郵送で抗体検査 判定に1週間 高崎・GME
 

 感染症などの郵送検査を手掛けるGME(群馬県高崎市片岡町、小和田幸男社長)は、新型コロナウイルスの抗体検査を自宅で受けられる郵送サービスを開始した。採取した血液を同社に送ると、1週間ほどで感染歴の有無が分かる。同社によると、高精度な抗体検査が可能な郵送サービスは全国初という。

 厚生労働省による3都府県(東京、大阪、宮城)での抗体検査でも使われたロシュ社(スイス)の試薬を使う。正確に測定できる確率は陰性が99.8%、陽性がPCR陽性確認後0~6日で65.5%、7~13日で88.1%、14日以上で100%となる。郵送される専用器具で微量の血液を採取し、GMEの検査所に冷蔵便で返送。臨床検査技師が分析し、結果は郵送で通知する。送料込み9900円。

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