タンポポ茶に「新型コロナウイルスの予防効果がある」と宣伝したとして大阪の薬局などが書類送検された事件で、お茶の輸入販売会社の代表ら２人が新たに逮捕されました。

　医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、神戸市にあるタンポポ茶の輸入販売会社「徳潤」の代表取締役・白莉容疑者と役員の邵輝容疑者です。捜査関係者によりますと、２人は今年３月まで、国の承認を得ずにタンポポ茶をインターネット上で「抗ウイルス作用がある」などと宣伝した疑いがもたれています。

　邵容疑者は逮捕前、新型コロナに効果があると主張していました。

Ｑ．新型コロナに効く自信はある？
　「あります。それがあるから、中国ではみなさんに勧めている」（邵輝 容疑者）

　タンポポ茶をめぐっては、今年４月に大阪市の薬局などが書類送検されていて、商品を卸していた徳潤も捜索を受けていました。