[PR]

 2017年10月の衆院選を巡り、自民党谷川弥一衆院議員(長崎3区)の選挙運動員が、朝日新聞の取材に対し、報酬として現金を受け取っていたことを認めた。運動員らは「事務所関係者から、(現金入りの)茶封筒を渡された」などと証言した。

 谷川氏の東京事務所は「適正に選挙運動を行っていると認識している。念のため、事実関係を確認しているが、相応の時間を要する」と書面で回答した。

 長崎県大村市の女性は17年10月の衆院選期間中、市内にある谷川氏の選挙事務所で、支持を訴える電話をかけたと証言した。

 選挙後のある日、谷川氏の事務所関係者が自宅に来て、茶封筒を差し出したという。ほかの議員の選挙をボランティアで手伝った経験がある女性は、不審に思って「もらっていいと?」と聞くと、この関係者は「もらってもらえんば困る」「これは自分も預かって来ているから」と答えたという。

 受け取った金額は時給740円…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事です。

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら