「新型コロナ接触確認アプリ」19日午後配信、Google PlayやApp Storeで

GoogleとAppleが共同開発したAPIを活用

engadget

政府は「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を本日(6月19日)公開します。Google Play・App Storeから入手でき、NHKによると公開は午後となります。

この「接触確認アプリ」は、GoogleとAppleが共同開発したAPIを活用。スマートフォンのBluetooth通信機能を活用し、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性が高い人に通知を送ることができます。

具体的には、アプリをインストールし、同意の上で機能を有効化したユーザーを対象に、Bluetoothを利用してほかのスマートフォンと近接した状態を記録します。近接判定される距離はおおむね1メートル程度。近接情報は端末内に暗号化して記録し、14日後に自動で無効化されます。個人情報を収集することはないとしています。

その後、新型コロナ陽性者が、同意のもと自身が陽性であることを登録した際、その陽性者と過去14日間に、概ね1m以内で15分以上の近接した状態の可能性があった人に通知を送ります。

利用者への通知は1日1回まで。アプリの登録のタイミングによっては、すぐに通知されない場合もあります。通知を受けた場合、症状に応じた適切な受診窓口が案内されます。

なお、同アプリは人口の6割が利用しないと効果を発揮しないとの専門家の意見もあります。厚労省も『広く利用されなければ効果を発揮しない』として、強制はしないものの、国民に対し広く利用を促す方針です。


 

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