[PR]

 大阪府が2025年の誘致を目指す国際博覧会(万博)に向けて、中高生や大学生たちが「100の提言」をまとめ、23日に大阪市内であったシンポジウムで披露した。受け取った松井一郎知事は「国で開かれている万博の検討会でもプレゼンしてほしい」と求めた。

 開催される25年には「団塊の世代」が75歳を超えることもあり、府は万博のテーマを「人類の健康・長寿への挑戦」とした。しかし、府の有識者らの検討会で「中高年のイメージ。もっと若者にアピールできるように」などと指摘された。今月16日に始まった国の検討会でも「若者はどうわくわくしてくれるのか」などの意見が相次いだ。

 どうすれば若い世代が魅力を感じるか――。同じように問題意識を持った大阪大学医学部の学生らが、企画していたシンポジウム「inochi(いのち)学生フォーラム」に向けて、人類とは何かを問う▽生とは何かを問う▽多様性に感動する、などを五つの柱に計100の提言をまとめることにした。

 松井知事は「25年に向けて2…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事です。

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら