 (EDTでは07:17)

🎀伊藤氏がこのとき山口氏に送った履歴書の本人希望記入欄には「ニュースに関わる仕事が出来るのであれば、雇用体系(ママ)、開始時期、勤務期間などは問いません」とある。つまり伊藤氏自ら「必ずしもプロデューサー職でなくとも、インターンでも構わない」と履歴書に書いているのである。それなのに、著書では巧みに自分のメールを省略し、あたかも山口氏が伊藤氏をプロデューサーとして採用する方向で話を進めているように見せている。
 (2020/04/11 追記)

 

3月28日(土)

伊藤さん、
履歴書受け取りました。ありがとう。最大の関門はビザだね。TBSで支援する事も可能ですので、検討してみます。
ところで、ヤボ用で一時帰国する事になったんだけど、来週は東京にいますか?
17:31 (EDTでは04:31)

山口さん、
ご連絡ありがとうございます。VISAは難しい部分でありますよね (原文ママ)。ご検討の程、よろしくお願いします。
はい、来週東京にいます!一時帰国ということでお忙しいかとは思いますが、もしお時間がありましたら是非お会いしたいです!
21:44 (EDTでは08:44)

3月29日(日)

伊藤さん、
調べたら、支局スタッフとして雇用するために会社で支援をした実績はあるようです。
来週後半、空いてる夜ある?
14:26 (EDTでは01:26)

山口さん、
調べていただきありがとうございます。少し望みが見えて嬉しいです!
空いています!山口さんのご都合のいいお日にちを教えていただければ幸いです。
23:29 (EDTでは10:29)

3月30日(月)

了解です。そしたら、金曜日空けといてもらえますか?なんか奢ります。
01:31 (EDTでは前日12:31)

山口さん
了解しました!4月3日空けておきます!また時間など決まりましたらご連絡ください。
09:52 (EDTでは前日20:52)

🔵週刊文春への寄稿に関し、TBSで査問を受けるため帰国

4月1日(水)

詩織さん、
金曜日、午後7時位からになると思います。何か食べられないものある?
あと、今売ってる週刊文春に僕の寄稿が掲載されているから読んでおいてね。また連絡します。
16:54

山口さん、
金曜日7時了解いたしました!なんでも食べれます:)
週刊文春に!?はい!ぜひ拝見させていただきます!それでは金曜日、お会いできるのを楽しみにしています。
21:58

💡伊藤氏は著書で、4月3日に山口氏と会った時、これまでのパターンや今日の目的からして、当然誰か別のTBSの人が同席するものと思っていたので、二人きりであることに内心驚いたと書いている。しかし、この上の省略されているやり取りの中で伊藤氏から「東京にお戻りの際はぜひお会い出来たらうれしいです」「一時帰国ということでお忙しいかとは思いますが、もしお時間がありましたら是非お会いしたいです!」と言っており、2人で会うことを想定していなかったとは考えにくい

 

🔴孤独死についてのロイター記事公開 (Additional reportingとして)

💡後にアルマーク氏と撮ることになる「孤独死」ドキュメンタリーの元となる記事。著者はロイターのChris Meyers氏で、additional reportingとして伊藤氏、そして写真撮影はToru Hanai氏が行っている。2017年に「孤独死」がドキュメンタリーになった時に、Hanai氏は「クリスもきっと褒めてるよ!」とコメントしている。(Chris Meyers氏は2016年8月1日に長い闘病生活の末永眠されている。)
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4月2日(木) 

🔴宮本エリアナについてのロイター記事公開 (Elaine Liesと共著)

 

次回はいよいよ、事件当日である4月3日を考察する。