こんばんは 店長の小林です。
本日は久々に渋すぎるシリーズのご紹介です。
ドカンマウスキャットと呼ばれる、南米産のジャガーキャットを大きく地味にしたようなナマズです。学名はTrachycorystes trachycorystes であり、小さな属に属しています。
このドカンマウスキャットには他に数種の記載があるようですが、古いため有効かどうかわかりません。ただし最近、2011年にブラジルのマットグロッソあたりで採集された種が新種として記載されています。(Trachycorystes menezesi Britski & Akama , 2011)
通常は下記画像のように、ペルーやコロンビアから輸入されますが ↓
今回ブラジルのタパジョス河下流域アレンカー地区にて採集された個体が輸入されました。これは極めて珍しく当店では当然初入荷となります。ご覧ください ↓
ドカンマウスキャット アレンカー 29cm ¥39800 W.B.SABBY便
黒みが強い、見慣れたペルー産やコロンビア産個体とは体色が少し異なるようで、茶褐色な体色がとても印象的です。
上見の立派な頭部です。29cmあるので迫力があります。
さてこのナマズ、バトラクスキャットとはまた違ったひょうきんな顔してます。はっきりいって可愛い。それなのに恐れを知らないというか図太いというか手を入れたり網をいれると噛みついてきます。可愛いくせに人懐っこいわけではないようです(笑)
こんなチャーミングな顔のせいか噛まれても痛くない。
ということであまり混泳には向いていません。ただ大きくなっても水槽内なら30cmほどでしょうから(ホロタイプで35cm)、様子を見ながらですが大き目の魚達となら混泳出来そうです。
またテリトリーを主張してきますので、それこそドカンなどのシェルターをいれてあげれば、餌を食べるとき以外は巣でじっとしています。
ペット的な感覚で飼えますので単独飼育でも十分楽しめますし、うまくすれば混泳もできるドカンちゃん。ゴロゴロとうたた寝している姿にも癒されます。 いかがでしょう!
店長 小林