2歳次女を車内に7時間...テレワーク中の悲劇 放置し死亡

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茨城・つくば市で、車の中に放置されたとみられる2歳の次女が死亡。

父親は「保育園に連れて行ったつもりだった」との趣旨の話をしていることがわかった。

17日午後、つくば市の小学校の駐車場で、2歳の次女が心肺停止の状態で発見された。

車内に放置されたのは、およそ7時間とみられている。

次女は搬送先の病院で死亡が確認された。

警察によると、17日午前8時ごろ、父親は8歳の長女と2歳の次女を車に乗せて家を出た。

長女を小学校まで送り届けると、父親は自宅に戻り、テレワーク勤務をしていた。

母親も仕事に出かけ、家にはいなかった。

そして午後3時ごろ、長女を迎えに小学校へ行く。

止めた駐車場で、車の中にいた次女を心肺停止状態で発見した。

なぜ車内に、およそ7時間も次女が放置されたのか。

検察の調べに対し父親は、いつもは長女を小学校に送ったあと次女を保育園に送っていて、「保育園に連れて行ったつもりだった」との趣旨の話をしているという。

17日、つくば市は午前11時47分に最高気温27.8度を観測。

7月中旬並の暑さの中、2歳の次女はおよそ7時間もの間、車内に放置されたとみられる。

街の人からは、「きのう(17日)もすごく暑かったので、車の中にいたら、2歳の子だし。すごくつらかったんじゃないかなって。何でそうなっちゃったのか気になりますけど」、「ありえないですね。子どもを車の中に置いたまま忘れちゃうっていうのは、親としてはちょっとどうですかね」などの声が聞かれた。

警察は、次女の死因や当時の状況を調べている。