日本クルド文化協会のチョラック氏によると今春、この地域の在日クルド人としては初の大学生が誕生したという。「次世代の在日クルド人は、普通に日本の会社に就職して、もっと大きな付加価値を日本で生み出せるようになってほしい」(チョラック氏)と、地域全体でクルド人大学生の誕生を喜んでいる。
川口市などでは、「今も100人以上のクルド人の子供が小学校、中学、高校に通っており、今年に続き来年も、大学生になる子供が出てくる見込み」(チョラック氏)だという。同氏の言葉からは、自分らのような在日クルド人の第一世代は建設業や飲食業など、従事できる仕事が実質的に限定されてきたが、次世代の在日クルド人は高学歴化し、就業できる職種が増えるだろうという期待がにじむ。
国際問題が凝縮された、平和なお祭り
話は、クルド人の新年祭ネウロズに戻る。
その日の天気は良く、気温も上昇。日本人の見学者も数多く、屋台のケバブサンドを食べながら、クルド人のダンスや音楽を楽しんでいた。
コメント7件
BANDIT
2016年の記事が何でなんで今頃トップになっているのか不思議だったが、こんなことがあったんですね。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6321269
何とも言えない気持ちです。
aya
ほんっとどうでもいいのですが、ワラビスタンだとワラビ人の土地って意味になってしまうのでは…
石田 陽一
クルド人受け入れを安易にしている日本ですが、その中に反日系民族が移住して、本国の様に戦争等他国に持ち込まれるのが心配です。そのあたりを日本が厳密に精査して貰わないと、日本国民として安心して暮らせない。
ヨハン
海外営業副部長代理補佐
様々な民族や文化、価値観が平和に混ざり合う、豊かな社会が日本に生まれれば良いと思う。そして、そう言う人達が、他国に住む同族に、日本で住むことの現実と住み心地の良さを伝えてもらえれば、良いと思う。そうやって、関東大震災の時の朝鮮人虐殺のような
幼稚な悲劇がなくなれば。...続きを読む西洞院
クルド人に限らず、異文化共生は一筋縄ではいかない。急速に外国人は増える見通しだが、日本人が慣れるには時間がかかり、外国人は急速にローカル化する。摩擦や葛藤解決は簡単ではない。
コメント機能はリゾーム登録いただいた日経ビジネス電子版会員の方のみお使いいただけます詳細
日経ビジネス電子版の会員登録