伊藤詩織さん考察blog

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伊藤詩織さんの発言と行動を、ファクトに基づき時系列で考察していくブログ。

伊藤詩織さん考察・時系列【2015】4月23日~5日6日

この投稿では、事件発生後の4月23日から5月6日までを時系列で追ってみたいと思う。ソースは
著書「Black Box」➡ 
メディア ➡ 
SNS等の投稿 ➡ 
裁判資料 ➡ 
で色分けする。なお筆者のコメントは💡、伊藤氏の行動は🔴、山口氏の行動は🔵で示す。

 

前回の投稿で書いたように、4月18日のメールから23日まで1週間ほど間が空いている。何をしていたかは著書にもSNSにも書いておらず不明。

4月23日(木)

🔴セクハラで退社した友人Rが法テラスを紹介してくれ、この日、弁護士に無料相談。今までのメールも見せた。弁護士にホテルの防犯カメラの映像を入手する必要性を指摘される。

🔵TBSワシントン支局長を解任され、営業局への異動を命じられる

4月24日(金)

弁護士から、メールに直接的な言葉がないことを指摘され、再び山口氏にメール。

山口さん、
まだ生理が来ていないので不安で仕方がありません。
寝ても覚めてもこのことで頭がいっぱいです。何故妊娠することはあり得ないなどと言えるのですか?理由を教えてください。
11:48

4月25日(土)

🔵その日の夕刊フジに載った自分の記事の写真をFacebookに投稿

🔴友人から山口氏の左遷記事のことを聞く

4月27日(月)

🔴捜査員のA氏から連絡、「逮捕はできない、証拠がないため厳しい」と言われる。A氏に左遷のことを言っても「左遷はいつか分からない、不確かな話はやめましょう」「それでも被害届を出すというなら受けます」と言われた。

4月28日(火)

🔴午前中、A氏から連絡。「左遷は事実なので、行けるかもしれない」「山口氏は現在日本にいるらしいから、明日祝日なので早急に被害届を出してほしい」と言われる。

被害届を出す前に、自分で電話することに。妊娠の可能性について確認したかったし、いきなり電話すれば本音を引き出せるかもと思ったため。

💡「本音を引き出したい」とあるが、何に関する本音のこと言っているのか。まさか「なぜ私を強姦したのか、本音が知りたい」とでも言うのだろうか?

山口氏と似た風貌の人を見るだけでパニックを起こし吐き気に襲われていたが、親友Kの家から、Kと一緒に山口氏の携帯に2度電話したが応答せず。

するとすぐに山口氏からメール。

伊藤さん、
あの携帯は現在私の手元にありません。あと、会社も辞めたので、支局や本社にかけても私にはつながりません。ただ、伊藤さんがワシントンで仕事をするつもりがあるなら、後任の支局長に伝えます。

連絡はこのメールに返信して下さい。よろしくお願いします。
12:52

午後、再びA氏から連絡。山口氏からのメールで会社を辞めたと言っていることを伝えると、勝手に動かないでほしいと怒られる。

シェラトン都ホテルにも映像のことで連絡するも、やはり裁判所からの要求でなければ出せないとの回答。データの保全を依頼した。

山口氏との攻防の合間のショッピング

この日、伊藤氏の友人のSNSに次のような写真が投稿されている。

f:id:gatitomaurice:20200322235630p:plain

💡投稿されたのは4月28日だが、この日に撮られたとは限らない。しかしこの日の前後であることは確実だろう。勘違いしないでほしいのだが、私は「セクシーな服を着ていたら、レイプされても仕方ない」と言っているわけでは断じてない。どんな服を着ていても、レイプを正当化できるわけがない。しかしセクシーな服を着ていれば、人の視線を集めてしまうことは確かだ。「山口氏と似た風貌の人を見るだけでパニックを起こし吐き気に襲われる」のに、脇部分が開いたセクシーなワンピースを試着する気分になるものだろうか。

4月30日(木)

🔴高輪署に被害届を提出。デートレイプドラッグの件を検査してほしいともう一度頼んだが、A氏から「今更検査しても意味がない」と言われ諦める。

5月4日(月)

🔴友人のIと会っている時、友人がFacebookで山口氏の投稿を発見。伊豆にいることが分かる。捜査員A氏に連絡し、山口氏が日本にいるので聴取してほしいと頼むも、警察はFacebookを見ることもメールもできないと拒否。

伊藤氏が「私が直接連絡してもいいか」と聞くと、A氏は「被害者に直接交渉させるのは、警察としては大変問題がある」と躊躇したが、山口氏がアメリカに帰ってしまう可能性があるため許可してくれた。

後で伊藤氏が山口氏に直接連絡したことが問題になった場合は、警察からの依頼であると証言するとA氏は約束した。

💡BBでは、伊藤氏から捜査員A氏に、伊藤氏が直接連絡することを許可してもらったと書いている。民事判決後の裁判では全く逆のこと(私は嫌だったが、捜査員に頼まれた)を主張しているのはひとつ前の投稿の通り。控訴審ではぜひ捜査員A氏に法廷においでいただきたいと思う

 

