【STEP-37】exFATでフォーマットしたメディアを使えるようにする

以前の記事【STEP-22】では、WindowsPCとUSBメモリーを共有する為、Raspberry Pi側でUSBメモリーをファイルシステム“FAT32″でフォーマットしましたが、現在、Windowsで一般的なファイルシステム”exFAT”フォーマットされたUSBメモリーはRaspberry Piで開くことができません。これを可能にするドライバーが見つかったので紹介します。

Raspberry Piに”exFAT”フォーマットされたUSBメモリー(SDカード)を接続すると、「unknown filesystem type ‘exfat’」とエラーになります。

タスクバー左端のメニューアイコンから「設定」→「Add  /  Remove  Software」をクリックし、起動します。画面左上の検索枠に”exfat”と入力して「Enter」キーを押すと、しばらくして右ペインに検索結果が表示されます。1番上の”exfat-fuse”のチェックボックスにチェックを入れ、画面右下の「Apply」ボタンをクリックします。

「認証待ち」画面に続いて「認証」画面が現れるので、【STEP-09】で設定したパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。

インストールが終わったら、右ペインの”exfat-fuse”とその下の”exfat-utils”のチェックボックスにチェックが入っていることを確認して「OK」ボタンをクリックし、閉じます。

“exFAT”フォーマットされたUSBメモリー(SDカード)を接続すると、今度は「リムーバブルメディアの挿入」画面が現れるので、「OK」ボタンをクリックします。

ファイルマネージャでUSDメモリー(SDカード)のマウント先が開き、保存されたフォルダを開くことができました。

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Fab(ファブ)とはFabricationの略で、日本語では「モノづくり」を意味します。Shop(ショップ)は工房や工作所の事をさす英単語です。この2つを合わせて、モノづくり工房の意味で「Fabshop(ファブショップ)と名付けました。 Fabshopでは、今は当たり前のように普及したコンピュータやインターネットを活用して新しい時代のものづくりを提案していきます。

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