私はこれで会社を辞めました 第17話 | 半世紀少年乃皮膚筋炎間質性肺炎闘病日記
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半世紀少年乃皮膚筋炎間質性肺炎闘病日記

2017年に皮膚筋炎(抗ARS抗体陽性)と間質性肺炎(非特異的間質性肺炎(NSIP))を発症。
2018年、憩室炎で2ヶ月連続入院。
妻と娘、息子、犬、猫、みんなに支えられて生きています。
2019年、独立して商品企画コンサルタントになりました。


テーマ:

2007年に、日付印のプロジェクトリーダーとしてグループインタヴュー、分析、商品コンセプト開発をさまざまな部門の中堅を集めて実施した。

 

 

MM執行役員はマーケティングにまったく長けていないマーケティング室長で、専門的なことを相談しても仕方ないので、やることの許可はもらいながら独自でどんどん活動をしていた。

 

 

 

 

グループインタヴューのイメージ

次回作のイラストより

 

 

 

基本私のスタンスは、仕事が楽しくなければ、良いアイデアなんてできない。

 

その意味では、東京でグルーウインタヴューをしたら懇親会をして、どうでもよいことも含めてメンバーで議論する。

 

 

分析やアイデアを考える会議では、会議室を貸切、みんなでこもって考える。

 

 

食事は弁当をとって、話をしながら食べる。

 

会議中もお菓子を食べながらリラックスしてアイデアを考案する。こういった感じがベストだと思っている。

 

 

ゆるゆる、だらだらという表現もされることがあるが結果を出せばよい。

 

 

必ず結果を出すから、自由にやらせてもらう。

 

 

 

ある日開発部門から大きな声で、「そりゃ、弁当食って、菓子食ってやってりゃ楽しいわな!」と聞こえよがしに言う声が聞こえてきた。

当時の開発執行役員SA氏だ。

 

弁は立つがこれまでこれと言った実績は聞いたことがない開発者だが、別に私は嫌いでも好きでもない。

 

とくに大きなかかわりがなかったからだ。

 

 

認印がパソコンで押せるソフトを開発したことがあり、そのことで社内ではITに詳しいと言う評価の人だ。

 

 

パソコンに押せる認印は専門部署で開発販売をしており、さほど大きな売上でもなかった。

 

もちろん、将来的に大きくしていけばいいのだが。

 

 

 

今考えても、なぜそのような嫌味を言われたのかはわからない。

 

 

しかし、このプロジェクトは翌年大成功を収めることとなる。

 

しかし、このSA執行役員が数年後、私の前に立ちはだかることになるとは、その時点では考えもしなかった。

 

 

つづく