弁護士事務所から弁護士同席で山口氏にメール。仕事という言葉を入れたくなかったが、山口氏がこれまで仕事に関することしか積極的に答えてないので、山口氏が答えやすい言葉を入れるようにとの弁護士のアドバイス

妊娠と仕事の事で大至急お話したいので、連絡の取れる電話番号を教えてください。
11:45

山口氏からすぐに非通知で電話。携帯がないから公衆電話でかけているとのこと。伊藤氏が会いたいというと、明日の朝の便でアメリカに帰るから無理、もう一度電話すると言って切る。

高輪署に行きA氏のいるところで電話しようとA氏に連絡すると、川に人が落ちたから今動けない、との答え。

弁護士事務所から再び山口氏にメール。

今日は祝日なので病院は空(ママ)いていませんでした。妊娠の可能性があるので渡航の時期を延ばせませんか?
14:36

弁護士事務所を出て、代々木上原駅を出たところで山口氏から非通知で電話。警察と一緒ではなので応答せず。山口氏からメール。

電話をおかけしましたが、お出にならなかったので、またしばらくして掛け直します。
明日の予定はどうしても変更出来ませんが、1週間から2週間程度でまた来日します。また、どこにいても私の出来る事はなんでもしますので、遠慮なく言って下さい。
山口拝
15:08

🔴親友Kが誘ってくれて公園でピクニック。公園に向かう途中で山口氏に返信

家族と合流してしまったので、電話出来ません。会ってお話したいので、日本に帰っている日にちが決まり次第メール下さい。
18:08

💡細かいようだが、こういう細かな嘘に伊藤氏の「事実を都合よく誇張、歪曲する」性格が表れていると思う。なぜ「家族」と嘘をつくのか。正直に「友人と会うので電話できない」ではなぜダメなのか。しかも全く悪びれている様子もなく、著書の中で言い訳すらしていない。「入院」「家族」「怪我」「妊娠」…伊藤氏の嘘は、どれも同情を引くようなものばかりだ。

5月6日(水)

🔴2日間返信がないので、警察の捜査を山口氏が耳にする前に一歩踏み込んだメールを友人と考えて送った

山口さん、
今まで必死に自分の中の記憶と感情を抑えてきました。向き合うと崩壊してしまうからです。ただもう自分自身をコントロールする事が難しくなってきました。

あの夜、山口さんに意識がないまま強制的に性行為を行われ、肉体的にも精神的にも傷つけられました。あの夜、膣は数日間痛み、乳首はかなり傷つきシャワーを当てられないほどでした。膝の関節もずれ今日までサポーターをつけています。そして信頼をしていた山口さんにこの様なことをされ、ショックで夜も眠れずに仕事に出れなくなったりしていますが、今後の自分の将来も考え、必死にこのことに蓋をしてきました。でも、現在、生理が大幅に遅れ、妊娠という可能性が大きくなり、現実的な対処に早急に向き合わなければいけない今、山口さんから誠心誠意のある謝罪、仕事、妊娠に対しての対応を早急にしていただけなければ、もう精神的にも限界で周りに助けを求めざるを終(ママ)えません。本来なら既に対応しているべきだと思います。いち早く病院に行って対応しなくてはならない中、1、2週間で帰国すると言っていましたが、早急に帰国をして対応して下さい。また日本で通じる携帯電話をもってください。こちらから直ぐに連絡出来ないのは困ります。

全ての内容に返答を願います。今までのようにメールの内容を無視、否定されるのはもう限界です。
22:28

🔵山口氏からはすぐに返信があった。

伊藤さん、
あなたが心身ともに疲弊している事についてはとても心配しています。また、近くに相談相手がいない事についても、申し訳なく思っています。私は逃げも隠れもしませんし出来る事はなんでもしますから、まずは落ち着いて下さい。

また、あなたの能力については高く評価していますから、アメリカであなたにふさわしい仕事に就けるよう全力でサポートしたいし、実際にいくつか具体的なポストもオファーが来ています。その段階に進むためには、まず落ち着いて、いろいろな事に前向きに対処する必要があると思いませんか?

事実認識についても、冷静になって下さい。例えばあなたの膝が痛いのは私のせいですか?あなたは寿司屋のトイレで鍵をかけたまま寝込んでいて、外から鍵を開けた店員さんに助けられたのを覚えていますか?店員さんによれば、便器から崩れ落ちて不自然な形で寝込んでいたという事ですから、その時に痛めたのではありませんか?もし、私があなたの膝を痛めるような事をしたと主張するのであれば、どういう局面だったか説明して下さい。いろいろな意味で、まずは冷静になって欲しいと思います。

くり返しますが、私は善意に基づいて、あなたが心身共に楽になるように私の出来る事はなんでもする用意があります。問題を解決するために我々が共同で対処出来るよう、まずは落ち着いて欲しいと思います。

その上で、あなたが私に求めるものを教えて下さい。私が答えるべき全ての内容ってなんですか?あなたのメールではよくわかりません。私は誤魔化したり逃げたりするつもりは一切ありませんよ。あなたもケンカ腰でなく、前向きに整理してわかりやすく伝えて欲しいと思います。
23:12 (EDTでは10:12)

 

翌日の5月7日から怒涛のメール攻防が続く。伊藤氏が著書「Black Box」で省略したメールも含めて、全メールを紹介していく。