日本はかなり暖かい週末だったようですが
パリもぐんぐんと気温が上がりました
屋外はもちろん、この通り
また気温がちょっと下がるみたいですが
まあ、いい季節になったことに変わりはないです。
あー、どんより季節、ようやく終了。
さて、公園へ向かうお昼どき、
パン屋さんに寄って昼食を買ったんですが…
買ったのはクロックムッシュとキッシュ、
そしてハムチーズデニッシュ
このラインアップは
どのパン屋さんでも「温める?」
と必ず聞いてくれるので
今日も当然、聞かれると思っていたら
無言のまま包みだすマダム
あれ、聞いてくれないの?
こんなカチカチのチーズ、ムリー。
えーと、フランス語でなんて言うんだっけ。
とりあえず
エクスキュゼモー
(あ?)
すごく不機嫌そうにこちらを見るマダム。
えーと、ショー、うーん、、、
英語で言おうかなと思ったら
マダムがおっかない顔して
これを温めるの?
ハイ
はーっ
…
なぜそこでため息?
すかさず横にいたT君に
出たよため息
だね
そして彼女はパン3つをオーブンへ入れ
姿を消すではないですか。
あれ、どこ行ったんだ?
会計は別の人だったので
支払ってからとりあえず、待つ。
…
お店はどんどん混んできて
パンの行く末が気になる私。
さっきの人どっか行ったよね?
帰ったよ
え!?
よい週末をって言って出てった
なんと!
帰ろうとしたところに私が注文して
ご機嫌ナナメだったっていうことかっ!
なんていい加減な
じゃ、あのパンの存在は
誰も知らないのでは?!
もう一人いたスタッフも
いつのまにかいないと思ったら
オーブンの隣のレンジが鳴ったら
突然、奥から出てきて
自分のカップを取り出して奥へ消えた
お店が混んでいても休憩優先、
さすがフランス
店内はどんどん列が長くなり
マダムが一人で対応中。
大丈夫か、我が家のパン…
なんか、焦げそうだけど
そろそろ言ったほうが良いかも
すると、パンを取りに移動したマダムが
オーブンの存在に気づいた
ジーザス
ぱち☆ とスイッチを消し
パンを取り出して包み出しひと安心。
いやー、さすがにこれはヒドいね
考えられんわ
ため息をついた挙句、仕事途中放棄。
でも、フランスではありえる…
「ため息」と同様に
「舌打ち」もフランスあるある。
以前、T君とフランス人Aと
タクシーに乗ったとき
彼らは●●で降ろしてください
とAが運転手に伝えると
ちっ
…
あ、いま舌打ちしたね、おっさん
酔っ払ってたT君、日本語で
なあ、なんでこいつに舌打ちされなあかんの
と言って来たので
この人たち、ちょっとイヤだとよくやるじゃん
まあ、そーやけどー
韓国でもさんざん舌打ちされたじゃん
韓国人もちょっとしたことですぐ
ちっ
と舌打ちするので、何度
ちっちっちっ
と舌打ちし返したことか。
彼らはちょっとでも不本意だと
すぐ舌打ちで表現するけれど
日本ではちっ
なんて舌打ちしたら
し、舌打ち?!
ちょっとした事件。
外国生活長くなってくると
大して意味はないのは分かるけど
私は生まれも育ちも日本なので
やはり文化の違いを感じずにはいられません。
なかなか慣れない、この習慣。
あーもーやんなっちゃうなー
ちっ。
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