暴力の賛美に関するポリシー

概要

2019年3月

個人または集団に向けた暴力をほのめかす脅迫は禁じられています。暴力を賛美することも禁止します。

暴力行為の賛美は、他者に同じような暴力行為を促す可能性があります。さらに、暴力を賛美する出来事のうち、法的または社会的に守られるべき特性(人種、民族、出身地、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、深刻な疾患など)を持つ人々を標的にしたものは、憎悪や不寛容によるさらなる暴力をあおったり、引き起こしたりする可能性があります。こうした理由のため、Twitterでは、他者に同じような暴力行為を促し、現実にオフラインで危害を引き起こす可能性のある方法で暴力行為を賛美するコンテンツ、または法的または社会的に守られるべき特定の集団の一員が主な標的や犠牲者にされた出来事を賛美するコンテンツに対してポリシーを設けています。

このポリシーへの違反とはどのようなものですか?

このポリシーに基づき、法的または社会的に守られるべき特定の集団の一員であるという理由で標的にされた暴力的な犯罪や暴力事件、およびその加害者を賛美する、称える、褒める、または容認することは禁じられています。賛美(褒める、称える、または容認する表現を含む)とは、「こんな事件が起きてうれしい」、「この人は私のヒーローだ」、「もっとたくさんの人にこんな事件を起こしてほしい」、「これを機に、こうした行為が増えればいい」などの表現をいいます。

このポリシーに違反しているコンテンツには次のような行為を賛美する、褒める、容認する、または称える表現が含まれますが、これらに限定されません。

  • 一般市民による暴力行為で、死や重傷に至ったもの(殺人、銃乱射など)
  • テロリスト組織や暴力的な過激派組織による攻撃(テロ行為と暴力的過激主義に関するポリシーにて定義)
  • 法的または社会的に守られるべき特定の集団が標的にされた暴力事件(ホロコースト、ルワンダ大虐殺など)

このポリシーの違反にならないケースとは?

このポリシーは、他者に同じような暴力行為を促す行為の賛美や、法的または社会的に守られるべき特定の集団が主な標的や犠牲者となった暴力事件の賛美を防止するためのものです。国家主体による暴力行為のうち、法的または社会的に守られるべき特定の集団を主な標的にしていないものについては、このポリシーが適用されない場合があります。

このポリシーへの違反があった場合、誰が報告できますか?

このポリシーに抵触する可能性のある投稿については、誰でも報告できます(Twitterアカウントの保有者である必要はありません)。 

このポリシーの違反を報告するにはどうすればよいですか?

アプリから

アプリからコンテンツを報告し確認を求めるには、以下の手順に従います。

  1. アイコンから [ツイートを報告する] を選択します。
  2. [不適切または攻撃的な内容を含んでいる] を選択します。
  3. [脅迫行為や暴力を助長している] を選択します。
  4. 誰に代わって報告しているかを選択します。
  5. 確認を求めるツイートを5件まで選択できます。
  6. 報告を送信します。

パソコンから

パソコンからコンテンツを報告し確認を求めるには、以下の手順に従います。

  1. アイコンから [ツイートを報告する] を選択します。
  2. [不適切または攻撃的な内容を含んでいる] を選択します。
  3. [脅迫行為や暴力を助長している] を選択します。
  4. 誰に代わって報告しているかを選択します。
  5. 確認を求めるツイートを5件まで選択できます。
  6. 報告を送信します。

報告フォーム

確認を求めるコンテンツは、攻撃的な内容について報告するフォームから [嫌がらせ行為] を選択することでも報告できます。

このポリシーに違反した場合はどうなりますか?

暴力の賛美に関するポリシー違反に対する措置は、その違反の程度やアカウントの過去の違反歴によって決まります。

このポリシーの違反が初めての場合、該当するコンテンツを削除するように要請します。アカウントを一時的にロックしてツイートできないようにすることもあります。一度警告を受けた後、続けてこのポリシーに違反した場合、アカウントを永久に凍結します。アカウントが誤って凍結されたと思われる場合は、異議申し立てを提出できます。

その他の情報

強制的対応の適用レベルと適用範囲ポリシーの策定に対するTwitterのアプローチと対応についての理念についての詳細もご覧ください。

暴力行為の賛美とオフラインでの危害の関連性については、スーザン・ベネシュ氏の調査(Countering Dangerous Speech:New Ideas for Genocide Prevention)およびDangerous Speech Projectを参照してください。

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