私はこれで会社を辞めました 第3話 | 半世紀少年乃皮膚筋炎間質性肺炎闘病日記
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半世紀少年乃皮膚筋炎間質性肺炎闘病日記

2017年に皮膚筋炎(抗ARS抗体陽性)と間質性肺炎(非特異的間質性肺炎(NSIP))を発症。
2018年、憩室炎で2ヶ月連続入院。
妻と娘、息子、犬、猫、みんなに支えられて生きています。
2019年、独立して商品企画コンサルタントになりました。


テーマ:
上司の非協力的な対応にもめげず、売れる新商品をつくりたい一心でプロジェクトを進める。
当時35歳係長。(やめるまで18年。どんだけ長い話だよ!すみません。)

さて、プロジェクトリーダーの私は、先輩後輩構わず、メンバーを4チームに分けて企画を進めた。若手社員が商品の提案を検討し、企画書にして、何度も打ち合わせ、修正をしながら、業務の合間を縫って作業した。

4チームは、それぞれ
1 ペットボトルのキャップにつけるスタンプ
2 てがたスタンプ
3 おなまえスタンプ
4 ネーム印アクセサリー
という企画を完成させた。

今見ると笑っちゃうような企画書だが、当時は一生懸命、みんなで作ったものだ。

ペットボトルキャップのスタンプは企画の精度が低くかった。当時ペプシのスターウォーズのペットボトルキャップが流行ったこともあり、これをヒントにスタンプを作るということが発端だったようだ。
設計を主にしているメンバーが企画を作ると、どうしても「誰に何をつくる?」ではなく「自分のアイデアをどうやってつくる?」という企画になってしまう。
それでも、メンバーの意をくみ、販促として使えないかといろいろあたったが陽の目は見なかった。

てがたスタンプは、商品化され、最初の数年はスロースタートだが、西松屋さんなどを営業が開拓し今でも売れている。
ネーム印アクセサリーは、当時は社内プロセスでボツになったが、キャップレスの設計は当時作ったモノを今でも採用している。
その他リールコードなど後に違うカタチで商品化している。

そして、私が考案したおなまえスタンプの企画。
営業から、組み立てスタンプと揶揄されたこの商品が驚くべき成果をあげる。

つづく