サジバノモウセンゴケ (
D. obovada
)
学 名:
Drosera ×obovada
命 名 等:
Mert. & Koch (1826)
和 名 等:
サジバノモウセンゴケ/D.オボバダ
分 布:
日本(尾瀬・サロベツ)北半球の温帯高山帯~亜寒帯・ハワイ
栽 培 法:
温帯休眠系ドロセラ
栽培難度:
★★☆☆☆
増 殖 法:
葉挿し・株別れ・根伏せ
特記事項:
D. rotundifolia
と
D. anglica
の自然雑種(交配種)
あやしいコラム
◇ 入手困難、栽培容易な優良種 ◇
モウセンゴケとナガバノモウセンゴケが自然に交配して出来た雑種(交配種)。
当然、分布域はナガバノモウセンゴケと等しく、形態的にも生態的にも両者の中間を示します。
片親のナガバノモウセンゴケが立派なものであればあるほど捕虫部が長くなり、サロベツ産のナガバノモウセンゴケよりナガバだったりします。
Drosera obovada
◇ 増殖が面倒? ◇
栽培はナガバノモウセンゴケに準じますが雑種強勢により、親のモウセンゴケやナガバノモウセンゴケより丈夫で栽培し易いドロセラです。
しかし、一代雑種であり発芽する種子が出来ない(不稔性)為、実生は出来ませんので、増殖は葉挿し・冬芽の株分けのいずれかとなるのが欠点です。
Drosera obovada
救仁郷さんのあやしげな世界